思いからはじまる!ナレッジマネジメント
今までの自身の経験を語り、心を込めて広めていく姿は、多くの人に共感を呼んでいます。
ナレッジマネジメントのフレームワーク『SECI モデル』を、理念としながらも実践を大切にしてきた、村上修司さん。そして、彼の活動を支える一人、大崎功一さん。
今回、二人の協力を得て、どうすれば、知が広がり、関係の質も高まるのかというテーマについて学びました。
(2025年2月26日開催)
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自分の活動がナレッジマネージメントに到達した
ナレッジマネジメントとは、「企業が保持している情報・知識と、個人が持っているノウハウや経験などの知的資産を共有して、創造的な仕事につなげることを目指す経営管理手法」だと言われています。
このナレッジマネージメントについて、無意識に、現場で取り組み続けて、会社内に広げた人物といえば、村上修司さんであり、日本ナレッジ・マネジメント学会理事も兼ねている方です。
大きなモデル・知識から入って実践にトライしたのではなく、実践した結果がナレッジマネージメントのモデルであり、その普及に努めた点は、より多くの企業からも賞賛される活動であり、現在も広がりを見せています。
この二人に任せれば安心だ!
村上さんと知り合ったのは、コロナ禍の時期だったので、彼が、企業内でナレッジマネジメントの活動に取り組んでいた話は、結果として伺っていることが多いです。
オンライン環境で、楽しく話をする関係で、ノリと勢いでセキララというコミュニティに参加したので、実態は、後日、時間をかけて、じわじわと知ることになりました。
村上修司さんのプロフィール
前職において、ナレッジマネジメント活動の創設および推進を主導。
この取り組みは約18年間にわたり続けられ、人間関係の構築を通じて多様なハピネスを創出することに成功。
日本ナレッジ・マネジメント学会理事
NPO法人「SECIプレイス」代表理事
村上ナレッジマネジメント研究所創業
大崎功一さんのプロフィール
大手メーカーで会社員で働きながら、パラレルワーカーとして、ワークショップのファシリテーターや、経営者の事業・執筆活動のサポートなどを行なっています。様々な仕事に取り組む中で、「みんなで」行なうことの大切さや面白さを感じ、「SECIモデル」や「スクラム」を、改善を繰り返しながら実践し続けています。読書が趣味で、Amazon Audibleを聴き始めてから年間約250冊の本を読み(聞き)、活動に活かしています。
大崎さんにナレッジマネージメントの基礎編を語る
初めて、ナレッジマネジメントとは何か、ということから、大崎さんは丁寧に、親切に教えてくれます。
そして、組織的知識創造理論とSECI(セキ)モデルについて掘り下げて、解説をしてくれました。
暗黙知と形式知の話の流れは、図解と説明をしてくれているアーカイブ動画の前半でチェックしてもらう方がわかりやすいと思います。
ナレッジマネージメントの普及は、巻き込み力=自発性
「思い」が活動の源泉なんだと断言する、村上修司さんは、ナレッジマネージメント関連の講演をすれば、2時間でも3時間でも、話せる人物です。
SECIモデルは、難しく考えない方がうまくいく
というように、村上さん自身は、理論家よりも実践肌の人間なのは間違いありません。
「知識創造は、一人じゃなく、みんなで行うものなのだ」というのが村上さんの自然体のスタイルです。
村上さんの魅力は、究極の巻き込み力なのだと実感させられます。
彼が、みんなの持っている暗黙知や形式知を共有する活動を18年間続けた実績は素晴らしいものです。
社内を楽しく盛り上げる自主参加の活動をリードしてきて、企業価値を高めることに貢献してきたという自負も納得できます。
この活動は、自発性でやっていた点は、特徴であり、組織の圧力的な共生がなかった点が、じわじわと広がったのだと理解できます。
なぜ始めたのか?その「思い」とは
村上さんが、工場の経理責任者として、困りごとを解決したかったので、得意なExcelを活用することと、周りの方に共有しようというスタイルを確立したそうです。
困りごとを放置するのではなく、いろいろな人と協力しながら進めていくためには、知の共有が必要だという話。
重複の無駄を無くしたいという思いから始まり、コツコツと続けてきたという展開。
村上さんは、相手のことを気にする、マメな性格が根本にあると自覚されています。
誰もが輝ける場を作りたいという思いが起点となり、「成功の循環」モデルを意識しているだけに、関係の質を優先するのが、村上さんの人をつなぐ、引き寄せるポイントなのだと理解できました。
「ツール第一じゃないんだ!結果の質を求めていることが問題だ!」という言葉は、多くのビジネスマンがうなづけるものでした。
活動のベースは場づくりと雰囲気づくり
感謝と称賛を大切にすることで、みんなで育てていく設計が見事だったのだと理解できます。
自分の業務のミッションだとか、成果として評価されようという意図ではなく、場づくりと雰囲気づくりを重視していたことが、邪な気持ちが出ずに、継続できた源泉なのでしょう。
そして、社内の活動を、社外のセキララという活動に展開したことで、広がりを見せていきました。
関係の質を大事にしたからこそ、ここまで成長・発展が遂げられたということが納得できるのではないでしょうか。
▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。