風邪の症状で働けない…原因がメンタル疾患ということはあるのか?

風邪のような症状が続いているのに、検査では異常なし。
それでも、仕事に行こうとすると体が動かない——。
「この程度で休むのは甘えなのでは?」と、自分を責めてしまう人も少なくありません。
しかし実際には、風邪に見える症状の主な原因がメンタル不調であるケースは存在します。
本記事では、なぜ心の疲れが身体症状として現れるのか、そして「働けない」状態をどう捉えるべきかを、整理して考えていきます。

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結論:風邪の症状で働けない原因がメンタルというケースはある

「珍しいケース」ではなく、実際に起きている

結論から言えば、
風邪のような症状で働けなくなる原因が、メンタル不調であることはありえます。
しかも、それは決して珍しい話ではありません。

医療機関で検査をしても、
インフルエンザでもなく、コロナでもなく、血液検査にも大きな異常はない。
それでも、強い倦怠感や不調が続き、仕事ができないほどつらい。
こうした状態の背景に、うつ状態や適応障害、不安障害などが隠れているケースは、現実に多く存在します。

なぜメンタル不調が「風邪のような症状」として現れるのか

自律神経の乱れが身体症状を引き起こす

メンタル不調が身体に影響を及ぼす大きな要因のひとつが、自律神経の乱れです。

自律神経は、

  • 体温調整
  • 呼吸
  • 睡眠
  • 消化
  • 免疫機能

といった、生命活動の基盤を支えています。

強いストレスや不安、抑うつ状態が続くと、この自律神経のバランスが崩れ、
身体はうまく調整できなくなります。
その結果、微熱やだるさ、息苦しさといった、いわゆる「風邪に似た症状」が現れるのです。

風邪と見分けがつきにくい理由

メンタル由来の体調不良が厄介なのは、
本人にも周囲にも、風邪との区別がつきにくい点です。

  • 微熱が続く
  • 喉や胸に違和感がある
  • 頭が重く、集中できない

こうした症状は、数値としてはっきり表れないことも多く、
「気のせい」「疲れているだけ」と片づけられてしまいがちです。
しかし、本人にとっては確実につらく、日常生活や仕事に支障をきたす状態です。

「働けない=甘え」ではない理由

無理に出勤すると悪化しやすい特徴

メンタル不調が背景にある体調不良には、特徴があります。
それは、無理をすると回復が遅れ、むしろ悪化しやすいという点です。

「気合で乗り切ろう」
「これくらいで休んではいけない」

そう思って出勤を続けることで、症状が慢性化したり、
ある日突然、まったく動けなくなってしまうケースもあります。

身体が出しているブレーキサインとは

働けない状態は、怠けではありません。
それは、身体が発しているブレーキサインです。

  • 朝が一番つらい
  • 出勤を考えただけで症状が強まる
  • 休んでも十分に回復しない

こうしたサインは、
「これ以上無理をすると危険だ」という、心身からの警告とも言えます。

メンタル要因を疑うひとつの目安

こんな状態が重なっていないか

もちろん、最終的な判断は医師によるものです。
ただし、次のような状態が重なっている場合、メンタル要因が背景にある可能性は高まります。

  • 休日でも体調が回復しない
  • 気力や判断力が極端に落ちている
  • 出勤を考えると体調が悪化する
  • 「休みたい」より「もう無理」という感覚に近い

これらは診断ではありませんが、
身体だけでなく心のケアも必要かもしれない、ひとつの目安になります。

「風邪が治らない人」ではなく「回復する場所がない人」

環境と心身のミスマッチという視点

ここで、少し視点を変えてみたいと思います。
問題は「風邪が長引いていること」ではなく、
回復できる環境がないことかもしれません。

仕事だけが居場所になり、
役割や評価から離れる時間がない状態では、
心の疲労は身体症状として表に出やすくなります。

サードプレイス的な回復の考え方

人には、
「何者かでいなくてもいい場所」
「成果を求められない時間」
が必要です。

そうした余白——いわゆるサードプレイスがあることで、
心身は回復し、再び日常に戻る力を取り戻します。

体調不良は、弱さではなく、
環境とのミスマッチを知らせるサインとも言えるのです。

まとめ:体調不良は「甘え」ではなくメッセージ

立ち止まることは、壊れないための選択

風邪のような症状で働けなくなると、
多くの人は自分を責めてしまいます。

しかしそれは、
「立ち止まって調整してほしい」
という、心身からのメッセージかもしれません。

無理を続けることよりも、
一度立ち止まり、回復の余白をつくること。
それは甘えではなく、これからも生き続けるための選択なのだと思います。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。