【映画】「天外者(てんがらもん)」(2020年公開)を三浦春馬の命日にAmazonプライムで見て感じたこと

子供の頃から、俳優として頑張って、様々な作品に出演してきた、三浦春馬さんが亡くなったのは、2020年7月18日。

命日の今日、私は、遺作になった映画「天外者(てんがらもん)」をAmazonプライム・ビデオ でじっくりと鑑賞しました。

1年前も驚きとショックがありましたが、この1年、彼の出演している映画・ドラマなどを不定期に見ていて、実に惜しいと感じる日々です。

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五代友厚は歴史で習ったけど、印象が薄いキャラだった

薩摩藩出身の五代友厚の名前は歴史の教科書で出ていたけど、他の幕末から明治維新にかけての人物に比べると取り上げれることが少なく、存在感が薄かったです。

NHK朝の「連続テレビ小説 あさが来た」でディーン・フジオカが演じることで、有名になったものの、あくまでイケメン俳優の存在だけに注目が集まっていました。

今回、地元の熱などにより五代友厚を世に知らしめるために、映画化を目指したことにより「天外者」が制作・公開されました。

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幕末志士とは違って未来のビジョンを描く奇才が五代友厚だった

1836年薩摩に生まれた五代友厚は、時代としては、幕末の薩摩藩の人間だけに、表舞台で活躍した功績が認められて然るべき人物です。

ただ、西郷隆盛、大久保利通、などの猛烈なキャラクターと軍事・政治も含めた明治維新を成し遂げた側と比べると、どうしても描かれにくい存在でした。

おそらく、彼は、知恵と知識が頭に入り、海外のことも踏まえて、未来が見えてしまうタイプの人間だったからこそ、周囲から理解されにくい人物だったのだと描かれています。

あの時代、伊藤博文などと同様に海外に行けた日本人として、明治期以降、産業で経済を支える側に回ります。

自らの私服を肥すのではなく、未来の日本のために。

カッコ良すぎる五代友厚に感じたのは三浦春馬さんの魅力

映画「天外者」を見ながら、やはり、三浦春馬さん演じる五代友厚のキャラクターと行動、一生に注目していました。

クールなようで、熱い男、しっかりと数字を予測して説得できる論理的な一面など、人物的魅力を余すところなく、三浦春馬さんが見せてくれています。

丁髷の侍姿も、洋装になった姿も、かっこよくて、惚れ惚れしてしまいます。

ディーン・フジオカの演じる五代友厚も、キザなスマートさを感じるのですが、三浦春馬さんが演じる姿は、主役ということもあり、多様な姿を見せている点が印象深かったです。

命も狙われたけど生き残った男は、産業を興すキーパーソンに

五代友厚は、当時もイケメンキャラだったのかもしれない!と思えます

幕末〜明治維新という大きなバラダイムシフトが起きた時期に、未来を見据えた話をする彼は、当然、旧来の考え方、生き方をする人々から疎まれていたのは想像できます。

100年後の日本を、というセリフが出てきますが、そんな未来すぎること、当時の大衆、庶民には理解できる世界ではなかったはずです。

渋沢栄一などと同様に、海外で見てきたものを日本で産業として興す原動力になることで、日本の近代化を推し進めるキーパーソンであったのは間違いなさそうです。

命も狙われたであろう人物なのに、見事に生き抜いたことで時代を前に進めることができる。

そんな役柄を、30歳の俳優の彼の遺作になるというのは皮肉としか言いようがないです。

まだまだ、活躍できる場面はいくらでもあっただろうに、と胸が締め付けられます。

歴史上、必要不可欠な人物は研究されて、作品化されて後世に伝えてほしい

五代友厚のように、歴史上、必要不可欠な人物においては、もっと研究が進み、世の中に知らしめるために、作品化されて、後世に伝えて欲しいと願っています。

どうしても、典型的な人物ばかりに歴史モノは焦点が当たりすぎます。

脚色ではなく、史実として伝えていくことが、現代を生きる我々にとっても大きなヒントが隠されているのだと思います。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。