リメイクやカバー全盛の時代に、何に価値を感じるのか?
最近、カバー曲やリメイクされた映像(ドラマや映画)の話を耳にする頻度が増えている。
オリジナルではなく、かつてヒットしたものを、焼きなおすように再度、世に出すというアクション。
古い世代から見れば懐かしいし、若者にしてみると新鮮なものばかり。
私は、この流れを作り出したキーマンは、歌手・徳永英明さんであると考えています。彼が、女性ボーカルカバーを歌い続けたことが大きな転換点になってきたのではないでしょうか。
例えば、「ハナミズキ」の原曲は一青窈。完全に自分の歌として徳永英明は歌いきっています。
冷静に考えると、この歌のカバーって、素人がカラオケで好きな歌を歌っているのと何が違うのでしょうか。
映像のリメイクも、基本となるベースを元に、俳優や設定をいじっているものの、同じような作品ができあがります。
これだって、有名なディズニーの物語を、学芸会で演じる子供たちと、大筋では同じものに感じます。
つまり、元の作品が良いから、コピーされているというのが結論です。
大変有名な「白い巨塔」の1978年と2003年版、原作は一緒ですから、ストーリー展開も一緒になるのです。
普遍的に価値があるものであれば、時を越えて、アーティストや役者を変えても、伝わるものには深さがあります。
つまり、リメイク・カバーなどのコピーをされる作品というものは、古典として評価されている価値がある存在と捉えても納得ができるでしょう。
ここで問題になるのは、著作権。
その素材や作品は誰の権利があるものなのか。
この部分を明確にしておかないとトラブルの元です。
『著作権トラブル解決のバイブル! クリエイターのための権利の本
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
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