東京オリンピック・パラリンピックが開催されるにあたり、日本人にとってマイナーなスポーツも着目されてきました。
特に、日頃、目にする機会がないパラスポーツという領域は、接点が少ないために
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パラアスリートへのリスペクトは苦悩と努力があるから
アスリートは、自分の人生を賭けて、自分の能力を最大限に伸ばし、結果につなげるために全力で立ち向かっている存在。
だからこそ、誰もが憧れたり、応援したくなるのはうなづけます。
では、パラアスリートの場合は、どうなのでしょうか?
彼らは、日常生活を過ごすのでさえ、大変なこともあるのに、さらに自分の身体を鍛え上げて挑もうとする。
並大抵の精神力と体力では実現不可能です。
負けん気と挫折感の先に出会ったパラカヌー
高跳び選手として活躍を続けていた女性が、交通事故で歩けなくなった失意の日々を過ごし、出会ったのがパラカヌー。
彼女が周りの人たちに支えられながら、パラカヌーのアスリートとして戦っていく様子を中条あやみが演じた、映画「水上のフライト」。
この作品を作るきっかけになった一人のパラカヌーアスリートに、瀬立モニカ選手(1997年生まれ)の実話を聞いて構想を練ったと言われています。
事故や怪我をするまでは、元気はつらつな少女だったのに、下半身の自由が利かなくなり、日常は周りから労られる存在になり、不自由がある日々を過ごしています。
ただ、アスリートとして、上半身を軸に鍛えて、試合に臨む姿は凛々しいものがあります。
中条あやみさんだと、そこまでムキムキなイメージになりませんが、彼女自身が、カヌーを漕いでいる姿、そして、時折、川に落ちてしまう光景は、体当たりすぎて、見ている側がヒヤヒヤさせられました。
元々のスポーツ根性があったからこそ、パラリンピックを目指そうとするストーリーが成り立ちます。
必死に立ち向かう姿は、制約があるからこそ、応援したくなるとも言える展開です。
パラカヌーは、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックから正式競技として採用
身体障害者のカヌー競技として、カヤック、ヴァーの二種目があり、リオデジャネイロ・パラリンピック以降は、正式種目として採用されています。
とにかく水上でカヌー競技を上半身だけでチャレンジするというのは、至難の業。
バランスを取るのも、漕ぐのも上半身だけという条件がついてきます。
健常者がカヌーを漕ごうとしても、正直言って、バランスを取って上手にやるのは難しいもの。
体力、特に、上半身の筋力は不可欠なはず。
今回の映画のシーンでもおそらく吹き替えなどできずに、主演の中条あやみさんが必死に演じている姿に心が揺さぶられます。
地元の川でカヌークラブがあるという共通点からの親近感
私の地元の川では、カヌークラブがあり、定期的に年齢問わず、楽しそうに漕いでいる姿を見かけます。
安心で安全な環境だからこそ、カヌーを貸し出したり、クラブが成り立っているわけで、
映画「水上のフライト」のカヌー練習場も、見覚えがある場所で撮影していたことを、スクリーンで見ながら気づきました。
確かに、瀬立モニカ選手の地元でパラカヌーに取り組めたのも、この穏やかな川があったからなのです。
知っていれば、ロケをこっそり見に行けたのに、と残念がったのは事実です。
パラカヌーに限らず運営資金の問題は根深いと感じる
東京オリンピック・パラリンピック2020に向けて、無名だった競技、特に、パラスポーツはメディアでも取り上げられています。
その中でも、メダルの可能性があるという意味で、パラカヌーも注目はされていますが、実際のところ、遠征費用、本人にピッタリとあったカヌーや道具、選手やスタッフにとって必要な資金を確保することは大変です。
映画の中でも、何度も大塚寧々が無理をして、彼女の競技にかかる費用を捻出しているという話が出ています。
スポーツにはお金がかかるし、パラスポーツだと、さらに必要なコスト、人員が膨大になります。
この現実からも目を背けなかっただけに、映画「水上のフライト」は、素敵な作品に仕上がっていたと思えます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。