自分の「生きがい」のコンパス(羅針盤)を持つ

地図じゃなくて、コンパス(羅針盤)を持とう

今の時代、自分の未来地図を描こうとすると、困惑するのではないだろうか。

これから先、どんな変化が訪れて、自分の生活がどう変わるか予想できない。半分は楽しみであり、半分は恐怖みたいな不思議な感覚が残ります。

人生設計を考える時に、どんな仕事について、何歳で結婚して、どんな家に住んで、みたいな漠然としたイメージは若者ならば持っているものでした。予言書ではないので、設計通りに人生が進むとは限らないけれども、おおよその自分の未来地図を描いて、その目的地への距離感や周りを見て生きることができました。

変化が激しく何が起きるか、どう変わるか分からない時代になると、この地図そのものが役に立たなくなります。自分がどこへ向かおうとしているのか、どんなルートで歩もうとするのかが、不明瞭になる環境。

そこで必要になるのは、地図ではなく、コンパス(羅針盤)になります。

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」で海賊ジャック・スパロウが持つ、コンパスを思い出して欲しい。宝物のありかを指し示すコンパスをもって、大航海を続けるストーリーはワクワクさせられなかっただろうか?

私たちも、これからの時代を生きるには、コンパスが必要なのだと思います。具体的な地図を持っても、その地図の中に描かれている情報が正しさが約束されていないならば、指し示す方向だけでもクリアにならないと、どこに向かっていいのか、わかりません。
では、コンパスを指し示すのは何なのでしょうか?

自分の「生きがい」を求めるコンパス(羅針盤)を持つ”Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life”

経済専門誌のフォーブスの2017年9月29日付の記事:”Discover Your Passion Or’Ikigai’ With 4 Simple Tips”で、生きがい(Ikigai)についてまとめて、4要素をあげている。

  • 何が好き
    What you love
  • 何に長けている
    what you are good at
  • 世界は何を必要としているのか
    what the world needs
  • 何を得るのか
    what you can be paid for

この生きがい(Ikigai)を考えるために、自分のコンパスが必要なのです。他人と比べるではなく、自分自身が、どうありたいのか、何が幸せなのかという前提で指し示す方向性を明確にしないと、人生の迷子になってしまう時代になりました。

価値観は多様化し、誰かの真似をする、共通の理想を描くのが難しい状況だからこそ、自分の目指すゴールを決めて、その方向を迷わない為に、自分の生きがいを指し示すためのコンパスが必要なのです。

この生きがいとは、自分が生きる為に稼ぐこと、自分自身の好きなこと、得意なこと、社会に取って役立つこと、などが交わる接点に焦点を合わせて、コンパスの指し示す方向とします。

お金をたくさん稼ぐことができるだけの人生は、幸せとは限りません。

好きなことだけをできても、暮らしていけなければ生きられません。

苦手なことを必死に克服しようと思ってもワクワク楽しめません。

自分のことだけに意識を向けるよりも社会の中での自分を考えないと価値がありません。

これらを踏まえて、自分のコンパスに、ミッションやビジョンを持てた人が、結果として光り輝いていると私は考えます。

もちろん、一人で、このコンパスの指し示す方向を見つけられなければ、周りの人に聞いたり、学びながら得るという方法はあります。生まれた赤ん坊が自分のコンパスがどこに向いているかなんて知る由もないので。

是非、この自分の人生のコンパス(羅針盤)を意識して生きてみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。