魅力が最大のスキルに!仕事で好かれる秘訣を学ぶ千田琢哉の指南書

嫌われ者は出世しない?!実力があっても

心が弱くなりかけていると自分が感じる時に、千田琢哉さんの本は、私にパワーをチャージしてくれるので助かっています。

読んでみると、尖っている内容も多いのですが、納得感が得られやすいのは、千田さんの考え方と私の思考が近い部分があるためなのかもしれません。もしくは、千田教に入信させられている一人の可能性もあります。

仕事は好かれた分だけ、お金になる。――魅力”に勝るスキルはない!千田琢哉

1つ1つ興味深い内容なのですが、今の私に刺さった内容は、2点あります。

「自社のルールなんてお客様の知ったことではない。」というフレーズです。

サラリーマンをしていると、いつのまにか業界用語、社内ルールに縛られて、世間の常識から逸脱している場合があります。

自社の常識なんて一歩外に出たら非常識以外の何者でもない。

お客様の声に傾聴しながら、ルールは変幻自在に更新していくのが常識だ。

この言葉を意識して、最近、吐き出している自分がいるので共感したのだと思います。

自分たちのムラのルールに縛られている姿を見たりすると、たまらなく嫌になります。世間や常識から逸脱していることに麻痺した瞬間、事業の存続が危ぶまれるという不安を感じます。

一方で、そのルールを守ることに必死になる側から見ると、私の考え方は異端にしか捉えられません。社内ルールを守らないヤツというレッテルを貼られます。

最低限の折り合いはつける良識はありますが、私は、常に狭い世界(社内、業界)よりも世間一般の目線や感覚を大切にしていきたいと心がけています。

冷静に一歩引いて考えれば、誰でも見えてくるはずなのですが、所属や仲間意識が高まり、狭い檻の中を中心に考えている癖がついていると、気がつかない盲点なのでしょう。

もう一つは、「メールは、できるだけ速く、短く、たまにねぎらい。」というフレーズです。

以前、ホリエモンも猛烈なスピード感でメールを処理していることで有名でした。(ライブドア当時の話です)

即レスをすることに命をかけている人は、私の周りにもいます。

とても良い習慣ですが、中身をよく考えずに返事だけをしてしまうと、相手に誤解を与える可能性もある点は、注意する必要がありそうです。

メールを読んだ。返事もくれた。

でも、中身を一切覚えていない、

忘れているとしたら、即レスは、反射神経を鍛えているのと変わりません。

メールのやり取りだけで仕事をこなせれば楽な部分はありますが、文字のやりとりには、お互いの微妙なニュアンスがブレてしまうリスクが拭えません。

私自身が気をつけたいのは、短いメールという点です。

もしくは、ポイントを読みやすくすることが抜けてしまい、情緒的に返してしまう時がある点です。

冷静に、ポイントと捉えて、即レスを返すことで、仕事のスピードアップを図ることは、ビジネスシーンの中で重視されていくスキルとして定着していくのは間違いありません。

短くシンプルなメールにするからこそ、ねぎらいの部分は重みを増してきます。事務連絡だけをテンポ良くこなしていくと無味乾燥になりがちです。

ほんの一言、シンプルなねぎらいの言葉が含まれているだけで、気持ちのよいコミュニケーションに発展していきます。

メールも含めて、相手に嫌われないで仕事に取り組めることが、ビジネス全般を成功に導くために、大切なポイントなのだと理解できました。

現役ビジネスパーソンのあなたも、日々のルーティンや固定概念を疑い、もっと効率的に、生産性を意識して仕事をしていきませんか?

残業時間の規制などの社会問題がありますが、ポイントは仕事の成果にどう繋げて、無駄を省くのかという点に集約すると私は考えています。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。