【映画】「JOKER(ジョーカー)」のアーサーにはサードプレイスがなかった!

人はどこで壊れるのだろう?誰も認めてくれない、不幸な人生だから?

話題の映画だった、「JOKER ジョーカー(字幕版)Amazonプライム・ビデオを見ました。

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ピエロ(道化師)として生きる主人公アーサーは、笑い出すと止まらない病気(疾患)を抱える

この映画の主人公、アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、アルバイトとしてピエロ(大道芸人)を生業として生活を送っていました。

彼は、突然笑い出すと止まらない、トゥレット障害(神経精神疾患)を抱えている人物。

アーサーの夢は、一流のコメディアンになって人々を笑わせることでした。

実際のところ、仕事はトラブル続きで、世間もアーサーを認めることがなかった。

そんな彼が、拳銃を手に入れて、エリートビジネスマンを地下鉄内で撃ち殺す。

その先は、映画「JOKER ジョーカー(字幕版)」を見て欲しい。

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正直、明るい気分にも、ワクワクすることもないので、ご注意ください。

心が壊れていたのか、生活が壊れていたのか、どちらが先なのか

この「JOKER ジョーカー(字幕版)」のテーマは、格差社会だと思います。

生活が不安定で貧しい、アーサーは夢を見ていても叶わず、人にバカにされたり不遇を味わう。

そこに対して、拳銃という武器を手に入れて、彼はスイッチが入って壊れていく。

この時に、大事にしたいのは、彼は、心が壊れたのが先なのか、生活が壊れたのが先なのか、という点に絞って考えてみます。

彼の抱えていた精神疾患は、仕事や性格に影響を与えています。

一方で、彼の生い立ち、貧しい生活が彼自身を破滅的な道に追いやったとも考えられます。

どちらが先なのか、決定的要因なのか。

私は、生活が壊れたこと、普通に暮らすことができないということが我慢できずに、精神面も壊れてスイッチが入ったのだと思います。

これって、映画の世界なのに、もしかしたら、自分自身、もしくは、友人、知人に似たようなことはありませんか。

とにかく、いろんな意味で袋小路にハマってしまうと、人生の歯車は狂ってしまう。

あわせて読みたいブログ記事

どちらが先に壊れたのか、問題があったのかを問うのではなく、彼のことをわかってくれる第三者が誰もいなかったことに焦点を当ててみたいと思います。

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不遇な人生を歩んで大変ならば、逃げ場所も必要だ(裏サードプレイス論)

私が、逃げ場という考えたのは、自分が落ち着ける〈居場所〉への渇望と、「逃げ場所」としてのサードプレイスというフリーライターの方のブログ記事を読んだことに原点があります。

サードプレイス=逃げ場所

実は、長らくこの裏テーマ・メッセージは抱えていたのですが、私は沈黙していました。

逃げ場所、シェルターとしての位置付けをサードプレイスについて強調しすぎると、きっと、弱腰の姿勢で苦しんでいる人たちを集めてしまうのではないかという危機感です。

私は、かつて、人の相談に乗る機会が多かったのですが、皆さん、心や生活、仕事に苦しみ、つらい気持ちを吐露されていました。

その後、異口同音に

あなた(安斎)も一緒でしょ?!

という強い同意を求められたのです。

確かに、私だって、人生で挫折や苦難を得て、つらい時期はありました。

でも、気持ちを切り替えたり、スタンスを変えたり、環境を変えることで、切り抜けてきました。

逃げたつもりはなくても、結果としては、別の道や場所を見つけて生きてきたのだと思います。

サードプレイス=逃げ場所

それだけに、サードプレイスに潜む、家庭も職場もうまくいかない人が、逃げ場所のようなものを持つことを悪いとは思っていません。

私は、WEBメディア、ストスマのインタビューで、この逃げ場としてのサードプレイスについて語らせてもらいました。

君には「逃げ場」があるか。〜会社に勤めながら、人生を“拡張する”安斎輝夫氏、独占インタビュー〜(1)

逃げ続けることは無意味かもしれないけれど、一時的に、もしくは、生活の一部に、今の自分を切り離せる場所としてのサードプレイスを持つことも必要な人がいると理解しています。

アーサーに、サードプレイスがあれば、人生は変わったのかもしれない

映画「JOKER ジョーカー(字幕版)」の主人公、アーサーにもし、サードプレイスがあったら、どんな人生を送れたのでしょうか。

彼は、親切な隣人、カウンセラーとも結局、距離を置かなければならない状態になり、サードプレイスを確保できませんでした。

結果として、彼は、自分の闇、狂気に振り切って、ジョーカーとして人生を転落していく。

もし、アーサーにサードプレイスと呼べるものがあれば、あのような転落人生にまでいかず、踏みとどまれた可能性があります。

映画「JOKER ジョーカー(字幕版)」を見ても、サードプレイスを考えてしまうのは私ぐらいしかいませんね。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。