映画館で非日常として、楽しむ体験って素晴らしいものです。
では、映画をAmazonプライム・ビデオなどで見てしまうとどうなるのか。
もちろん、作品そのものは変わりませんが、スケール感が変わりますよね。
そこで、今回、「映画 えんとつ町のプペル」がAmazonプライム・ビデオで視聴できるようになった機会に、音だけで楽しむというスタイルにチャレンジしてみました。
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ルビッチの芦田愛菜さんとプペルの窪田正孝さんの声優としての組み合わせを味わう
「映画 えんとつ町のプペル」は、キングコング西野亮廣さんが絵本として作り上げた世界を映画化した作品として、クォリティを高めていたアニメーションのインパクトは大きいものがありました。
ただ、忘れていはいけないのは、主役のルビッチの芦田愛菜さんとプペルの窪田正孝さんの声の演技力があってこそ、成り立った映画だったという点です。
映画館で見るよりも、自宅のインターネット環境下で音だけで耳で楽しむというスタイルを持ち込んでみました。
俳優・窪田正孝さんらしさを感じないプペルの話し方
実力派の俳優として活躍している、窪田正孝さんを声優に使うということは、西野さんの肝煎りがあったようです。
映像ではなく、声だけに耳を傾けると、窪田さんなのに、窪田さんではない存在、プペルを作り出している良さを感じます。
惚けたような印象が残り、優しさと素朴さが混ざった雰囲気が、ゴミ人間・プペルには必要だったのだと思い知りされます。
彼の声と、ルビッチの芦田愛菜さんの声があってこそ、この作品を映画化して良かったと思えるのは納得できます。
視覚障がい者だったら、映画は音(副音声)で楽しむしかない
私自身が、映画館で何度も見た「映画 えんとつ町のプペル」なので、情景の説明が一切なくても、ストーリーも映像も浮かびます。
その上で、声にだけ集中できたのは、記憶や印象度の問題だと思われます。
もし、私が視覚障がい者だったら、映画は、音でしか楽しむ術がありません。
副音声的に解説が入り込んだ作品を耳だけで楽しめるのか。
正直、難しいと言わざるえません。
微妙な音で何を伝えようとしているのかを想像しても、その場面・シーンが浮かばないと厳しいからです。
初見の映画を音だけでチャレンジしてみたら
このように考えて、今まで見たことがない知らない映画を音だけで楽しもうとチャレンジしてみました。
10分待たずに限界でした。
つまり、映画という作品は、映像が伴わないと伝わらないものということの再認識をさせられました。
その後、普通に視聴したら作品として楽しめたのだから間違いありません。
声や音に意識を向けて聴覚を磨くことは必要なこと
今回、試みた「映画 えんとつ町のプペル」を音だけ、耳で楽しむというチャレンジは、2021年が音声メディアへの注目の年だったことを思うと、やってみる価値があったと感じます。
昔、ラジオを聴きながら、勉強したように、音を耳にしながら何かをするというのは、とても親和性が高くて、人間として、一番「ながら」が可能な方法だからです。
もちろん、音だけに集中する感覚も、人間の聴覚を磨くことにつながります。
何でも目で見るという視覚重視の人間にとって、忘れてはいけない五感の1つが聴覚なのですから、あなたも何度も見たことがある映画を一度、耳だけで楽しんでみてはいかがでしょうか?
意外な気づきがあるのは間違いありません。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。