メリットはここに!フリーアドレスな職場では個人の業務スマホ(携帯)が必須になる!

フリーアドレスな職場で働くと何が変わるのか

固定席ではない環境で働く、フリーアドレスの職場で働いたことありますか?

私は、最近、この環境に身を置いています。最初は、どうにも落ち着きませんでした。

一体何が変わっているのかを何点か、実感を踏まえてまとめていきます。

まず、日本のオフィスにある袖机がなくなります

これにより、余計なモノは持たない。必要なモノはロッカーなどへしまわなければいけません。結果として、ペーパーレスには最高の価値を生んでます。

次に、デスク周りをキレイにする習慣が身につきます。

仕事を終えてデスクを離れるタイミングで机の周りを片付けなければなりません。

明日は、そのデスクは別人が使う可能性がありますから。

日頃、整理整頓や掃除が苦手な人も、身辺をキレイに使わざるえません。

一番の変化は、オフィスの固定電話がなくなること!

フリーアドレスの環境で、最初に大きな違和感を感じるのが、デスクの上に必ずあった電話機が消えている姿ではないでしょうか?

コワーキングスペースで働く、フリーランスの方にしてみれば、自然なことだと思いますが、通常にオフィスで勤めていた人間からすると、驚きです。

完全に電話は、個人の業務用携帯(スマホ)と連絡をやりとりする形になります。

今まで、オフィスの電話を受電しても、実際は、他の方へ取り次ぐという行為が必ずありました。フリーアドレスになると、第三者が電話を取り次ぐことができなくなります。

業務をしている個人がどこにいるのかが定かではない為、転送などができないからです。

これが、フリーアドレスにする最大のメリットなのです。

つまり、必要な相手にダイレクトに連絡をやり取りすることになるので、無駄が大幅に減ります。

しかも、個人の内線連絡も減ります。スカイプなどを使って、メッセージでやり取りが可能になるからです。これは、内線番号を調べるという作業がなくなるので、非常に便利です。

フリーアドレスで働くことで個人だけでなく、組織が変わる

一番大きなインパクトは何かと言われると、毎日、席が変わると、組織単位でデスクを固めていた縦割り組織の弊害、保守的な考え方が変わる点にあります。

組織単位の村のルールは、固められたユニットであれば、誰もが順守しなければなりません。

これがフリーアドレスになることで、隣に座る人、周りに座る第三者は、自分の組織と関係のない、社内の他人に変わります。

これが毎日続くとしたら、閉鎖的なコミュニケーションから、オープンなものに変わっていくのです。

すると、プロジェクトチームなどのユニットを都度作るのに面倒だった調整作業というものが無意味だったことに気が付きます。

社内の知らない人と話したり、興味関心を持つことで、新しい気づきが生まれてきます。

逆の意味では、組織の縛りや煩わしさから離れて、自分のペースで仕事が出来るようになるのです。

もちろん、新人・ビギナーなどの仕事を覚えるまでの期間は、誰かが近くでサポートをすることが求められます。ただ、一定水準以上になれば、自由で構わないのです。

このように考えると、フリーアドレスな職場で働くことが、カフェで働くノマド的なスタイルとも言えるでしょう。

最終的には、組織が変わります。日本企業の業務に対するマネージメントも変わらなければならない日がやってきます。

ここに生産性向上のヒントが隠れていると言えます。

もちろん、サボろうと思えば、仕事をしない人も増えるでしょうから、どうやって、仕事に対して向き合うのか、個人の裁量と仕事の成果のアウトプットの関係も大切になります。

あなたも、もし、職場に閉塞感を感じるならば、フリーアドレスデーを設ける提案をしてみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。