あなたも「歩きスマホ」をやめられる3つの方法

「歩きスマホ」をやめたいと決意しました!

「歩きスマホ」はやめよう!というマナーについては、駅構内の掲示板やアナウンスなどで見かけることが普通になりました。

マナーとして謳われるということは、既に多くの困った人が存在している証拠。

私自身、自分が歩きスマホをしていることに気がつき、この悪習慣を辞める決意を固めて、具体的な方法を考えてみました。

今回の記事では、以下の3つの方法を提案します。

① 腕を振って歩く
② 手に荷物を持って移動する
③ スマホの電源を切って歩き始める

人混みの環境の中で、歩きスマホをしている人としていない人の違いを比べてみました。

何が違うのか、どうすればいいのか。

何箇所かウォッチした結果、この3つの方法に行き当たりました。(科学的なエビデンスはなく、あくまでも、個人的な見解です)

① 腕を振って歩く

公園や土手などでランニングをする方は、腕にスマホをつけてデータを計測することはあっても、スマホの画面を見ながら走ることはありません。

そんなの当たり前の話じゃないのかと、怒られてしまいそうですが、ここに大きなヒントがあります。

ランニングする人は、個人差はありますが、肩を起点に前後する動きとして、腕を振っています。

この動きをした場合、スマホは操作できません。そこまで動体視力が高い人はいません。

そして、腕を振るということは、足を動かす行為、走る、歩くことに対して集中しています。

当然、歩きスマホをしていません。早足で歩く必要はありませんが、自分自身が歩くことに集中していれば、周りの景色を見たり、新しい気づき、発想も浮かぶかもしれません。

② 手に荷物を持って移動する

街中で見ていて、手に(腕ではなく)荷物を持っている方は、歩きスマホをしていない様子が伺えました。

もう一方の手で、スマホ画面をチェックしている人もいますが、ある程度の重さがありそうなカバンなどを持っていると、前を向いて歩くことに集中している様子が伺えました。

もちろん、両手に荷物を持てば、歩きスマホは完全にできません。

片手にある程度の重さがある荷物を持っていると、意識が重さにあるため、スマホを見ようとしなくなります。

③  スマホの電源を切って歩き始める

そもそも、どうして歩きスマホをしてしまうのでしょうか?

常に電源が入っているデジタルツールだから。誰にとっても常識的なことですよね。

だからこそ、充電が切れると、電源を探すことに必死になる人がいますよね。

電源を切らないことがスタンダードになっているスタイルの方が大半でしょう。

だからこそ、あえて、電源を切るのです。(短時間だけ歩くならば、手荷物の奥にしまう程度は必要)

電源を切ると、再度、立ち上げるまでは、タイムラグが発生します。

この3つの方法に取り組めば、歩きスマホの習慣はやめられます。

「歩きスマホ」は、なぜ危険なのか?

よそ見をしながら歩くことで、衝突、転落、転倒などの事故が発生します。

東京消防庁のページよりデータを調べてみました。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201503/mobile.html

救急車などを呼ぶ状況まで至らない、ヒヤッとした小さな事故の数は不明です。

事故種別ごとの救急搬送人員(平成22~26年)東京消防庁より

ぶつかる、ころぶ、落ちる、いずれも軽症かもしれませんが、本人だけでなく、他人に迷惑をかける行為になります。

また、「歩きスマホ」と類似するような「運転スマホ」などと同様に、大きな事故に繋がるリスクの高い行為だと理解するのが正しいでしょう。

発症時の動作別の救急搬送人員(平成22~26年)東京消防庁より

やはり、通話よりもスマホの操作、画面を見ていることで、視界が狭まり、事故を起こしているのです。

本当に、歩きながらスマホを操作しなければいけない状況なのでしょうか?

緊急の通話、地図アプリを見ての確認以外は、スマホを使って歩く必要性はありません。
(地図アプリも事前に確認して、迷わなければ手元で見ながら移動しなくても済みます)

二宮尊徳(金次郎)銅像と歩きスマホ

昔、各地の小学校に立てられていた、薪を背負いながら本を読んで歩く二宮尊徳(金次郎)像を覚えていますでしょうか。

明治14年発行の『報徳記』に「大学の書を懐にして、途中歩みながら是を誦し、少も怠らず」 の一説をもとに、金次郎のイメージを作られてきました。(この逸話が事実なのかという疑問の声は多い)

「薪を背負いながら本を読む」「歩きながらスマホを操作する」は姿としては似ています。

当時と違い、人や車も多い世の中で、歩きスマホは危険極まりない行為。

そもそも、歩きスマホをしているということは、マルチタスク風なアクションです。

このマルチタスクな状況は、非効率であるという説が有力視されるように変わってきています。

子供の頃、ラジオやテレビを見ながら、勉強をしたことがある大人ならば、集中力が分散して捗らなかったことを覚えているはずです。

個人的な意見ですが、「歩きスマホ」の状態は、スマホ依存症であり、ADHD(注意欠如・多動性障害)の可能性もあるのではないかと考えています。

今後、法律や条例で厳密に縛られる前に(歩きタバコのように)、自らのマナーとして、歩きスマホはやめましょう。

① 腕を振って歩く
② 手に荷物を持って移動する
③ スマホの電源を切って歩き始める

あなたも、私と一緒に3つの方法を実践してみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。