2021年8月が終わり、子どもたちが学校に戻るはずでした。
ところが、コロナウィルス感染拡大を受けて、夏休みを延長するという市区町村の公立学校が多いようです。
昨年は、春先に授業ができずに夏休み返上で授業を行い、今年は、夏休みの延長。
ただ、世の中のアップデートに学校や授業運営が追い付いていないのではないでしょうか。
キーフレーズは、やれないんじゃない!やっていないだけ!です。
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コロナによる生活影響が1年半経過したのに、なぜ、学校はアップデートされない?
今回、コロナウィルス感染が急拡大しているから、学校での児童・生徒の感染を恐れて、夏休みを延長するという話が各地で出ています。
確かに、緊急事態宣言下ですから、仕方ない面はあると思います。
修学旅行も中止や延期になるし、子どもたちにオリンピックやパラリンピックを見せる企画もとん挫したのは仕方ないでしょう。
ただ、本当に夏休みを延長するという話が正解だったとは思えないのです。
1年以上、このような時の為の対策があり、子どもたちにはタブレットやパソコンを配り、自宅で操作できる環境を用意してきたのですから。
オンライン授業ができないのは、子どもたちや自宅のネット環境ではなく、教える側のリテラシーとトレーニング不足の問題!
全ての小中学校を対象にした話ではありませんが、オンライン授業で、先生が子どもたちと一緒にやれる方法は、徐々にノウハウとしても浸透してきています。
にもかかわらず、夏休み最終日に、急遽2週間・10日ほど、延長しますというだけの案内をする時点で、各家庭や子どもたちの混乱は、否めません。
2020年当時ならば、まだ、不慣れで予測できない事態として納得できます。
昨年までの経験を踏まえて、GIGAスクール構想が進み、子どもたちに1台ずつのタブレットやパソコンを配給しています。
家庭環境によってはWifiも提供したという話があります。
にもかかわらず、自宅でできるオンライン課題を配り、提出させるだけ、という学校も多いと聞きます。
え?なんでそうなるの?
子どもたちは、YouTubeだけでなく、オンラインの環境でならすぐに適応できるのに。
明らかに、教える側がオンラインでのコンテンツや、教えるノウハウのトレーニングを怠った問題しか見えてきません。
学校の授業だけが遅れるのは不自然!企業だって、家族関係だってオンライン化した
学校の授業だけがオンライン化できないとするのは不自然です。
もちろん、学校の回線などの問題で、全先生が同時配信をするのは難しいのかもしれません。(はっきり言って、コストをかければ済む話)
それにしても、先生たちが、なぜ、本業である授業をオンライン対応できないと考えているのか、教育関係の組織が許さないのか、謎は多いです。
この1年半で、多くの職場や仕事ではオンライン対応が進み、家族関係の連絡も遠方であればオンラインでカバーしています。
なぜ、学校だけが、その波に遅れているのでしょうか?
対面のリアル授業こそが全てで、このような事態が発生したら、オンラインでコミュニケーションを取り、場合によっては、子どもたち個人とのショート面談を行ったり、親も含めたオンライン三者面談とかをやりながら、状況を把握するべきなのではないでしょうか?
正直言って、オンライン授業としてクオリティが高いものができるとは思っていません。
授業のクオリティならば、スタディサプリでカバーしてもらえれば済む話です。
それでも、担任の先生がいて、友達がいて、という環境が必要なのです。
この1年半近く、教育業界がアップデートできていない姿に呆れてしまいました。
トレーニングをすれば、どの先生だってできる!1日何コマもやろうなんて言わない!
ICTのスキルが先生たちに足りないから、という話を耳にしますが、本当でしょうか?
年齢関係なく、スマホを持ち、パソコンを操作しているのではないでしょうか。
なぜ、オンラインだけ抵抗を示すのか、理屈が通りません。
勝手に想像すると、教育は対面でなければダメという固定概念こそが、教育業界の中枢(司令塔に近いところ)で残っているがために、スタートできないと考えています。
オンラインで体育は難しいでしょうし、図画工作や美術、音楽は難しいかもしれません。
でも、国語・算数・理科・社会(実験や見学は除く)・英語などは十分にカバーできます。
1年前(2020年)、静岡県富士市の大学生たちが、小学生の子どもたち向けに、チャレンジした #おうち先生 のような実績は全国各地で事例として存在しています。
事例を探せば、実際に、オンライン授業にチャレンジできている先生(朝の挨拶だけでも十分です)たちは、厳しい環境下でも、世間の様子を見ながらアップデートしているケースもあるのです。
やれないんじゃない!やっていないだけ!誰のための学校・授業なのか原点に帰ろう
私だって、出社スタイルから、在宅オンラインでの仕事に切り替わった数か月は混乱しました。
自分も不慣れで相手も不慣れ、うまくいかないことも多々ありました。
やれないんじゃない!やっていないだけ!
1年前、この環境に不慣れで、誰もが在宅勤務に暗中模索しているときに、なかなか、出社を辞めない人たちに、私の知り合いが投げかけた言葉です。
私は、2021年の学校の夏休み延長による、授業不実施こそ、オンラインでやれるのに、やっていないだけ。
しかも、準備する時間があったのに、対策や対応を練ってスタンバイしてこなかっただけ。
関係者には大いに反省してもらいたいと思います。
日本の未来を託す子どもたちに、仕方ないという気持ちを植え付けるのはやめて欲しい。
やれないんじゃない!やっていないだけ!
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。