私が子供の頃は、終戦記念日前後は、必ず戦争を振り返るドラマ(もしくは映画作品)が放映されていたような気がします。
日本が太平洋戦争(大東亜戦争)の渦中にいた話は、当事者として生き抜いた祖父から聞けば良かったのですが、タイミングもわかりませんでした。
平和が当たり前と感じる日本で生きていると、詳しい話を聞くことなく、周囲に戦争体験者は減り続けています。
今回、『父たちの大東亜戦争』という本を偶然にもKindleで見つけて、読んでみました。
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祖父から「スマトラ島」にいたとだけ聞いた記憶
私の祖父は、戦時中、陸軍に所属していて、満州とスマトラにいたことを聞いたことがあります。
小学生だった私にとって、「スマトラ島」という言葉だけが耳に残り、祖父は詳しく戦争の話をしてくれませんでした。
あまり話をしない祖父だったので、これ以上の情報収集はできなかったのは仕方ないと思いますが、私にとって「スマトラ島」という言葉は記憶の中に深く刻まれています。
軍隊の一員だった父の話を丁寧に掘り下げる
著者の父親が、重砲兵として出征した6年に及ぶ記録を丁寧に掘り下げた一冊でした。
自分の父親が戦時に、インドネシアのスマトラでどのような生活を送っていのかを克明に書かれています。
本の目次
第1章 徴兵からシンガポール駐留まで(召集;横須賀重砲兵聯隊 ほか)
第2章 観測兵としてのスマトラでの体験(スマトラへ;パンタラジャまでの行軍 ほか)
第3章 スマトラの生活と現地の人たちとの交流(食糧としての動物たち;友達としての動物たち ほか)
第4章 終戦とシンガポールでの抑留生活(一中隊のシンガポールへの移動;終戦の情報と二中隊の移動 ほか)
第5章 復員とその後の苦労(復員の方法;貯金通帳と軍人恩給 ほか)
徴兵されて、重砲兵になり、スマトラ現地で観測兵として過ごした日々の経験を細かくヒアリングしています。
太平洋戦争(大東亜戦争)は、アジア各国に日本が侵攻していったのは事実であり、その地域を米軍と戦い、失っていき敗戦に向かいます。
この戦争史の中で「スマトラ島」は、目立つものがないと感じていました。
米軍が重視していない拠点だったから表舞台で語られていない
この正直な疑問、祖父が生き残った理由のヒントは、この『父たちの大東亜戦争』の中で見つけることができました。
つまり、米軍の選択と集中の中で、スマトラ島は重要な拠点ではなかったから、表舞台に語られるようなエピソードがないのです。
つまり、戦火の中心ではないのでから、飢えや病気さえ乗り切れれば、終戦まで生き残れる可能性が高かったということで納得できました。
おそらく、祖父が私に多く語らなかったのは、平和への願いと、話せるようなネタが少なかったことが想定されます。
それだけに、国名に書かれた事実を積み上げた本に出会えたことに感謝の気持ちが湧きました。
祖父はスマトラ島で過ごした後、復員して
祖父が私に伝えたことで記憶に残る言葉は、「とにかく1番になれ!何でもいいから」というものでした。
なぜ、この言葉を孫である私に伝えたのかはわかりません。
私の知っている祖父は、70代で、足が悪くて、ゆっくりとしか歩けない寡黙な人物。
スマトラ島から復員後、4人の子どもと妻と一緒に、雑貨屋(商店)で働いていたらしいのですが、自転車で移動中に車に轢かれて、歩行が厳しくなったそうです。
ですから、記憶の中にいる祖父は、病院にいるか、静かに座っている姿ばかりの印象です。
それだけに、「とにかく1番になれ!何でもいいから」と「スマトラ島」の2つだけが鮮烈に残っているのです。
詳しく、祖父の人生を知ることは難しいのですが、家族に愛されて、眠るように静かに亡くなったことだけは小学生当時の私の知っているすべてのことです。
敗戦から平和と繁栄を築いてくれたことへの感謝
戦争というと、海外のどこかで起きているという印象が強くて、日本人としては当事者意識を持ちにくいのではないでしょうか。
日本人として、敗戦から平和と繁栄を築いてくれた先人たちへの感謝は忘れてはいけないことだと肝に銘じておきたいと思います。
当時の歴史の流れを振り返り、何が問題だったのか、悪かったのかという反省を促すのもわかりますが、実際に、庶民は戦争に巻き込まれて、反戦への意思表示もできなかったわけです。
いつか、スマトラ島に足を運んでみたいというのも人生のプランに加えておきます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。