職業ドラマ・映画というジャンルは、以前であれば、教師(学園物)、刑事・警察(ミステリー物)、医師(医療物)が鉄板の3本柱でした。
最近は、弁護士や検事、自衛官、料理人、ホテルマン、獣医、など分野が広がっているのは、日の目を見ることが少なかった職種・領域に焦点を当てることで、世界観が広がっています。
「放射線技師」という、医療の中でも存在感が伝わりにくいポジションに光を当てたのが、「ラジエーションハウス」であり、ドラマも2シーズン展開されて、映画化に到達しました。
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ここまで技師たちが活躍するドラマがヒットするとは
窪田正孝さん演じる、天才放射線技師・五十嵐唯織(いおり)の存在感が、この「らジエーションハウス」を盛り上げていることは間違いありません。
正直言って、この分野・職種を取り上げてヒットするとは予想外。
医師免許を持っているのに、なぜか放射線技師として働くという設定の背景が、子供の時の約束を守って生きている、健気さに心が動かされます。
こんなに放射線技師って、病院にたくさんいるんだ!
そもそも、1つの病院に、放射線技師として働く人が、こんなにもたくさんいるということに驚かされます。
また、放射線技師は、レントゲン撮影だけでなく、CTやMRI、エコー、マンモグラフィなど人間の身体の中を画像として撮影する役割を果たしていることに驚かされます。
当然、技術職ですから、テクニックも技量も個人差があるのでしょうけど、このラジエーションハウスの面々は、皆さんが優秀。
遠藤憲一さんを筆頭にした役者陣の素晴らしさ・楽しそうに演じる姿が印象深いです。
とにかく、仕事量も質も高く、放射線科医を助けるだけでなく、患者の病気を発見して命を救うという役回り。
五十嵐唯織の天才的な能力は、度肝を抜かされます。
まあ、本来、医者なのですから、検査と診断が同時にできるスペシャリストなのは当然です。
大事なのは、技量ではなく、彼が、放射線技師として、良い写真(画像)を撮ることに必死になっているのかという点に尽きます。
子どもの時に交わした約束を守るため
子供のときに、半ば命令のように、私を手伝うために、最高の写真を撮れ!(放射線技師になれ!)と甘春杏に言われたことを守って、医療の道に進み、医師免許を取りつつも、放射線技師の道を選び、大好きだった彼女の前に現れた、五十嵐唯織(いおり)。
しかも、杏には、当時の記憶がないというのがドラマで展開され、胸が苦しくなる思いの演技を窪田正孝さんがしっかりとこなすのがたまらない作品です。
もちろん、本田翼演じる「あんちゃん」が可愛いという点がポイントなのですが、ただの恋愛モノにせず、ライバルのようで信頼関係を保てる、技師と医師の関係性を大事にしている設定です。
それにしても、子どものときにした大人になったら、という約束を純粋なまでに守ろうとする時点で、異常な熱量を持って、五十嵐が生きてきたと想像すると、心を打たれます。
ハプニングや事件が起きても乗り越えてしまう面白さ
2時間のスペシャル版ではなく、映画化までする作品なのか、という疑問の声はあるかもしれません。
つまり、病に対して、全力で向かう設定は変わっていませんので。
ただ、ある島に伝染病かもしれないという危機が訪れた時点で、スケールアップしているのは間違いないので、劇場版にする価値はあったのだと思います。
映画の中で、複数起きているハプニングや事件、医療行為も、見事に乗り切ってしまうエンターテイメントに引き込まれます。
本当に、ここまで放射線技師たちが関わるべき仕事なのか?という疑問は残りますけども。
つまらないことを抜きに、必死に患者を救おうとする姿勢に頭が下がります。
患者の病気を正しく見つけようとする姿を信じたくなる
患者の病気を正しく見つけて、わかりやすい画像にして医師にパスをする彼らの存在がなければ、医療行為の質をあげることはできないと感じます。
知識と技量、どちらもハイレベルになるために、努力を続けて、日々、仕事に邁進することで、病気を見つけ、命を救うことに貢献している。
ただ、表舞台に立つのは医師たちであるという現実。
こういう日陰にも近い役割の仕事を取り上げて、作品として世に出すことは、ものすごく価値があることだと感じます。
五十嵐と杏の関係性、今後も気になります。(映画で終わってしまうのだとしたら寂しい)
◆ 窪田 正孝さんの声だけに集中して、映画「えんとつ町のプペル」を聞いてみる
◆ 【映画】「ドクター・デスの遺産」(2020年公開)を見ながら、安楽死について考える
◆ 『医者の正体』平松類(著)で納得!医師と患者のコミュニケーションの大切さ
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。