こっそり教えます!サードプレイスの「ギバー」とは何か?

私の目指す目的交流型のサードプレイスにとって「ギバー」とは何か?

サードプレイスについて考えを深めていくと、自分中心なのか、他者軸なのか、ということでだいぶ意味合いが変わってくることに気づきます。

自分中心となると、マイプレイス型であったり、自分のファンを作る活動が主軸になります。

コミュニティを作るスタンスでサードプレイスを考えれば、目的交流型なのですが、この目的への結束度は、営利を目的にするせよ、ボランティアやサークル活動であるにせよ、明確であれば、人は引き寄せやすくなります。ただし、目的意識を強調すると、固定メンバーの結束力は高まるものの、新参者を受け入れがたい空気感を醸し出すという難点が発生します。

目的交流型であれば、オープンな状態が望ましく、人の出入りに自由度を持たせることがないと、存続が難しくなるでしょう。

その点、社会的交流型のサードプレイスの要素を取り入れて、懇親会を併設することで、第3の居心地の良い場所のオフタイムな環境に位置します。

気軽にお互いの話ができて楽しめるので、目的意識は薄まります。ただ、社会的交流タイプだけだと、飲み会を企画・運営しているだけの立ち位置になり、アウトプットは、ストレス発散程度で収まるのでしょう。(このバランスは微妙で、どちらかに偏るのは避けられません。)

何らかの目的をもって交流するタイプのサードプレイスが一番、人と人の関係性の中で、変化をもたらせる可能性が生まれてきます。

ここで大事なのは、完全なる組織ではなく、個人の自由なゆるい集まりなので、お互いの関係性をどのように設計するのか、という課題が出てきます。

ここは、相手にとって、自分が何か価値や情報を提供できるのか、という意識で取り組み、何らかのヒントを提供しあえるような、双方が「ギバー」な関係になれるという点に重きを置くのがベストです。

この「ギバー」は、事業やプランへの出資などのような大げさなものではなく、知人・友人の繋がりを相手に紹介するようなアクションでも十分成り立ちます。

また、相手の活動全般に関して、一緒に参加したり、応援するという程度でも構わないと考えています。

このような小さな「ギバー」を複数続けていると、おそらく、自分に対する「ギバー」が現れたり、貢献されるケースが生まれてきます。

日本語で言うところの「お互い様」みたいなもの

あくまでも、自分から手を挙げて「ギバー」になるという行動は前提として必要になります。

私も相手から得た知識、情報、関係性を可能な限り、シェアをしたり、繋げる工夫を考えたり、相手が喜んでくれる応援の方法を見つけようと試行錯誤しています。

この他人への貢献を目指して、脳を働かせると、不思議なことが起こります。

人と人、点と点の情報が結びつき、予測できていなかった展開が生まれてくるのです。

相手を利用してやろう、何かを奪おうという「テイク」の考え方では、広がりが留まってしまったり、不利益が発生するので、トラブルが発生しがちなのです。

もちろん、「ギバー」なだけではなく、自分が何を目指すのか、どこをゴールにしたいのか、夢を語れる人間でなければ、相手からの「ギブ」を受け取ることはできません。

私は、1年間、サードプレイスに関する活動を目指し、様々な取り組み、アプローチをした結果、「ギバー」であることの重要性と相手に「ギバー」になってもらう為に、自らに熱をもって語れる人物になるべきなのか、ということを体感してきました。

もちろん、まだまだ、道半ばで、サードプレイスのゴールは遠い存在です。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。