爽快なまでに常識をぶち破る姿勢こそが、ビジネスパーソンの気持ちに届く。
ビジネスパーソンに強いメッセージを送り続ける著者といえば、千田琢哉さんです。
最新刊の『極 突破力~常識を打ち破り、人生を変革する
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常識を超えた生き方を目指したいならば、千田琢哉さん本でエネルギーを注入してもらおう
私は、このブログの中でも、何度も取り上げてきたのが千田琢哉さんという著者さんの本たちです。
読んでいて違和感もあるのですが、語りかけられるように相手の伝えたいメッセージが胸に刺さってきます。
少し気持ちがなえたり、モチベーションを上げたいときに、カンフル剤として読んで自分を鼓舞するようにしています。
自分が壁だと感じている常識やレベルを突き破れ!という強いメッセージ
誰だって、自分はこの程度、ここから先は難しいという壁を持っているもの。
それは、私たち一般人が、世間を見ての自分の階層だったり、職場の立場だったり、いろいろなものに壁を設定して生きているから。
その点、多作の著者、千田琢哉さんは、突き破れ、突破しろと断言するのが、『極 突破力~常識を打ち破り、人生を変革する
・自分を突破しろ
まずは、今の自分自身を突破するために、親離れ子離れという世界など、誰もが慣れきっている基本的な関係性にまで踏み込んで変えてしまうことを主張されています。
いやいや、そんなに簡単じゃないよ、と屁理屈を述べる余裕を与えないほど、本気を出すように叱咤激励するのが、千田さん流という印象が残ります。
・人間関係を突破しろ
友達なんていらない!と断言する。
刺激もなくだらだらと続くだけの関係で依存しあうような友達ならば本来切ってしまったほうが気が楽になる。
また、自分が相手に嫌われないように気を使うなんてバカバカしいと。
当たり前に思っている人間関係論も突破してしまうことで、新しいステージにたどり着けるのは間違いない。(普通の人が怖がるのは当然の話)
・仕事を突破してしまえ
職場で一番仕事ができる人を真似して、自分が成功者と同じ目線ややり方を吸収してしまえれば、仕事のレベルは一気に高いところまで到達できる。
確かに、無駄や失敗のない、前例に従ったり、標準レベルを目指していたら、いつまでたっても、本質的な仕事のパフォーマンスが上がるはずはないのはうなづける。
・知識の枠も突破しろ!
多動を推奨する時代なだけに、あれもこれも手を出したがる人が多いものの、逆に深掘りしていく人間のほうが知識のレベルも量も質も格段に差がつくもの。これも納得できる話。
SNSは反論をうけることを前提に(いわゆる炎上されて当然と思って)、かかわる強さが必要で、その結果、知識も一般レベルを突き破っていけるという話。
・人生を突破しろ
私が一番、感銘を受けたのは、この「人生を突破しろ」という章です。
心の中に師匠をもっていれば、強く生きられるという考え方。
どうしても、周りの様子をうかがいがちな人が多いのですが、自分の師匠だったら、どう考えるのか、行動するのかをひも解いて、考えられる人は、格段にレベルが高い人なのは理解できました。
突き破ろうとしない限り、自分のレベルが止まってしまうから
千田さんのおっしゃる通り、全てを突き破れたら、周りから反発を受けることを気にしない、図太い人間であり、天才的なまでにメンタルも強い人間なのだと思います。
無理でしょ、私(普通の人)には。
そんなリアクションではなく、本音で自分が生きていくには、今の現状を突き破らない限り、成長も成功もありえません。
自分のレベルが一定のところで止まってしまったら、世の中での自分の価値は、固定してしまい、変化についていけなくなるのは間違いありません。
だからこそ、今の常識、枠を突き破る、壁を乗り越えることが必要なのです。
私も壁を感じる人間でした。
私自身、若い頃から、自分自身で壁を感じて躊躇してしまうところがありました。
例えば、ある勉強、学びをしていても、どこかで壁にぶち当たります。
その時点の自分のレベルでは到底太刀打ちできないものとして、壁として認識していました。
その壁に対して、無理だと捉えてブレーキを掛けるのか、次の山に向かうためには乗り越える存在ととらえるのが良いのか。
前者を選ぶことが多かった私は、大外れはしなくても、大成功に至らないなかで、もがき苦しんできました。
壁なんて、乗り越えてしまえれば、一里塚に過ぎないと決めて挑んでしまえば、意外なまでに、あっさりとジャンプアップできるもの。
他人や世間、家族などの近しい人がどう言おうが、自分自身が乗り越えると決めてしまえれば、壁なんて突破(破壊)できてしまうものなのです。
とにかく、自分自身の感じている常識を突破するしかない
いつもながら、千田さん本は、手厳しいまでに普通のレベルで留まることを否定しています。
優しく「大丈夫だよ」、語りかけるような本が増えている中で、異質なまでに、本音でダメ出しもする男です。
だからこそ、彼の著作は、どれを読んでもぶれないまでに、何をすればいいのか、がクリアになっていきます。
とにかく、自分の決めた勝手なライン・壁や、世間の常識なんてものを飛び越えてしまうような人間を目指して突き進む意思をもって、行動をしてみましょう。
すこしは、千田琢哉さんのような人間に近づけるかもしれませんよ。
◆ 千田琢哉『「特別な人」と出逢うために』を読んで人との出会いを考える
◆ 【レビュー】『現状を破壊するには「ぬるま湯」を飛び出さなければいけない』千田琢哉
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。