港町でおしゃれな横浜といえば、中華街、山下公園、崎陽軒のシュウマイなど色々ありますね。
でも、横浜の街にいると、私が小走りしたくなるのは、「あぶない刑事」の影響です。
再開発直前の横浜を舞台に、神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)のコンビでアクションとジョーク満点シリーズがインパクト抜群でした。
とにかく激しいアクションとカッコイイ2人の「あぶない刑事」
何と言っても、当時の舘ひろしと柴田恭兵のコンビはカッコイイ。
そして、カーアクションと銃アクションの数々。
さらに、軽妙なジョークがバブルの派手さを感じる、異色の刑事ドラマです。
「もっともあぶない刑事」は、本来、最後の作品だと思っていた
テレビシリーズは「あぶない刑事」「もっとあぶない刑事」の2シリーズを終えて、満を持して「もっともあぶない刑事」という3作目の劇場版作品をAmazonプライム・ビデオで見ました。
本来なら、総まとめになるはずの作品。
主演の2人以外の役者も、仲村トオル、浅野温子を含めて絶好調で、最高に楽しめるエンターテイメント。
30年以上前の作品なのに、ファッションには違和感はあるものの、とにかくイケてる。
単純に、悪い奴を懲らしめるために、破茶滅茶、破天荒な行動をとる、タカとユージ。
興行収入としては、12億円で過去の2本の劇場版よりも少額になった点は残念でしたが、十分に楽しめる作品です。
ところが、その後、4本の劇場版が生まれる
バブルが弾けた後に、1996年に「あぶない刑事リターンズ」、1998年に「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」、2005年に「まだまだあぶない刑事」、2016年に「さらば あぶない刑事」と4作品が作られています。
当時、洋画も含めて、3本で完結するような映画が多かったので、私自身、バリバリに走る、アクションをカッコよく決められるのは、年齢的にも限界なのではないかと考えていたので。
後半4作品は、正直、それほど印象に残っていないですが、おそらく全て見たような気がします。
おそらく、この舘ひろしと柴田恭兵のコンビ、制作関係者も思い入れが強い、愛された作品だからこそ、7作もシリーズが延長して映画が作られたのは言うまでもありません。
横浜の街をブラブラすると、二人が走っていそうな幻想が浮かぶ
普通に、横浜の街に遊びに出かけて、おしゃれで楽しいひと時を過ごしていても、どうも、古い建物や路地を見ると、タカ とユージが走ったり、拳銃をバンバン撃ってるような幻想が浮かびます。
それだけ、強烈に刷り込まれているのです。
もちろん、フィクションの世界なので、ありえない話ですし、あんな刑事がいたら、危険極まりないし、許される存在ではないでしょう。
刑事を天職として、自由にカッコよく生きる二人は、今までの泥臭い刑事モノと違い、「西部警察」や「太陽にほえろ」の延長でありながらも、相棒(バディ)を組んで突き進む。
横浜のイメージアップにつながった!ということは・・・
本当に中高年世代には、横浜のイメージアップに間違いなく貢献したのが「あぶない刑事」だったわけです。
「北の国から」で富良野が有名になった通り、地域の良さを伝える作品って、これから、もっと増えてくる時代がやってくると想像します。
無理やり、都会である必要もなく、極端な田舎である必要もない。
残念なのは、国道沿いにどこにでもあるチェーン展開の店が並ぶ地域は評価されません。
独自の地域の価値を作り上げて、メディアに取り上げられたり、観光・滞在、移住する人が増えるならば、じっくりと良いコンテンツや価値を提供できると勝てると予想します。
田舎万歳とは言いませんが、コロナ後のニューノーマルな時代、引き続き、日本は東京集中の状況を残しつつも、減っていく人口は、バラツキが生まれて、居心地の良い街が増えていくことに期待しています。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。