男性の健康マネジメントは、正しい知識と情報を仕入れて対策を早めに取ることが必要!

女性向けの医療に関する専門性があることを知らない人は、ほとんどいないでしょう。

では、男性向けの医療に関しての専門性は、それほど語られることがないと感じないだろうか。

病気というリスクを回避する、 ヘルスマネジメントの意味を語る一冊男のヘルスマネジメント大全』(石川 雅俊さん著)をじっくりと読んで考えてみました。

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健康格差は寿命にも幸福にも影響する!

健康に気を配る男性は、おおよそ、健康診断の結果を見て、数値と評価に目を向けがちです。

もちろん、診断結果に現れるデータも大切ですが、本来は、日常の自分のコンディションを意識しておくことが、健康格差として寿命(特に、健康寿命)と幸福に影響するものだと考え直す必要があります。

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男性も健康を意識して、ホルモンに着目せよ!

健康を無視して働き続けるような、猛烈な日本人サラリーマンは減り続けているのは言うまでもありません。

ただ、とりあえず、運動をして、食事に少し気をつけて、健康診断の値を悪くしないというだけでは、まだまだ足りないのではないでしょうか?

様々な健康情報を入手して、偏った方法に突き進むのではなく、エビデンスがある情報を常に仕入れながら、自らの健康状態をセルフチェックすることは中高年男性などにとっては、非常に重要なことです。

男のヘルスマネジメント大全』の目次をご確認ください。

第1章 男の進化系ヘルスマネジメント
第2章〝生活習慣病〟を攻略して健康長寿を実現する
第3章 人生の開拓力は〝ホルモン〟で決まる
第4章 男のマナー「性感染症」の予防と対策

どの章も、些細なことへの注意喚起から、大事なテーマまで幅広く取り扱ってくれています。

私は、第3章の男性ホルモンの部分に着目しました。

このホルモンの不調が男性に影響を及ぼす3点の障害や症状は、ネット広告でも目にします

「男の更年期障害(LOH症候群)」

「AGA(男性型脱毛症)」

「ED(勃起不全)」

あんてる
AGAとEDは広告で見るし、中高年男性の悩みやけど、男性の更年期障害って聞かないよなー

他人にも伝えきれない、なんとなく不調な状態が続くのは「不定愁訴」が多いと呼ばれる女性の更年期ばかりが注目されています。

実際は、男性にも更年期はあるそうで、知られざるメジャー疾患であり、男性特有の更年期障害について、石川さんが解説してくれています。

あんてる
若さ全開の頃とは違うのは仕方ないじゃん!

ここを見誤ると、うつなどの精神疾患だと勘違いするケースも、意外と多いようなのです。
※4章の性感染症については、思い当たる方は熟読することをオススメします。



「細かいことを気にするな!」ではなく、自分の状態を冷静に把握する必要がある

もちろん、あなたの周りにも「細かいことを気にするな!」と声をかける、友人や同僚はいることでしょう。

女性よりも、男性は体力もあるし、踏ん張りも効いて、黙々と頑張れる存在だと捉えるような古い風潮が残っているのかもしれません。

ただ、命に関わる大病の始まりは、無自覚なものもありますが、何らかの変調を自ら感じたり、日常のよくない生活習慣が影響していることは、薄々気がついているのではないでしょうか。

体温、血圧、体重などの自己計測できるものに加えて、不調を感じるものを心身ともにあれば、睡眠や休養で補えないならば、すみかやかに回復に向かう行動を起こさないと行けないのです。

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男性ホルモンが低下しているかもしれないという不安

私も、同年代の男性陣を見比べると、大きな差異を感じることが増えました。

すっかりと老化傾向の階段を見た目にも、考え方にも受け入れているタイプ。

若い頃と変わらずに、元気はつらつに毎日を楽しんでいるタイプ。(一部無理をしているタイプも含まれます)

私は、後者のタイプの人間だと自覚していたのですが、最近、少し、時代の流れや考え方とのギャップを感じたり、疲れやすさの度合いが高まっているコンディションが気になってきました。

睡眠も休養も、栄養も、リフレッシュも心がけているはずなのになぜだろうと疑問に感じるようになりました。

あんてる
気のせいだよ!深刻に考えると、かえって病気になっちゃうんじゃないの?

色々と調べていくうちに、自らの男性ホルモン、テストステロンが下がっているのでは、という疑いを持ち始めました。

テストステロン(Testosterone)は、男性において、精巣や前立腺などの男性生殖組織の発達に重要な役割を果たすと共に、筋肉や骨量の増加、体毛の成長などの二次性徴を促進する。さらに、男女共にテストステロンは、気分や行動などの健康や幸福、骨粗鬆症の予防にも関与している。男性のテストステロンが不足すると、虚弱体質や骨量減少などの異常が生じる可能性がある。(Wikipedia「テストステロン」より一部抜粋

病院へ検査にまで行かないまでも、このテストステロンの低下を防ぐためのライフスタイルを意識して取り入れたことで、徐々に回復傾向にあります。

※気分の落ち込みは、自らの責任だけでなく、仕事や家庭などに問題を抱えている場合もあるので、一概に病気と決めつけてしまうのはよくないと考えています。

自ら調べて確認・チェックしていくべきなものが健康の土台

そんなタイミングで男のヘルスマネジメント大全』という一冊に出会い、男性特有の健康への悩みを解消するために大事なポイントのエッセンスをつかみました。

玉石混合の情報が多い健康分野ですが、自分でしっかり調べて、納得したら、実践する。

間違っていたら、早々に軌道修正する。

健康については、惰性になりすぎないことが重要なポイントです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。