国防を守る存在の自衛隊関係者のなかに、離反者が出た場合、どんな問題が起こるのか。
市民には見えない危機的状況が起きた際に、誰が、国家国民を守るのか。
この大きな命題に向けて作られた映画作品「亡国のイージス」をアマゾン・プライムビデオで見てみました。
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護衛艦の中での死闘の迫力に引き寄せられる
戦争ではなく、危機的状況を伝える作品には、国家を守る存在の自衛隊関係者が活躍する映画作品は意外と多いものです。
護衛艦という限られた空間の中で、死闘を繰り返す迫力は、非現実的だからこそ、引き寄せられます。
「亡国のイージス」を見ながら、国家を守るということが戦争ではない状況下でも、大変なものであると実感させられました。
この作品に自衛隊が協力を得るまでは大変だっただろう
2000年に映画化する予定だった作品が、「現職の海上自衛隊護衛艦艦長が叛乱を起し、最新鋭護衛艦を乗っ取り、日本政府に対して脅迫をするなどという内容の映画には、一切協力はできない」と防衛庁(現・防衛省)から強く拒否された話は有名です。
自衛官が叛乱を起こすなんて、彼らの立場からすれば許せない設定です。
当時の防衛庁長官の石破茂氏が、原作を読んだ上で、関係各位との合意を進めて、ようやく2005年に公開できたという経緯があります。
映画化に際して、福井晴敏さんの原作をもとに、映画以外にも、漫画化、PlayStationのゲームなどにコンテンツが展開されたことは、多くの人に伝わるコンテンツだったのは間違いありません。
原作を知らないと、誰が味方で、敵なのか、よくわからない
某国の工作員を中井貴一が演じてしまうことで、最初は、誰が味方で、敵なのか、立ち位置もよくわからない状態で巻き込まれていくストーリーに戸惑います。
まして、猛毒の化学兵器「GUSOH」なるものもイメージが追いついていきません。
最後まで、護衛艦の中で、死闘を繰り返しつつ、政府要人たちは判断に迷い続けていきます。
この作品の恐ろしい部分は、化学兵器も含めた、危機的な状況を国民に一切説明を行っていないという点に尽きます。
もし、類似のケースがあったと仮定して、ちゃんと我々、市民に事実を正しく伝えてくれるのかは、疑問と不安が残りました。
真田広之はアクションスターだったと感じる作品
護衛艦「いそかぜ」の先任伍長を演じる、主演の真田広之の存在が効いている作品です。
人間としは欠陥も多そうな人物なのに、正義感を持って、相手と対峙して戦う姿を見て、真田広之という国際的映画スターは、元々、千葉真一の主宰する「ジャパンアクションクラブ」に所属していたことを思い出しました。
彼は、当時の日本では少なかった、アクションスターでした。
今でこそ、スタントを使う、使わないはあるものの、アクションシーンを演じる役者は増えていますが、自ら身体を張って演じられるのは、真田広之と志穂美悦子ぐらいだったのではないでしょうか。
それだけに、この「亡国のイージス」という作品の中で、アクションを伴うシーンは鬼気迫るものがありました。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。