日本は独立国家であるのは当たり前だと感じませんか?
第二次世界大戦(太平洋戦争)後、敗戦国となった日本はアメリカ(GHQ)の占領下に置かれた歴史があります。
この状況を打破して、独立を勝ち取るために戦った男、白洲次郎と吉田茂首相のコンビがどのように立ち向かったのかがわかる映画「日本独立」は、迫力ある現代日本の出発点を知れる作品です。
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戦後、残された者たちの戦いは必死だった
平和な時代が長く続いている日本において、敗戦後の日本が屈辱と奮闘によって、復興した歴史というのは、教科書や古い映像の資料となっています。
その時代を現役で生きてきた方々も鬼籍に入られているので仕方ないのですが。
同調圧力に溢れた今の日本人から見ると、まるで別の種族にも見える、白洲次郎や吉田茂の存在は知らなければいけない存在です。
独立を勝ち取るために戦うジェントルマン・白洲次郎がかっこいい
浅野忠信が素晴らしい俳優なのは、昔から変わっていませんが、彼が、白洲次郎を演じることには、多少の違和感がありました。
GHQに負けない交渉と雰囲気を醸し出せるような印象がなかったのですが、映画を見て、納得させられました。
白洲次郎という特異な人物(戦後政財界の風雲児)は、今ならば、風変わりな経営者のような存在で、常人は理解しかねてしまうのは致し方ないでしょう。
日本は戦争に負けたものの、属国として何度もいうことを聞く存在ではない。
とにかく、日本を独立させなければ何も始まらないというために、一歩も引かずに立ち向かう姿は、近年まで、広く知られているわけではありませんでした。
表舞台は吉田茂が担当し、あくまで裏方だった白洲次郎
吉田茂が日本を独立国家として国際舞台に認めさせるまで、日本国憲法成立など、いくつかのステップを踏んでいます。
政治家・吉田茂が表舞台で活躍するためにも、裏方的な存在の白洲次郎は必要でした。
今回、微妙なテーマであるのにもかかわらず、秀作だと言えるのは、日本側の立場の目線だけでなく、アメリカ側の関係者の考え方も視野に入れた、作品としての構成力に秘訣があります。
妥協しないタフなネゴシエーターとして、挑んでいく、浅野忠信が演じる、白洲次郎は、見た目のかっこよさという側面よりも目立ちます。
今の日本では、国のことを憂うよりも、個人を優先して、権力も金銭的なメリットも考える人物が多いように感じますが、彼には高い志を持ち、絶対に負けない姿勢が伝わってきます。
譲ってはいけないことは何度でも、しつこく主張しろ!
当時の様子を映画のラストに近づくと、完璧な成功だと理解していないやりとりが、吉田茂と白洲次郎の中で繰り広げられます。
まだ、出発点にすぎないと認識して、挑んでいこうという姿勢や考え方は、現代日本人には欠けているかもしれない点ではないでしょうか。
志や夢へのゴールが、個人や自分の管轄する組織の話ではなく、国の未来を見据えていた姿に頭が下がる思いを持って見ることができました
骨太の作品も、もう少し脚光が浴びるといいのですが、興行成績という点では厳しかったかもしれません。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。