【開催レポート】「複業時代に、最幸の人生を贈るための3つのヒント」(サードプレイス ・ラボ 第20回)

毎日メルマガを発行しながら、複数のコミュニティマネージャーとして活躍する、朝日一恵さん

「サードプレイス・ラボ」なので、指は3本です!!

第20回のサードプレイス・ラボは、“お客様をパートナーに変えるコミュニティづくりの専門家”の朝日一恵さんをゲストスピーカーとしてお迎えすることができました。

私と朝日一恵さんとの接点は、数年前、徳本昌大さんの出版セミナーであったり、鳥居祐一さんのセミナーなどでお顔を合わせて、名刺交換をしただけの関係でした。

朝日一恵さんは、素晴らしくて、しかも、楽しい方です。

独立起業されて頑張ろうとされている姿勢にとても興味があったので、メルマガ登録をさせていただいました。

ただ、稀に見る程度で、毎日送られていることは理解していましたが、申し訳ないほどにスルーしてました。(ごめんなさい)

「複業時代に、最幸の人生を贈るための3つのヒント」のタイトルへの思い

今回のテーマとタイトルを見て、何人かの方から問い合わせを受けました。

・「複業」じゃなくて「副業」でしょ

・「最幸」ではなくて「最高」だよ、どうしてこんな変換ミスを?

・「贈る」は間違いで「送る」ですよ。直したほうが良いのでは?

朝日さんのメルマガを数件見直し、プロフィールやブログなどを見直して「最幸の人生の贈り方」というコピーに惹かれました。

最も幸せな人生をギフトするって、意味を理解すると興味が惹かれます。

そして、今回、「複業」にしたのは、私のアイデア。朝日さんの活動(ビジネス、それ以外も含めて)は、どれが本業なのか、副業なのか、という線引きがありません。会社員や経営者という立ち位置ではないので、組織の中で生きるのではなく、個人として活躍する姿。

「私にとっては、どれもが本業ですよ!」

ワークアズライフ Work as Lifeが、朝日さんの働き方の目指しているので、すべてが仕事であり、人生なのです。朝日さんは、どれがメインで、これがサブという考え方で捉えていないことがわかりました。

私も、落合陽一『超AI時代の生存戦略 ― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』を読んだことをきっかけに、ワークアズライフ という概念が頭に染みこんでいます。

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線引きをして、ボーダーを設定するような生き方、オンとオフ、仕事とプライベート、というもので生きるのは窮屈であり、現実には曖昧で、そこには自分という個がいるだけ。

だからこそ、今回は、「複業時代」という言葉を選びました。

朝日一恵さんだけでなく、誰もがパラレルワーカーであり、パラレルキャリアとパラレルライフを自由に生きることが幸せなのだと考えての決断でした。

この思いが、対談パートナーの徳本さんにも伝わり、イベントの骨子が固まりました。

3つのヒントとして、以下の切り口を掘り下げてもらえることで、主宰者でありながら、私が一番ワクワクと開催日が来るのを楽しみに待っていました。

1.人脈の作り方

2.コミュニティの作り方

3.メルマガの書き方(情報発信)

1.人脈の作り方(3つのヒント)

朝日一恵さんは、コミュニティマネージャーに向いている人と周囲から認知されています。その秘訣を知りたく、人脈の作り方を聞かせて頂きました。
 

「自分の強みは自分が一番わからないので苦労する。結局、やってみないとわからない。頼まれ仕事は引き受けてみる。向かなければ辞めてしまえばいい。向いたら続けてみたらいい」(朝日一恵さん)

朝日さんの人脈の作り方として、今まで実践してきた方法を伺いました。

(1)自分の好きな本の著者のセミナー参加からスタート。

(2)参加者と自分がフィットするのかという基準を大切にしていき、何度も会ううちに気の合う人と仲よくなっていく

(3)参加者からスタッフ(事務局)をやると、信頼度のレバレッジが効いてくる

大事なのは、まず、気になる著者のセミナーなどのイベントに参加してみるという行動力。そのうえで、リピート参加して、自分が合うかどうかをお試しする期間を持つこと。

最大のポイントは、スタッフ(事務局)になるということ。

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私も、サードプレイス・ラボの母体になった、大村信夫さんが主宰していた「ドラッカーの名言 学び実践会」をお手伝いする形での事務局見習いと命名してかかわったことを思い出します。

朝日さんの経験値とはレベルが違いますが、参加者から当事者・運営側に回ると見えてくるものが大きくかわり、関わる人、情報などが違ってきます。

最近、増えているオンラインサロンも、お金を払って参加して、運営側や企画側として当事者として動く人と、ただの傍観者的な参加者には大きな違いが出ていると聞きます。

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主宰者側や運営事務局に関わることで、結果として人脈のハブに成長できるという話には腹落ちできました。

2.コミュニティの作り方(3つのヒント)

朝日さんは、会社員時代に、ナレッジマネージメンとのコミュニティ作りにかかあることからスタートしたそうです。

コミュニティや会社の組織に必要なフレームワークについて図解していただきました。

まずは、ビジョンとミッション(価値観)

■ビジョン:どこに向かいたいか?

■ミッション:何をやるかやらないか?

次は、ルール、プロセス、組織作り、システム、コミュニケーションが必要。

最後は、表彰、数字の管理<アメとムチ>

うまくいってない組織には、どこかの階層に問題があります。数字だけを追っても成功しませんし、ルールやプロセスが整っていなければコミュニティは成長しません。

もっとも大切なのは、ビジョンとミッション。この部分を徹底しておかなければ、

「今は、3つしかコミュニティをサポートできないけども、いつか100個サポートできるんじゃないか、と思ってます」(朝日一恵さん)

3.メルマガの書き方=情報発信(3つのヒント)

メルマガは、私自身も発行していますが、「いまどき、メルマガなの?」というご意見を頂きます。

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私個人として、受け取っているメルマガを必ず100%目を通していません。
開封して中身を読んでも、自分にとって有益なものがあるとは限りません。
忙しい毎日の中で、情報入手の取捨選択の上、絞り込まないといけないのです。

朝日さんは、メルマガを毎日発行を続けて、2000本以上に達しています。

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自分の学びを伝えたい!読んだ本の書評、参加したセミナー、家族のこと、など自由に書くのはメルマガがベストと考えています。

Facebookとブログ、メルマガを同時に活用されていらっしゃいました。

ブログを1日3記事をアップを目指したものの、1記事の更新に留まってしまうことに。また、ブログはアクセス解析をしても、実際は、誰が読んでくれたか分かりません。

メルマガ(HTML)は誰が読んだか、把握できることがモチベーションに繋がっている。

「メルマガは私にとっての雇用保険だと思うので、怖くない。大事なお客様とのつながりなので。」(朝日一恵さん)

プライベートも織り交ぜたり、自由なことを書けるのはメルマガに限ります。

自分の集めたメールアドレスのリストを活用していく、ファン作りのコミュニケーションツールとしてはベストなのがわかりました。

SEO対策や画像のサイズ調整、微妙な表現、権利など細かいことを気にする必要がないのはメルマガのメリットです。その代り、自分と接点がない方が自分を知るという検索の効果は受け取れませんが。

生き方・働き方を本当に見直すことが求められている!

複業時代に、自分がどんなふうに働きたいのか、生きていくのかを見つめ直す時代がやってきています。

「長時間労働」から「長期間労働」へ、と堀江貴文氏が『健康の結論』で語っていた点ともつながります。

また、はあちゅうさんの『「自分」を仕事にする生き方』や立花岳志さんの『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』などの著書からも時代の変化を感じる方も増えています。

生き方・働き方が今までの概念やスタイルから大きくシフトしようとしているものを感じ取れるかどうか、ものすごく大事なポイントです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。