【メルマガインタビュー】川島修三さんから「オンラインサロン」について教えていただきました

オンラインサロンのブームは2018年だったのもしれません。

有名人を筆頭に、オンライン上でコミュニケーションをとったり、一緒に学んだり、遊べる場所として、注目されています。非公開のスペースだけに参加しないと楽しいのか、何が起きているのかわからない。

このオンラインサロンを50個も入る人がいるなんて、川島修三さんに会うまで信じられませんでした。彼とのメルマガインタビューの一部を抜粋でご紹介させていただきます。

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多動力な生き方をする川島修三のインタビューを振り返る

【プロフィール】
川島修三さん
webサービスで起業準備中。コミュニティ・オンラインサロン開設運営コンサルタント。サロン加入50個以上。初回ヒアリング無料。元IBM。現フリーランスSE 。ブロックチェーンpolipoli、diggleアンバサダー。加入サロン:池森IT STARTUP、入江開発室、染谷ブログ、UnityVR。webライター。

【安斎】
川島さんの吸収力のすごさに関係しているのは独学力だったのですか。

【川島】
実は、キャリアチェンジとしてクリエイティブな分野に行こうと思って、何度も挑戦して失敗してます。
漫画家になろうとして絵のデッサンを勉強したり、シナリオの学校に通ったり、CGを学んだり。趣味もいっぱいあります。興味があるものはとにかくやってみます。

【安斎】
ホリエモンの「多動力」満載な生き方ですね。色々と学んできたことが、今に生きてるのですね。これで、オンラインサロンにたくさん入られている意味もわかりました。

【川島】
いろんなことにチャレンジして、トライアンドエラーをしています。
テクノロジーがどんどん変わっていくので、次の新しいことを体験できるんだろうと思ってます。

【安斎】
これしかやらない!という起業ではないのですね。
川島さんがやりたいことをやる起業というスタイルを確立されている。

【川島】
自分はサービスを作って2~3年で規模を大きくして、IPOして株式上場してもいいし、バイアウト(売却)して、連続起業をして、その先は、エンジェル投資家になるのもいいかなと。

【安斎】
上場をゴールに設定する人は、いっぱいいますけど、川島さんは、通過点でしかないと。

【川島】
自分が、多種多様なオンラインサロンに入って、起業家のノウハウや考え方がわかったことが大きいですよ。

【安斎】
世界観が大きく変わってきたというのがわかりました。多動も含めて引き出しが増えていって、自分の中でつなげたり、スピンオフしたりしながら、成長しているのですね。生涯やりたいこととは違うのですね。

【川島】
今、やりたいことに夢中になっています。だから、とにかくフルコミットして、ギブしまくります。コミュニティの中で信用を得られるように。結果として、オンラインサロンについて困っている人を助けていたら、コンサルタントの仕事になってました。

【安斎】
そこにニーズがあったという展開。

【川島】
私は全体を見て戦略を立てるのが得意なので、お役に立てているようです。

【安斎】
自分の強みもしっかりと理解されてるのも素晴らしいです。

【川島】
ストレングスファインダーを受けてみたのですが。一番目は内省的というレアなタイプでして、1日中考えていられる、文学者や哲学者のようで、孤独に強い人間なんです。

【安斎】
面白いですね。

【川島】
結局、サラリーマンをするよりも、起業家になるほうが性格的に向いていると気がつきました。自分自身を発見できるのも、オンラインサロンの良さの1つです。
今までにない新しい生き方を見つけられるのがオンラインサロンだと思います。

【安斎】
オンラインサロンやコミュニティを作って、オーナーの役目って、大変な要素が多いですね。私自身、「サードプレイス ・ラボ」というコミュニィを主宰・運営したことで、参加者ではわからないものを味わえてますので。

オンラインサロンは4つの型がある!

川島さんは、たくさんのオンラインサロンに入ることで、それぞれの違いが理解できたそうですが、誰が、どんな目的でオンラインサロンを運営するのかがポイントになります。

さらに、オンラインサロンには4つの型があることを教えてくれました。

「インフルエンサー型」

「コンテンツ型」

「プロジェクト体験型」

「サロン生との共創型」

「インフルエンサー型」は、有名人なので集客はしやすいものの、コンテンツがはっきりせずに、最終的に何をやるのか定まらくて辞める方も多いと言われています。

また、規模が大きくなってくることで、中心メンバーが固まって、後から入ってくる新人さんは入りづらいなど、トラブルが発生しやすい傾向にあります。

「インフルエンサー型」が運営できる人は限られているし、普通の人は参加メンバーになるだけで満足しているものです。

「コンテンツ型」の例として、『入江開発室 世界を変えるWEBサービスをつくる人たちの秘密基地。』というものがあります。

テーマは、WEBサービスをみんなで勉強しようというサロンで、数ヶ月で数百人規模にまで急成長しています。なぜかというと、テーマが「WEBサービスをつくる」とはっきりしているので。プログラマーの方が集まって、一緒に作り上げていってます。

コンテンツを絞り込んだサロンのほうが、何をするかがわかりやすくなります。

「プロジェクト体験型」のオンラインサロンは、一定の期間でゴールを設ける形で成り立っているのが特徴。

いつまでに何をやるという点が明確なので、参加していても熱意が切れることなく頑張れると言われています。

「サロン生との共創型」の事例としては、『ESTONIA HOLIC -仮想移住体験型コミュニティ-』があります。

電子立国のエストニアのブロックチェーン企業やスタートアップ起業の情報を提供するサロンです。サロンの方向性やコンテンツをオーナーが1人で考えるのではなく、メンバーと一緒に考えていってます。スカイプを使って、月1回ほど1on1で話をする機会を設けています。

人気のあるオンラインサロンは、4つの型を組み合わせながら、オーナーとメンバーが一緒に何かを作り上げるという体験が得られます。

その体験こそが、参加者の新しい価値となり、何か未来を切り開くことにつながっていくというのが理想形です。

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「やりがい搾取」問題をどう捉えるのか?

では、誰もがオンラインサロンに参加すれば楽しいから、絶対に参加しなさい、などとは言えないのは、「やりがい搾取」問題がある天に注目しています。

一緒に何かを成し遂げようとすると、自らサロン会費をサブスクリプションのように払いながら、何らかのプロジェクトメンバーになります。ここに関わる時間は、無給のボランティアになります。(成果に対してフィーを支払うケースもあるようですが)

頑張って、成果を一緒に達成するために、自分の労力・パワーを使い切ります。

達成感があるものの、本当に自分がやりたいもの、自分の実績と言えるのでしょうか。

いつの間にかオンラインサロンから与えられた「やりがい」に加わり、自分の「やりがい」とは違うものに向かうとしたら、終わった時点で虚しさや矛盾を感じるというものです。

オンラインサロンの「やりがい搾取」問題です。

私は、自ら参加する目的とゴールを明確にしていれば、この問題は回避できると考えています。

サードプレイス・ラボの「オンラインサロン化」の難しさ

2018年12月に開催した、サードプレイス・ナイトの場で、2019年は「オンラインサロン化」を目指してみたいと宣言しました。

現時点で、達成できていません。

やはり、4つの型のどれにポジショニングするのか、どういう設計をすればうまくいくのかが、まとめきれませんでした。

「コンテンツ」としては、毎月のイベントに特徴があり、単発的になってしまっています。

あくまで「体験」や「学び」をもとに、一歩先に踏み出してもらいたいと私が考えているからです。

このタイミングで気が付いたことがあります。

自分1人で無理やりやろうとすると、「インフルエンサー型」を気取ってしまっている展開になります。

当然、私には、そんな影響力は、まだありません。

「共生型」へのチャレンジをしよう

川島さんとのインタビュー記事内容を読み返して、ブログを書きながら、私の答えが出てきました。

2019年12月3日に「サードプレイス・ナイト2」を開催予定

12月に1年を振り返るイベントとして、「サードプレイス・ナイト」を、今年もやろうと決めました。

去年は、企画運営の大半を私がリードしなければいけませんでした。

企画概要に実験的要素が多くて、ホスト役として全力を尽くすことにパワーを注ぎました。

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私自身も楽しみ、参加者の皆さんも喜んでくれました。

ところが、達成感の後に、参加者との交流ができないで終わった自分への嫌悪感が芽生えました。

もっと、参加する方々と事前から一緒に作り上げれば楽しめたのに・・・。

そうか!1人でリードする責任感から解放されよう!一緒に楽しくやればいいんだから!

企画・運営までを役割分担をしながら、作り上げる物語・コンテンツとして「サードプレイス・ナイト2」を作り上げることに決めました。

あなたの得意なこと、やりたいこと、を参加者同士と結びつけて、作り上げます。

私と一緒に楽しくやってみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。