「丁寧な食事の作法」を体験して何を感じたのか

「丁寧な食事の作法」

私は、水上繭子さんのビジネス茶道を習い始めて、数ヶ月経ちました。

平日仕事後に月1回(毎月参加できていませんが)、表千家のお茶を習う体験は、私の心を鎮めて清々しい感覚を味わえる企業な時間です。

今月は、いつものビジネス茶道と異なり、懐石秘密箱「丁寧な食事の作法」 という企画になっていました。

「丁寧な食事の作法」とは禅院の食事作法を茶の湯の懐石に取り入れたものです。

懐石の世界に禅僧の食事作法を深く取り入れたことを文書に残したのは、歴史上2人しかいないという話を中尾英力さんから講義を受けることからスタートしました。

酒井宗雅(1756~1790)が「草庵行鉢式」という名で行っております。
もう一人が幕末史に欠かせない人物、大老・井伊直弼と伺いました。「真懐石」と名付け茶の湯の最終段階の学びに位置付けていた作法は、150年近く行われていなかった、幻の懐石と言われていたそうですが、昨年復活に成功し「丁寧な食事の作法」という名で全国に広める活動を中尾さんが展開されていらっしゃいます。

とにかく禅僧の食事作法は、映像で一部見たことしかないのでイメージも弱い状態の私にとっては、中尾さんの解説を聞きながら、1つ1つの所作の意味、動きを教わりながら、お椀に手を付けて、食事をしました。

丁寧に食事をするとは、他の生き物の命を頂いているという、当たり前のことを再認識しながら、ゆっくりと静かに味わうものでした。

日頃の自分の雑な食事スタイルとは異なり、心を落ち着かせて、一口、一噛みを味わう。
静寂な空間で過ごすことで、心も頭(脳)もすっきりした感覚が訪れました。

中尾英力(なかおひでさと)さん 】プロフィール
懐石万惣 店主 1971年 11月16日生 富山県在住
1972年世界料理オリンピック(ドイツ)の日本人初の金メダリストの父、中尾甚平師事 西洋料理を学ぶ. 1989年から 藤本登志夫(京都)師事 京懐石を学ぶ.
全国の著名な茶人との交流の中、独学で茶道習得 2001年 父が営む万惣を継ぎ現在に至る。
平成17・18・19年 淡交社(京都)のカルチャー「懐石の頂き方」の懐石を担当。現在懐石ケータリング・懐石講習等、富山を中心に東京、京都、石川など全国を回る。 一般社団法人懐石協会 代表理事

参考サイト

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。