【映画】「図書館戦争」(2013年公開)って非現実的な世界観過ぎて、無理を感じます

二つの単語を組み合わせて新しい言葉を作る場合、想像の範疇を越えることがあります。

映画「図書館戦争」も「図書館」と「戦争」という全く異質なものを組み合わせたことで出来上がった世界です。

正直言って、共感や理解は進まなかったのですが、最後まで視聴することができました。

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規制はされるとしても、そこで武力が伴うなんて

メディアとしての書籍が表現の自由を超えて、規制されるというのはどういうことなのか。

もちろん、公序良俗に合わないとか、問題を生む作品があるのはわかるものの。

しかも、規制が検閲の結果として、武力の戦いになるという設定は、荒唐無稽すぎて驚いてしまう設定があるので、ストーリーの本質には入り込むのは難しかったです。

イケメンと美女がアクションするのはいいけども、その理由は何かを問いたい

映像化された作品ですから、イケメンと美女が登場するのは当然としても、そこにアクションが伴い、武力で戦うというのは、本質的理由がないと理解に苦しみます。

私の言葉では物足りないので、あらすじを簡単にまとめたものを記載します。

あらすじ

正化31年、 あらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行され30年が過ぎた日本。公序良俗を乱す表現を取り締まるために、武力も厭わぬ検閲が正当化されていた。そんな時代でも読書の自由を守るため、その検閲に対抗すべく生まれた図書館の自衛組織「図書隊」に笠原郁(榮倉奈々)が入隊する。高校時代に読みたい本と自分を助けてくれた図書隊員を“王子様”と憧れての入隊だった。ところが、担当教官の二等図書正・堂上篤(岡田准一)は事あるごとに厳しく指導をする鬼教官で、郁の憧れの王子様図書隊員のことも「あさはかで愚かな隊員だ」とバッサリ。激しく反発する郁だが、堂上は厳しく突き放しながらも絶妙のタイミングでフォローを入れつつ郁を育てる。そのツンデレ訓練のおかげか、郁は女性初の図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)に配属される(Amazonプライムビデオより)

国内の一部内戦的な戦いなのに、その舞台が図書館という限られた空間。

世間一般の人はどのように受け止めているのか、フィクションとしてしか理解できないのではないでしょうか。

本を守るために、武力を使うという理屈

日本の歴史を遡れば、言論統制として、検閲が厳しかった時代があるのは事実です。

もちろん、日本国憲法を盾にとり、表現の自由としてなんでもチャレンジしようとしたカメラマンもいました。

あくまでも、武力を伴わない範囲での争いであって、武器を持って、双方が戦うとなると紛争や戦争と変わりません。

その理屈がどうも、この作品の設定の大前提としてしっくりと感じませんでした。

本を焼く、破るだけでなく、相手と戦い、怪我をさせたり、命を奪いかねない状況は、図書館という静かな空間とのギャップとしては甚だしいという印象が残ってしまいます。

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有川浩による日本のライトノベルなら実写よりもアニメで十分な気がする

原作は、有川浩さんのライトノベルだけに、実写映画よりもアニメの方がしっくりくると感じます。

本格的な武器や格闘シーンを見せるのも役者の演技力だと思いますが、どうも非現実的すぎて集中できませんでした。

今、日本国内の内線で武器を持って戦うようなことが想定外だから、尚更、この違和感は最後まで強く残りました。

本来の図書館へのリスペクトが作品全体に伝わってほしいと思うのは、私のわがままなのかもしれませんが。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。