【映画】「アルキメデスの大戦」(2019年公開)天才数学者が時代を変えられたら

過去の歴史を辿る上で、「もしも」という考え方は禁句なのかもしれない。

それでも、歴史上に存在しない1名の人物次第で、大きく転換点を迎えていたらと、仮定すると、時代の流れに関する見方が変わるとも言えるでしょう。

映画「アルキメデスの大戦」は、個人的にノーマークでしたが、興味深い作品でした。

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天才はいつの時代もいる!歴史を変えれるかは別問題

天才とは特別な人間なのはいうまでもありません。

正直言えば、いつの時代にも天才はいるのですが、彼らが歴史を変えられるのかは別問題です。

ある意味、残念で、皮肉も含んでいますが、それが現実なのだと感じます。

そもそも巨大戦艦は必要だったのか?という大前提

「ドラコン桜」の三田紀房が描いた『アルキメデスの大戦』を原作に映画化した作品。

太平洋戦争末期の悲劇の象徴となる「戦艦大和」の存在。

日本の技術力を結集して、海軍が勝負をかけたのは有名な話です。

この『アルキメデスの大戦』は、この戦艦大和を作る上で、戦略や智略があれば、別の道を選択できたかもしれないという大前提で描かれています。

当時の戦争は艦隊で戦うのではなく、航空機が主力になるという未来予測ができていれば、もう少し違う結果が見えていたのかもしれません。

そこで、海軍少将・山本五十六が戦艦建造に反対するために、100年に1人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直を巻き込んでいくストーリーです。

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尖ったキャラクターを演じさせると、菅田将暉は光る

今回、天才数学者・櫂直を演じる菅田将暉は、若手実力俳優と呼ばれています。

彼の良さは、ルックスもキャラクターも変幻自在に演じられることにあります。

できれば、尖ったキャラクターであればあるほど、光り輝くのです。

明らかに常人とは違う、異質な役を見事にこなしていきます。さすがです。

セリフも数学的な考え方も自然とこなしているのですから、架空の話を現実のように錯覚してしまいそうになりました。

歴史は、どこかで分岐点を迎える!

この作品を見ていて感じたのは、歴史は、どこかで決定的な分岐点を迎えるという事実です。

どちらに進むのか、選ぶのか、によって結果は180度違うこともありえるのです。

ハラハラしながらも、ストーリーが展開される歴史の仮説的物語にリアルティを植え付けられるかどうかは、映像と役者の演技力があってこその話。

そういう意味で、今回の『アルキメデスの大戦』は良かったです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。