約4時間の東京オリンピックの開会式は、倍速で見たい人が多いのでは?

2021年7月23日(金)、いよいよ、TOKYOオリンピック2020がスタートしました。

開会式、正直言って、長かったです。

映画2本分の4時間の超大作でしたから。

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安心安全の大会の開会式は長時間でないといけないの?

20時にスタートしたオリンピックの開会式。

大人の事情で夜スタートというのは致し方ないし、日中の猛暑で選手入場をさせるのは忍びないので、悪くなかったと思います。

でも、トータルで約4時間に渡る開会式って、本当に必要だったのでしょうか?

盛り込みすぎることで、選手や観客(テレビ視聴者)を考えていたとは言えない

東京オリンピック2020は、開催が確定した後も、色々な問題(エンブレム盗作騒動とか、関係者の辞任の数々、など)が溢れて、本番を迎えました。

当初の予定も2時間程度かと思いきや、ソーシャルディスタンスを意識した選手入場で、3時間程度まで伸びるのは仕方ないと予想はしていました。

世間の良い子たちは、各国の入場シーンでギブアップして寝てしまったと思います。

日本のことを伝えたい、文化と技術力を見せつけたいという気持ちや、オリンピック関係者の熱い思いは理解できます。

予定より延びた原因は2人のスピーチの長さ

当初の予定より時間が延びたのは、オリンピック大会組織員会の橋本聖子会長と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長のスピーチの長さが原因だったそうです。

東京オリンピック2020を開催するにあたり、批判や非難を浴びてきただけに、感極まるのはわかりますが、スピーチの長さって、長いほど不評になります。

「日本のみなさまのおかげ。心から感謝しています。」

バッハ会長も日本語で練習をしてきたので、しっかりと話せていた点は素晴らしかったですが、自らの理想を盛り込んだ話を長々としたのは、大会関係者も、観客(テレビ視聴者)も、勘弁してほしいと願ったはず。

強い意志を持って、開催までこぎつけたリーダーですから、橋本さんもバッハさんも、頭が下がります。

だからこそ、もっと、コンパクトなスピーチで終わらせた方が好感度もアップできたはずです。

結婚式も、キックオフのスピーチも長いほど、嫌がられるもの

個人的に、橋本さんやバッハさんを語るほど、2人のことは知りません。

スピーチの長さという点で考えてみましょう。

結婚式の披露宴のスピーチが長い人をどう思いますか?

話している内容よりも、長さが気になって聞いていないし、不快感につながります。

仕事であれば、年始の挨拶やプロジェクトのキックオフで、トップが長いスピーチをしたとすると、辟易してしまい、考えていることは早く終わって欲しい、という気持ちだけ。

名演説のようなスピーチ、もしくは、スピーチが圧倒的に人を感動させるような語り手であれば、引きつけられるので文句はありません。

普通のレベルでのスピーチは短いほど、喜ばれるのです。

開会式はダイジェスト版で見るだけで満足できる

4時間の長さの開会式は、200カ国・地域の選手たちの入場ですが、マスクをしているので表情が読み取れませんでした。

また、ソーシャルディスタンスを意識しながら、厳かに入場されてくると、アナウンサーのコメントがあっても耐えられませんでした。

せめて、テレビ画面上に地球儀などが表示されて、国や地域の位置を指し示すような工夫があったら、楽しめたのかもしれません。

また、演出にこだわることで、その内容に疑問が残るものもあり、ラーメンの「全部のせ」のように盛りだくさんになりすぎると、豪華ではあるけども、食傷気味になるのと同じ感覚です。

映像は、倍速で見るなどが根付いた時代なのですから、もう少しテンポよく全体が展開された方が、誰も喜べる開会式になったのではないかと思います。

運営関係者が喜ぶのではなく、選手(アスリート)と観客(テレビ視聴者)が満足することが最優先とすれば、スピーチは短くても、誰も不満は口にしないでしょうから。

ダイジェスト版で見るか、倍速視聴が楽だったし、2人のスピーチはスキップしても良かったと感じませんでしたか?

各種目の競技の選手たちの活躍を応援しましょう!

ここが大切なポイントですから。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。