レジェンドの映画の続編を、当初の計画外で作ろうとすると、とても難しい。
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」(字幕版)は、おそらく、続編を未来に用意して作られていない作品だと思うので、前作までのコンセプトをどのように引き継ぐのかは大変だったのではないだろうか。
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ゴーストバスターズといえば、マシュマロマン!
ゴーストバスターズ(1984年公開)といえば、1980年代最大ヒットともいえるコメディ興行収入を得た作品として有名です。
お化け退治をするゴーストバスターズが戦う相手は、ユニークなキャラクターたちが多くて、その中でも、マシュマロマンは大人気だったのを覚えています。
ニューヨークという大都会で奮闘するシーンは印象深いものでした。
お化けを退治するってコンセプトは鉄板モノ
心霊現象ともいえるお化け退治系は、ホラー作品としては鉄板モノです。
ところが、ゴーストバスターズは明らかにコメディの要素を盛り込んでいるので、子どもも怖がらずに楽しめるエンターテイメント作品として仕上がっていました。
今回の「ゴーストバスターズ/アフターライフ」は、人気の原作の要素を盛り込んで、ラストに近づくほど、ワクワクさせられます。
逆に言えば、最初の30分ほどを辛抱しないと、最後まで見れない映画になっているという苦言は申し上げておきます。
時間差を丁寧に織り込んでいるのは素晴らしい
当時から30数年経過した未来の為、当時の登場人物の孫世代の子どもたちが活躍するという設定。
あくまでも、ゴーストバスターズの世界は、過去のファンタジー的な逸話であって、事実かどうか定かではないという田舎町でストーリーが展開していきます。
大事なのは、この時間差を見事に取り込んだという点だと思います。
無理やり、タイムスリップすることもなく、時を重ねたということに失いかけた過去の伝説みたいなものを冷静に考える子どもたち。
一方で、ゴーストたちは、時の流れに関係なく、再登場する理由も盛り込まれています。
多少強引で、無理を感じる設定はありますが、なんとか辻褄合わせができている点はさすがです。
新しい作品が生まれないから、続編でムーブメントを起こそうとしている
最近、ハリウッド映画では、過去の著名作品の続編を公開することが増えています。
ミッション・イン・ポッシブルのように、明らかに続編が前提となっている作品ではなく、「トップガン マーヴェリック」のように、時を経て、その後を描く作品たち。
もちろん、制作サイドや出演俳優たちの都合など諸事情があって、このタイミングで、続編を作るということで、オールドファンに加えて、新しいファンを獲得しようという姿勢は間違ていません。
一方で、リメイクとは違う形で、続編が作られるものが多い背景として、新作のコンセプトが枯れているとも言えるのではないでしょうか。
VFXによって、映像のレベルは大幅に上がっているものの、見た目ではなく、中身の部分で人を引き寄せないと、映画とゲームの線引きがあいまいになる感覚が生まれてしまい、派手で予算をかけて作った超大作なのに、人の心を満足させきれない状態とも言えます。
ゴーストバスターズの世界観は面白さしかない
結局、最後は、ゴーストを退治するという展開と、強い相手と格闘するというパターンは変わらないものの、キャラクターとしてのゴーストたちが面白くて、笑ってしまいます。
ジャパニーズホラーになると、おどろおどろしい雰囲気の怖いキャラクターのお化けしか出てこないので、このギャップは大きな違いです。
まして、ゴーストに乗り移られてしまう人間が最後は、ちゃんと解放されていくという流れと、レジェンドたちとの遭遇など、当時「ゴーストバスターズ」を見ていた世代には、たまらない内容です。
今回、初めて、ゴーストバスターズの世界を知った若い世代がどう感じたのかはわかりませんが。
過去の作品を見なくても、十分楽しめるエンターテイメントな作品なのは間違いありません。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。