水道の蛇口から、冷水機へのシフトを思い出す
私は、子供の頃、喉が乾けば、蛇口から出る水を飲んでいました。(昭和後期の子どもです)
考えてみれば、雑菌も衛生面でも課題はあったはずですが、大きなトラブルはありませんでした。私たち世代が丈夫なのか、当時のカルキ臭のした水のお陰なのかは不明です。
ある日、図書館や公共施設で不思議な箱を目にするようになりました。
足踏みペダルか、蛇口付近のボタンを押すと、冷たい水が飛び出してくるという、冷水機(ウォータークーラー)です。
水道水は、外気温の影響を受けやすいので、真夏は生温く、冬は冷たいという特性があります。
特に、夏に汗をかいた後に、生温い(ほんのり温かい)水を飲むのは、心地よいものではありませんでした。
大量に水を飲むのではなく、少しだけ口の中を潤すには、最高でした。
基本的には、このタイプは、ボトルレス型の冷水機と言われるものですので、水は電気の力で冷やしていますが、基本は水道水です。
冷たいだけではなく、味や質にこだわると、ミネラルウォーターに
水に対する欲求は、冷たいというい感覚から、味や質にこだわるようになったのは、バブルの時代です。
好景気の中、海外旅行に行く人が増えて、食べ物や身近なものにお金を払うことに抵抗がなくなりました。
安全で、おいしい水をお金を払うことに対して、価値観が受け入れられるようになりました。
まずは、業務用の水がミネラルウォーター(各種天然水)になり、一般家庭にも普及しました。
1994年に発生した猛暑による水不足が、市場を開拓したと言われています。
節水を求められる中で、「ミネラルウォーター」が注目を集めます。
一次的には、「ミネラルウォーター」に異物混入という事件の影響も発生しましたが、安全管理の徹底などを経て、品質向上につながり、世間に定着しました。
結果として、良い水を買うという感覚(水は無料ではないことに納得)は誰もが常識的に得るようになると、水道水や冷水機(ウォータークーラー)を選ばないようになり、自販機やコンビニで買うようになりました。
公共機関に残っていた冷水機もメンテナンス時期に、撤去されるケースが増えました。
水からペットボトルを持ち込んでもキャップを閉めれば許される場所が広がったこととも関連しています。
ボトルウォーターでフリーな水を振る舞う環境も増えた!
各種のミネラルウォーターを家庭や店舗、オフイス、各種施設などで振る舞うボトルウォーターのシェア拡大も大きな影響しています。
ボトルそのものは重いのですが、サービス提供会社が定期的に交換に出向いてくれるので、飲料水の運搬の重さという課題が解決されています。
紙コップとセットで提供されてくる感覚は、蛇口に口をつけるよりは衛生的に感じますので、市場が拡大したのはトレンドに乗ったからだと思います。
※私個人としては、ボトルウォーターは、拡販期に運搬・注入担当業者さんが、ボトル容器の扱いが雑になったようで、ボトルの水漏れが起こり、我が家の床を水浸しにするという事故に見舞われました。
今後、家庭用としては使用する予定はありません。(個人的エピソードなので、特定の事業者などについては言及しません)
まとめ:今後、水の争いは避けられない時代に!
人間と水は切っても切れない関係です。
今まで、日本は山と川に囲まれた土地の為、潤沢な水に恵まれてきました。
最近、水源地の土地を外国人が購入しているというい話があります。上流の水源を抑えられると、私たちの手元に届く水に制限がかかるかもしれません。
世界的にも、人口は増加しているので、資源として水をめぐる争いが発生するリスクがあります。
美味しい水を飲む、使う、ということは私たちの常識的な感覚ですが、その価値を理解して、大切に扱うというライフスタイルも意識しないといけないと考えます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。