20%の時間とアイデア
Google社が、勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに割くよう義務付ける「20 percent time」という規則の話は、とても有名ですが、ご存知でしょうか?
この「20 percent time」から、Gmailのサービスなどが生まれたそうです。
普通の働き方であれば、所属部署、所属プロジェクトに自分のリソースは100%近く注ぎ込むのは当たり前だと、私も捉えていました。
あるとき、社内の某プロジェクトへの参加メンバーに加えられた時、この常識は変わりました。
本業の仕事以外で、組織横断的に集められたメンバーのプロジェクトチームの一員。
当然、打ち合わせや準備などで業務の時間を奪われます。
当時は、時間外残業などでカバーしていた記憶があります。
若ければ、この本業以外のプロジェクトとのバランスを取る為に、自分の時間のリソースをより多く注ぎ込むことは可能です。
経験を積み、年を重ねたサラリーマンのオジさんになった今、同じことをやるのは、正直、しんどいというのが本音です。
今回、自分の部門の仕事でありながら、本業と切り離された企画を他部門と一緒に作るメンバーに招集されました。
企画の前提条件に制約が多すぎるので、自由な発想を生み出すことは難しい状況です。
ふと、そこで、私の頭に浮かんできたものは何か。
仕事以外で関わったり、調べてもの、参加したものを、応用したアイデアです。
画期的なものではなく、あれとこれを組み合わせれば何か、面白いものができるかもしれない。
じっくりと考え抜いた結果、自分の中から生まれてきました。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもないということである
『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング)
本業の経験だけの組み合わせでは、絶対に生まれてこなかったアイデア。
本業以外の自分の時間を使っていたこと、例えば、このブログを書くような時間。
自分の未来を作り出す為には、今の自分の時間、仕事以外も含めた24時間の中で、20%を自由な時間として生み出して、何かに使い続けることができれば、人生は大きく変わるのかもしれない。
計算すると、1日約5時間になる。
そんな余裕は簡単に生まれない。
余計な時間を削った程度では無理です。通勤電車の移動時間などの細切れ時間も投入しなければ足りません。
自分のタイムスケジュールを見直すことで、この時間を生み出して、積極的に自分の未来へ投資していけるかどうか。
漠然と、消費しても時間は過ぎてしまいます
たった一度の人生を楽しく、実り多いものにしたいならば、20%の時間を有効に使い続ける意識と行動が必要です。
あなたも、もう一度、自分の時間を見直してみませんか?
きっと、まだ、何か自分にできるもの、生み出せるはずです。
そのためには、どうしても時間が必要です。
無駄な会議、付き合いのお酒、楽しくない惰性の趣味や遊び、これらを卒業することを念頭に、毎日を送ってみることを、私と一緒にチャレンジしたい方がいれば、応援、サポートしていきます。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。