「プロセスマキコミー」は「プロセスエコノミー」の大前提!〜準備や制作の工程を売れる時代に〜

『プロセスエコノミー』尾原和啓(著)を読んで「プロセスマキコミー」というフレーズが浮かんだ

モノやサービスを買う判断に、価格や品質だけを追いかけることは減っていませんか?

欲しいものへの枯渇感が減り、差別化されても比較ができないような社会になりましたよね。

だからこそ、アウトプットする前の、作り上げるプロセスを共有していく「プロセスエコノミー」が大切であり、我々は、知らぬ間に「プロセスマキコミー」になっていることに喜びを感じるように変わっているように思えます。

尾原和啓さんの『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる (幻冬舎)』を読んで考えを整理してみました。

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新しい概念のように考え方を言語化したけんすうさんと書籍にまとめた尾原さん、編集者・箕輪厚介さんの傑作

尾原和啓(著)『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる (幻冬舎)』の出版前から、幻冬社の編集者、箕輪厚介さんは、この本を熱烈にアピールしていました。

自分が編集に関わった一冊を宣伝・アピールするのは箕輪さん流のやり方なので、驚きはしなかったものの、その周辺の人たち(おそらく、先行して原稿や内容を知っている人たち)が、真剣に、本を勧めていたので、発売前から興味を持つ人が多く、予約時点でamazonランキング1位に出てくるような人気っぷりでした。

しかも、尾原さんの本でありながら、「プロセスエコノミー」という概念は、けんすうさん(現在、「アル」というマンガサービを作っている)が世の中に言語化して伝え始めたという事実を知ると、このトライアングル関係が、この本の成り立ちだと理解できます。

参考サイト

完成品ではなく、試作過程を売れる時代!人を巻き込み共感させ、参加させてしまう

プロセスエコノミーとは、プロセスを共有することで収益を得ることです。

もはや、完成品(商品・サービス全て)は、差別化ができません。

独自のものを生み出しても、すぐに競合他社に真似されて、類似商品が世の中に出てしまいます。

価格帯だけで勝負をしようと思っても限界があります。

究極、0円に向かっていくにしても限界があり、品質を落とすしかなくなります。

100円ショップはあっても、10円ショップはありません。

その点、プロセスエコノミーは、制作過程を消費者と共有することができ、しかも、プロセス時点で課金できる仕組みが存在しています。

顕著な例は、クラウドファンディングの成功するパターンだと思います。

新しい商品・店舗・サービスを立ち上げるには、事前にコストが必要になり、大きなリスクを背負ってスタートしなければなりません。

作り手(届け手)側の思いを物語として提供しながら、一緒に作り上げていく関係性が深まると、協力や支援がいただけるという展開力。

人を巻き込んでいくことで生まれるのが、プロセスエコノミーだと私は理解しました。

「プロセスエコノミー」を実現するためには、「プロセスマキコミー」が必要

ただ、どうもエコノミーという表現がわかりやすいようで、喉元に骨が引っ掛かっるような感覚が私の中には残っていました。

完成品前を見せることで、収益を得ることはわかるけども、それをエコノミーと大々的に言ってしまうと、ビジネスの臭いを感じて嫌がる人がいるのではないかと感じていました。

「プロセスエコノミー」の大前提は、「プロセスマキコミー」なんじゃないだろうか?

つまり、一緒に作り上げていく、共犯関係みたいのものは、相手を巻き込んでいます。

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しかも、前向きな気持ちで巻き込まれている感覚がなければ、プロセスエコノミーが成立しません。

巻き込みをマキコミと表記を変えて、エコノミーをオマージュして、マキコミーにしてみるだけで、気軽に関われる雰囲気のフレーズに変わったように伝わります。

もちろん、プロセスエコノミーにつながるための、プロセスマキコミーという立ち位置だけは忘れてはいけませんが。

サードプレイス・フェスは「プロセスマキコミー」の世界だった

私は、2020年11月27日〜12月4日までの8日間に30のオンラインイベント、サードプレイス・フェス2020を主催しました。

参考サイト

~コロナ禍で傷ついた、様々なサードプレイスを取り戻せる奴は、日本中では俺しかない~

という映画のキャッチコピーのようなフレーズを思いで、駆け抜けました。

実は、このオンラインイベント、私が全て関わって主催・運営をしたものの、企画や準備段階、運営のサポートなどを含めて多くの方に協力をしてもらいました。

「困った!助けて!誰か手伝って!」

と正直に伝えたのは当然として、一緒に作り上げるためにアイデアや知恵を出し合っていくうちに、私の意思を超えるレベルで、色々なものができあがっていきました。

サードプレイス・ラボのサイトが完成し、ロゴもできあがり、イベントスケジュール(時間割)も作ってもらい、予告動画という企画を展開、といったさまざまな場面、ツールをサポートしてもらいました。

そこまで必死にやるならば、その苦労や準備の工程を協力してくれる仲間に、どんどん事前公開を続けていました。

成功するのかどうかなんて、保証もなければ、企業や団体によるコストをかけたオンラインイベントでもないので、クチコミを含めた発信力で追い風をいただきながら、8日間も無事に終えることができました。

クラウドファンディングを組み込む案もあり、ギリギリの準備も検討したのですが見送ったのは、その分野のスペシャリストや経験者がいなかったという事情に尽きます。

また、参加費をしっかりと確保すれば、参加者の皆さんに心ばかりの謝礼も払えたかもしれません。

「安斎さんの異常な熱量に絆されて、巻き込まれたけど、楽しい経験だった」

「チャレンジするのに必死で、苦労している姿に手伝わざるえない気持ちになった」

「自分も参加しながら、協力できることが嬉しかった」

さまざまなフィードバックをもらい、思わず泣いてしまいました。

オンラインイベントの1つ1つの面白さや良さも忘れられないけども、仕事や日常生活を送りながら、可能な範囲で協力してくれた多くの方にとっても、満足感や至福な気持ちが生まれていたのだとしたら、「プロセスマキコミー」と断言できます。

もっと、マネタイズの設計をちゃんと計画できていれば、「プロセスエコノミー」として機能したかもしれませんが、手作り型オンラインイベントをたくさんやる上では、限界でした。

物語(ストーリー)で売れるだけでなく、仲間のように一緒に参加している感覚が楽しい

オンラインサロンから生み出されるものや、クラウドファンディングなどを活用している世界には、明らか物語(ストーリー)が存在しています。

参加者は、感情を揺さぶられて、何らかの形で協力したいと思い、ボランティア的な姿勢を見せたり、事前購入(予約販売)で貢献したり、情報発信による拡散・シェアを行なっています。

宗教的だとか、怪しい熱狂な世界だと、外野は騒ぐのかもしれません。

でも、「プロセスエコノミー」の世界は、提供する側も逐次、周りの声を聴きながら、修正を続けていき、仲間と一緒に前に進んでいけるのです。

本来、世の中にオープンにされない前提で、事業やサービス、企画が走っている時代ならば、関係者は孤独で不安を抱えているものです。

本当に、世間、周りに認めてもらえるものなのだろうか、というモヤモヤした気持ちと、失敗のリスクと向き合うだけで精神的にもキツく、事前投下のコストも考えると収益面も心配でならないもの。

プロセスエコノミーは、事前に収益を得ることが可能な仕組みなので、大きな事業やサービスでなくても、小さな店舗、個人のクリエイターでも取り入れられる武器になります。

是非、『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる (幻冬舎)』を読んで、自分だったらどう活用できるのか、もしくは、誰かの応援としてこの仕組みを盛り込めるのか、一度、考えてみてください。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。