「テロとの戦い」という言葉をコロナ以前は、よく耳にしていたフレーズです。
原作が2016年に刊行されたことを考えると、もし、都内で大規模テロが起きたらどうなるのかというのは、もっとリアルティのある世界だったのでしょう。
ドラマ&アンフェアの原作者・秦建日子さんらしい展開力あふれる作品でした。
Amazonプライム・ビデオ で「サイレント・トーキョー」を鑑賞させていただきました。
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短さを感じないスピード感あふれるクライムサスペンス
映画と言えば、2時間モノというイメージが定着しています。
以前なら、複数の作品をセットで上映していた「同時上映」という仕組みがありました。
おそらく、1本あたりが短かったり、魅力や訴求力に限界があれば、抱き合わせで勝負しなければいけない作品、子ども向けなどは、このカテゴリーです。
「サイレント・トーキョー」は98分という短さで、スピード感あふれる展開で引き込まれます。
日本でテロが起きたらどうなるのか?と真正面からとらえた作品
東京・渋谷のハチ公前でテロが起きたらどうなるのか?
世界各地で起こるテロの映像は見ているのに、身近な場所で起きる姿なんて、具体的に想像したことがない人ばかり。
犯人が、「戦争だ!」と犯行声明で予告する文面に戦慄が走るのに、どうも他人事。
それだけに、映画の後半に起きる、大爆発を伴うテロが起きた姿は、CGだとわかっていても、ものすごくリアルに詰め寄られる作品です。
犯行予告の日時場所に足を運ぶ人たちは目立ちたがり屋?
今回の場合、前半の恵比寿の爆破テロは、ジャブのようで、いたずら的なプロローグ。
次に、メインの渋谷の爆破テロは、報道ニュースとして、時間と場所が明記されて、警察なども警備を行っていくのに、どこか緊張感がない状態。
このシーンで大事なのは、クリスマスだから、渋谷に人が集まるのは当然として、犯行予告があっても気にしないで足を運ぶかどうか、という話です。
彼らは目立ちたがり屋だから、というわけではなく、実際に渋谷で爆破テロなんて起きるはずがないという油断がベースになっています。
この油断は、コロナ禍でいえば、最初の緊急自治宣言は緊張感があったのに、繰り返されるうちに、誰もがタガが緩む姿と似通っていますよね。
大丈夫なんじゃないか、という気軽な安堵感こそが、危険との境界線では生死を分けるのかもしれません。
危機管理は、いつ、誰にでも必要なものだけど意識しつづけるのは無理
この「サイレント・トーキョー」を見て、いつ、誰にとっても危機管理が必要なのは身に染みます。
安全安心な場所(zoomで開かれるオンラインイベントの鉄板フレーズになってますが)だと信じるけども、何が起きるか予測できないという意識を欠かしてはいけないのだと実感しました。
ハラハラさせられる展開に意識を集中して見た作品ですが、鑑賞後、自分は、あの場面ではどうするのか、と自問自答させられました。
全ての噂や情報を鵜呑みにしては、がんじがらめになって、動けなくなります。
恐怖を植え付けられたら、前に一歩も進めなくなると、生きていけませんから。
だからこそ、私たちは、目の前に危機が迫っているかもしれないという潜在的な意識は、頭の片隅にもっていなければならないのでしょう。
<秦建日子さん著書>
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。