【開催レポート】「五方よし」ってどんな組織・会社なのか?代表社員に聞いてみよう!(サードプレイス・ラボ 第103回)

あなたに「五方よし」を知ってもらいたい!

世の中には、いろいろな会社、組織があります。当然ながら、目的、メンバー、サービスや商品、もちろん、規模もまちまちです。

2021年に7月に創業された、合同会社五方よしは、とてもユニークな存在です。

今春、代表社員に着任された、岩室吉紀さんに、「五方よし」のことを語ってもらう機会となります。

「五方よし」を知らない方も、名前だけ聞いたことがある方も、彼らの活動を聞いてもらいたいと思い、開催いたしました。

(2025年7月18日開催)

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合同会社五方よしが誕生して、4年が経過

2021年(令和3年)5月1日に、合同会社五方よしが設立されました。

当時、私のFacebookなどのSNSの知人たちが集結して新しいスタイルの起業にチャレンジしたということを伺っており、当初は1年間限定という説もあったのを覚えています。

社員は少なく、業務委託契約で個人が集い、下記のような事業を展開する会社となっています。

・企業の課題解決の各種コンサルティングおよびICT活用支援、DX推進サポート
・社会課題解決の各種コンサルティングおよびIoTデバイス開発、PoC(概念実装)、運用
・個人の課題解決の各種コンサルティング、コミュニティ開発とWeb技術の活用
・科学技術コミュニケーションの普及促進に関する事業

面白そうではあるものの、続けられるのだろうか

私は、参画することがなかった、合同会社五方よしですが、固定のオフィスがあるわけでもなく、一人一人の専門分野が異なっている中で、事業として、どのように成長していけるのか。

もちろん、仲間と起業をする、という1点だけでもエネルギーも必要ですし、個人事業主や会社員の立場から見れば別世界。

実にユニークな発想、クラウドネイティブスタートアップという存在は、スタート時点では注目されましたし、熱量は高かったと認識しており、関連する情報も耳にする限り、新しい化学変化が起きる可能性を感じました。

初代の代表社員(CEO)が退き、二代目として就任されたのが、岩室吉紀さんでした。

ゲスト:合同会社五方よし 代表社員 岩室吉紀さんのプロフィール


名古屋出身。名古屋のラジオ局を中心にラジオディレクターとして活動。2001年有限会社アイ・エム・オーを設立。農業活動にも取り組んでいる。2025年2月28日付で、合同会社五方よし、代表社員に就任。

この切り替わったタイミングとその背景、4年経過してどのようになったのかを聞きたく、岩室さんに打診を図り、登壇OKの承諾をいただきました。

五方よしとは何か

合同会社五方よしとは、「売り手、作り手、買い手、社会、未来」 全てに「よし」となるFine-Winをモットーに活動を開始。

あんてる
近江商人の「三方よし」は聞いたことがあるし、知ってるけど「五方よし」って、こんな意味があったんだ!!

20254月より役員3名の活動拠点を東京・京都・名古屋に拡大。

クラウドネイティブな会社というコンセプトも、オンラインコミュニケーションで成り立っています。

立ち上げるきっかけとは?

オンラインのセミナーの会で起業がテーマになっており、解散したものの、「うずらって面白いよ」ということで話が継続していたそうです。

起業をオンラインで集まった会社としてスタートしてみよう(会社を作ろう!)というスタンスだったと言います。

「何が始まりか、よくわからないんです」

と正直に岩室さんが話されているのが印象に強く残りました。

そういう意味では、偶発的なものとして誕生したという点では、とてもユニークです。

会社にいるのは役員3名のみで、必要に応じて外注として協力してもらっているという体制。

会社を作ることがミッションで、それから先に、こんなことが面白そうという関わり方で始まったとのことでした。

会社を作ってからアピールは?

ホームページを作ったものの、簡単に有名になるわけではなく、会社はどうやって作ったのか、という問い合わせが1年目は多かったので、起業サポートをしてきた。

ローコストで設立できるので「合同会社」という会社組織にしたのも、自然体です。

お互いの特性、個性もあって、助け合いながら、進めてきたというスタイル。

「うちの会社(五方よし)を使ってもらいたい」ということで、関係性が生まれ、ブランディングを学んで、どういった企業になろうかと考えて、社会貢献を目指して収益を上げていこうと考えるようになったと。

いろいろな分野に広げていくのは、会社と社員がアジャイルそのもので動いていくのが、独特すぎるという理解が進むようなお話を伺いました。

今までの実績・成長とは

会社としては伸びるというよりは、なんとか継続できている存在だと仰ります。

会社を作るプロジェクトは無事に1年目で終わり、社会課題に取り組んでみようと進化・変化が当たり前の会社です。

関わる方々は、本業・事業を持っている方が中心であり、立ち上げメンバーも目的を達して、卒業された方もいたり、継続的に関わっている方もいるそうです。

売上・利益の成長を語りがちなスタートアップがある中で、この点もアプローチが新しいと感じました。

「ペイフォワード」的なので、一般的な企業とは少し違うものだと改めて認識できました。

これからの五方よしはどこに向かう、やりたい

「米問屋」「出版社」などのチャレンジを進めている五方よし。

農業の抱えている問題に向き合い、社会の問題となっていた米問題とリンクしていた点もユニークです。

誰でも出版はできるスキームを持って、取り組もうとしているというのも他にはない世界観。

他の話も、未来を見据えてながら、自分たちでできること、体験・経験を踏まえて前に向かっていこうとワクワクしながら楽しんでいる姿が窺えます。

▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。