プロセスとゴールの関係を読み解くには、逆算思考が良い!受験勉強の頃を思い出してみる

受験勉強の頃を思い出してみる。

暗記力が中心な時代。ひたすら、頭に叩き込むために、時間を使っていました。

参考書、問題集をどれぐらいこなすか、を考えるのは、やはり、時間単位。

1時間で何ページをやろう!とプランを立てていたような記憶がある。

勉強の質を問うよりも、何時間という量を重視していた。

あのやり方は正しかったのだろうか?

1時間机に向かっても、集中できずに過ごしたこともある。

果たして、時間単位で考えるのは正しかったのかと疑問符が湧いてきます。

時間をかけてもできない問題があり、さほど考えなくても答えられる問題もある。

努力が好きならば、好きなだけ時間を積み上げるブロックを楽しめばいい。

ただ、結果にこだわるなら、軸は変わります。

時間をこなすことに納得するのではなく、どんなゴールを描いて何をするのか。

目指すゴールから逆算して時間を考えてみれば済む話です。

浪人生の私は、逆算思考にたどり着く!何がゴールなのか?!

私は、浪人生になった時点で考え方を変えました。

大学に合格する為には、全体の何割を解いて、合計何点になればいいのか。

つまり、満点を目指す必要はなく、確実に点数を合格ラインに到達させる方法を考え抜くことに気がつきました。

だって、今までの試験のように点数が発表されるわけではなく、「合格」か「不合格」の2択しかありません。ギリギリだろうが、トップだろうが、合格は合格なのです。

それこそ、過去問を必死に分析して、自分の得意分野と相性が合いそうな学校を探してみました。もちろん、大学で何をやりたいかを想像することは忘れずに。

得意ではないけれども、知識や工夫をすれば、解ける分野や問題の傾向が攫めてきました。

ここの確度を上げていけば、合格ラインが見えてきます。

加えて、類似な傾向にまで、知識や理解を広げたり、苦手な部分を少しだけ克服しようとチャレンジしていました。

もちろん、諦めた部分は入試直前に割り切りました。

ここが中心の問題傾向ならば、実力よりも運次第だ、と腹をくくりました。

結果は第一志望校には通らなくても、第二志望レベルには無事合格できました。

ここで、第一志望校に拘ると、もう1年の浪人生活が始まるという話になりますが、家計の事情、自分の実力を鑑みて、選択肢としては排除しました。

この時の経験が、私にとって、ゴールを決めて、どうやって取り組めば良いのかを身にしみて理解することになりました。いわゆる【逆算思考】です。

今の時代、働く個人が、生産性の向上を目指すなら、【逆算思考】は避けて通れません。

時間と成果を見越して、どこにゴールを置くのか。その為に、優先順位をつけて、何を自分以外に任せる(場合によっては逃げる)のか。明確にすることで、時間を生み出していけるようになるのです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。