【映画】「アンフェア」3作品!型破りな刑事:雪平夏見の存在感が最高

女性刑事が主役で大活躍する作品には、強い個性を持った女優でなければ成立できません。

警視庁検挙率No.1の雪平夏見を演じる篠原涼子さんの放つオーラが映画の中でキラキラ輝いています。

アンフェア the movie(2007)、「アンフェア the answer」(2011)、

アンフェア the end」(2015)の3作品を見ながら、改めて、アンフェアの世界、雪平夏見という女性刑事について考えてみます。

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とにかく篠原涼子演じる雪平夏美がかっこいい!

強い女性刑事役には、アクションもできる女優がベスト

強い女性刑事となると、美貌だけでは意味がなくて、アクションもしっかりとできる女優がベストです。

となると、演じられる女優さんは限られますが、篠原涼子の絶頂期に、カッコイイ女性刑事をキャスティングできたことが、この「アンフェア」シリーズがヒットした理由だと言えます。

篠原涼子が演じる雪平夏見のかっこよさと危うさ

アンフェア the movieを見ていて、雪平夏見という女性刑事が母親だったというイメージにはギャップがあります。

強い女性であっても、母親としての側面は捨て去ることはできないと感じつつ、娘の命を救うために全力を注ぐ姿が印象に残りました。

アンフェア the answer」では、北海道に行った雪平と別れた夫の関係性と絡めながら、ハードな展開が続きます。

誰が裏切るのか、誰が味方なのか。

見ながら脳みそがグルグルするのが「アンフェア」の魅力なのだと思います。

アンフェア the end」は、いよいよ完結編として、今までの謎だった、雪平の父親の話に戻るという原点回帰も含まれるので、全てが回収される流れが最高でした。

この3作品とも、雪平夏見を演じる篠原涼子がカッコ良すぎるわけです。

アクションも、考え方も、単独行動も、引き寄せられるキャラクターです。

相棒・コンビの刑事ドラマが多い中、単独行動の雪平夏見

警察組織のチームに女性が含まれるのは、昭和の「西部警察」や「太陽にほえろ」の世界観にはないものでした。

徐々に女性もメンバーに加わっても、補助・サポート的な役割が中心。

「沙粧妙子」(浅野温子)以降、女性刑事が中心で活躍する刑事モノも生まれました。

男性とバディを組むコンビものも増えてきましたが、今回の雪平夏見の単独行動で突っ走る点が、今まで以上に、男らしい刑事像になっています。

逆に言えば、ここまでかっこいい女刑事を演じられる女優さんは限られます。

たまに見せる女性らしさも、雪平の人物像をクリアにしてくれています。

彼女のカッコ良さ、負けない強さは、めちゃくちゃインパクトに残ります。

脇役に実力俳優と絡むと、光り輝く、主役・篠原涼子!

ドラマ版、映画版ともに、共演する脇役陣の実力俳優と絡むと、光り輝くのが印象的な、主役・篠原涼子です。

阿部サダオ、寺島進、江口洋介、椎名桔平、佐藤浩一、香川照之、永山 絢斗、加藤雅也などの面々が個性ある役を演じきることで、篠原涼子が一層引き立ちます。

恋愛モノでも、ビジネスモノでもなく、正義感を持って挑む刑事モノが、外部の犯人よりも、身内の組織を絡めた棲み分けているストーリーもぐいぐい中に引き込まれます。

彼女の演技力と魅力があるからこそ、相手役を演じる脇役の顔ぶれも本気で芝居を楽しんでいるのが伝わってきます。

アンフェアな世界に挑み、お互いがぶつかるのは正義と立場のバトルなのか

正義は人によって、組織によって違うものというのは、最近の刑事モノでポイントになっています。

犯罪者を追い込む、被害者を救うというシンプルな善悪論で話をまとめるのではなく、警察関係者になる彼らも組織の一員である以上、正義と立場のバトルがあります。

守るものが違うのだから、正義も違ってくる奥ゆかさ。

おそらく、私の好きな「踊る大捜査線」以降、警察は組織機構として、善悪だけで話をまとめないという形にしたことが、世の中のサラリーマンの胸に響くようになったのではないでしょうか。

アクションの派手さよりも、組織の中で活躍する、悩む個人が挑む姿、そのカッコ良さや特徴をどう見せるのか、が大事だと思います。

現実には雪平夏見みたいな刑事がいたら扱いにくいでしょうし、同じタイプのビジネスパーソンは生き残れないのはいうまでもありません。

だからこそ、雪平夏見を見て、スカッとするのだと断言できます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。