テレビ番組が大苦戦してるなか、個人発信者が増えて時代が変わるよ

【サードプレイス】をつなぐブロガー@安斎 輝夫 です。

コロナ禍で、外出ができないと、家の中で家族と過ごす、室内で楽しめるものを見つけるってことが大事ですよね。

でも、テレビを見ても、ニュースや情報がコロナと再放送コンテンツだらけになって飽き飽きしていませんか?

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ライブ配信・動画配信を個人ができるのだから、個人がメディア化へシフトする時代

最近、ライブ配信・動画配信に触れる機会は増えていますよね。

InstagramやFacebook、YouTubeのライブ配信、Zoomなどのツールを使い、同時に複数の人に動画コンテンツ・情報とコミュニケーションが取れる時代に変わろうとしています。

自分の顔を見せたくないならば、ビデオオフ的な機能や、YouTubeのように受け手として楽しむ方法もあります。

また、ライブ配信もメインの人の動画以外は、チャット機能などでコメントを追記するやり方になるので、楽しみ方に慣れるまでは時間がかかるのかもしれません。

ただ、SNSライブ配信などは、著名人だけが大人数に伝えるという方法でも、瞬間的に1万人などに展開することができます。(先日、本田健さんのFacebookライブを見て、参加者の多さに驚きました)

無名の個人が、ライブ配信などを行っても構わないという点が重要です。

イメージとしては、街頭で無名なミュージシャンがストリートライブを展開するように、オンラインの世界でも、自由に個人がメディア化として情報を広く届けることができるようになっているのです。

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テレビ番組って、結局、スポンサー(広告主)の顔色と数字だけを意識している

私も、テレビっ子だったので、複数のチャンネルと番組をザッピングしたり、お気に入りの番組を楽しみにしていた記憶はあります。

当時は、テレビの向こう側は、特別な世界だったので、限られた人間だけがスターや芸能人・著名人として写っていました。

私も含めた、ほとんどの人が、視聴者というカテゴリーに置かれていたわけです。

ところが、インターネットが広がり、色々なコンテンツやサービスが広がっていくなかで、双方向性の楽しさに芽生えたこともあり、テレビ離れが加速しました。

テレビの番組に出ているタレントさんたちが、特別なスターと言い切れないと感じる話題も増えてくると、似通った番組とネタを垂れ流されても、楽しくないと感じるように変わったのです。

昔よりも、放送倫理で制限をかけられて、スポンサーの顔色を伺い、視聴率に縛られているテレビ番組たちは、輝きを失ってしまいました。

テレビ側の人たちがいう視聴者って、数字でしかない、と気づかされてしまい、無料だけど、他の楽しいことに時間を使うとしたら、テレビを見ることは不要、もしくは、優先順位がすごく下がってしまったのです。

テレビに向かって、文句を言ったり興奮するのは、昭和なレトロ感が漂ってしまいます。

オンラインのイベントは、セミナーとZOOM飲み会・お茶会だけじゃない!

数年前から、オンラインを活用したイベントは多くありました。

オンラインサロンやオンラインセミナーなども展開されていたのですが、あくまでも、オフラインなリアルなものがあってのオンラインなので、サブ的な位置付けとして認識されていました。

だから、アーカイブ的に、参加できないセミナーを録画されたコンテンツとして視聴するような、ビデオやDVDのような扱いでした。

ビジネスでオンラインを生かすことで何が変わる?

仕事でテレビ電話会議などを行うのは、よほど先進的なインフラが整った企業の一部でしか実践されていない状況でした。

コロナウイルスの影響を受けて、在宅中心の生活になったことで、オンラインへのシフトは、望む、望まないに関係なく、一気に広がっていきました。

ZOOMを使ったオンライン会議(Skype、Teamsなど他にもあります)で、社内とのやり取りは済まされようとしています。

全国出張や、会議室の確保問題(どの企業も仮押さえされる会議室問題に悩んでいると聞いたことがあります)は解消されています。

今後は、ビジネス商談が直接顔をあわせるものから、オンライン型のスタイルが中心となる可能性が出てきます。

物理的な移動・場所に関する感覚がドラスティックに変わっていくでしょう。

プライベートの場面ではオンラインはどうなる?

プライベートだって、今まで、メッセンジャーグループなどで同時に複数の人間とやり取りするものは、LINEを筆頭にいくつもありました。(通知機能が鬱陶しく感じますが)

コロナ後、増えたのが、ZOOM飲み会、ZOOMお茶会、食事会といったもの。

最初は、お互いが知っている人たちだけで展開されるかと思いましたが、異業種交流会やイベントのように、オンラインで初めて出会っていく流れも増えていってます。

まだ、ルールが曖昧だったり、ツールの熟練度に差があるので、圧倒的なものとは言えませんが、今後、もっと面白いものが考えられます。

例えば、「全国の人と一緒に美味しくカレーをオンラインで味わう」みたいな企画だって生まれてくるかもしれません。

この場合、カレーを一緒に食べるってこと以外は、場所も年齢も、知り合いかどうかも関係ないのです。

個人の時間の使い方が大きく変わっていくのは確実です。

きっと、楽しいけれども、かなり忙しくなるんでしょうね。

いずれにせよ大切なのは、ファシリテーター役の存在

ビジネスであれ、プライベートであれ、双方向型のオンラインで大切なのは、ファシリテーター役の存在になっていきます。

複数の人が関わるし、展開が脱線しそうな時に、統制が取れるような存在。

朝まで生テレビの田原総一朗さんのような、ファシリテーションができる人が重宝されていくのは間違いありません。

今後、大事なスキルは、ファシリテーション力と言われる日が近いと予想しています。

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昔のグループチャットと深夜ラジオの感覚がオンライン動画で進化した!

このオンラインの変化の感覚を新しいけど、懐かしく、面白いと感じてしまう中年世代以降の感覚の正体を考えてみました。

おそらく、インターネット初期のグループチャットの世界に近いものがあります。

当時、ハンドルネーム(ニックネーム)で顔も見せないので、どこの誰かわからないもの同士が、特定の目的のために集まるのがグループチャットでした。

暇つぶしの人もいたし、出会い目的の人もいましたよね。

これに加えて、個人がメディア化して、音と画像が加わり、かなり自由にリラックスした状態でコミュニケーションが取れるのは、深夜ラジオに近いと感じます。

これらの感覚が、オンライン動画の環境で進化したわけです。

同時に複数の人とやり取りができる、場所を問わずに集まれて、深い話も、軽い話も自由にできるって、ハラハラドキドキしますが、顔を見せ合うので、最低限の礼儀やマナーは守られることで、荒れない環境が生み出されているのです。

個人のプライバシーや他の問題は今後、発生してくるでしょうが、今のところ、想定以上に安全で安心できる場所です。

個人メディア化すると、コンテンツと話し方、見せ方、楽しめせ方につながり方が大事になる

今までは、メディアの力によって、個人が注目されていく、もしくは、個人が目立つことでメディアが取り上げるのがスタンダードでした。

これからは、無名な個人が、人気YouTuberのように現れてくる時代であり、おそらく、個人が乱立して群雄割拠、戦国時代のようになっていきます。

規模そのものよりも、専門性や独自性があって、関係性が近いファンたちが集うような、初期のAKB48のような個人が増えていくのではないでしょうか。

コンテンツと話し方、見せ方、楽しませ方が重要になり、その個人メディアとのつながり方、ご縁の見つけ方みたいなものが人を介して行われていく時代。

気がつけば、【サードプレイス】をつなぐコネクターとして、人生を拡張していく個人と世の中に近づいている感じがしています。

ものすごく、ワクワクしています。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。