映画「えんとつ町のプペル」初日舞台挨拶中継も参加してきました!

1本の映画を作るまでにかかる時間と手間について考えたことはありますか?

映画「えんとつ町のプペル」はプロジェクトがスタートして、丸8年の歳月をかけています。

西野亮廣の原作絵本をベースにしながら、ブラッシュアップを続けて、3DCGのスタッフ、声優、皆さんで必死に作り上げた作品の仕上がりは最高でした。

今回、初日の舞台挨拶中継を映画館で味わってからの鑑賞になりました。

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勝つための戦略をクリエイター&告知・宣伝力を高めながら巻き込んできた男の挑戦が詰まった映画

映画「えんとつ町のプペル」については、原作の絵本作家である、西野亮廣さんが年月をかけて、やれる限りの戦略を詰め込み、実践しながら、クリエイターとしての繊細さを仲間たちと作り上げてきました。

彼はお笑い芸人出身の演者の顔も持つだけに、さまざまなやり方でアピールや露出を続けてきました。

最近、出演していないテレビ番組にもゲスト出演をし、芸人を中心としたYouTubeチャンネルにも対談ゲストとして参加。

全国を回って支援者とランニングをしたり、クラウドファンディングに、オンランサロンで熱を伝え続けながら、毎朝、Voicyで語り続けて、寝ない日々を過ごす男。

「ディズニーを倒す」と宣言した彼が挑んだ挑戦は、まだゴールではありません。

絵本では語り尽くせなかった内容が盛り込まれた、挑戦する全ての人を応援する映画

「絵本の映画化ではなく、映画に繋げるために絵本を出した」

最近、西野亮廣さんは、何度となく伝えている戦略の真実。

この絵本は映画化できる、と事情を知らない人が口にするたびに、ほくそ笑んでいたはず。

時間とコストは、ものすごくかかっているのに、製作費の金額をアピールしていません。

西野さんが「100万人が見てくれてもペイしない」とつぶやいている言葉の裏には、可能な限りのエネルギーも全て投入してきた男が語る真実があります。

恋愛もなければ、激しすぎる戦いのシーン(ゼロではないけど)もない。

テンポよく展開される物語の中で、ゴミ人間のプペルとルビッチの友情が芽生え、ルビッチと父親ブルーノの関係が語られていきます。

煙に覆われた町の上空には、空があるのか、星があるのか。

見たことがないから、ないと断言されて、あるというと叩かれる。

なんとも、現実的な場面を思い浮かべます。

夢を語れば、笑われたり、馬鹿にされてしまう世の中で、大人たちは、無難な夢を目標として語るか、口をつぐんでいます。

チャレンジすることに対して、失敗を恐れて、ブレーキを踏んでくる、ドリームブロッカーばかりが身近にいて、いつの間にか、自分も人の夢にブレーキをかける発言・思考をする流れの一員になってしまう。

やってみなきゃわからない。

そう、誰だって、やってみなきゃわからないし、失敗をあきらめない人たちが時代や新しいものを生み出したという伝記を読んで知っているのに。

すぐに結果が出るものばかりに意識が向かい、すぐに飽きてしまう、失敗や批判を恐れて、縮こまって生きている。

映画の後半に向けて、盛り上がっていくシーンで、登場人物たちの変化は、主人公のルビッチとプペルのひたむきさから影響を受けたのは間違いありません。

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「自分たちは弱小!」と口にするものの負ける気はさらさらない

「自分たちは弱小!」と西野さんは、何度となく語っている。

人気のシリーズやキャラクターでもなく、知名度が高いわけでもないのは事実。

絵本の映画化なんて、ほとんど実績がないという話。

いやいや、アンパンマンだって、絵本でスタートしたじゃないか!

と思ったものの、すでに、テレビアニメ化されて長年の実績を持って、映画化の道を進んでいます。

何もないところから絵本を作り、ベストセラーになっても、油断せずに、とにかくコツコツと磨き上げた、映画「えんとつ町のプペル」。

一方で、公開前までに、主題歌を流行らせるように時間をかけて仕掛けていき、歌詞にこめたメッセージを浸透させて、カバーされた動画が増えています。

色々な切り口で、映画を流行らせるために、ポスターを貼ってもらう作戦やら、子供たちのダンスを作ったり、ありとあらゆる手を尽くしています。

「全米が泣いた」のようなキャッチコピーは使っていません。

映画の世界観を大切に守りながら、どれだけ、多くの人に届けられるかを実直すぎるまでに積み上げています。

今、目の前で展開されていることは、どれぐらい前から準備をしてきた企画プランなのか。

最近、真顔で西野さんが語る言葉が最高に戦略的で気になってます。

「僕らの映画は、1週目では勝てないかもしれない。でも2週目、3週目で勝負をします。広告もそのタイミングで仕込んでますから」

この言葉、ちゃんと記憶に刻んでください。

スタートダッシュは、コアなファンのクチコミと媒体の投稿などを投下しながら、じわじわと広げていき、勝負を2週目のお正月に持ってくる作戦。

このタイミングでインパクトがある広告を仕掛けてくるわけです。

ワクワクしますよね。

弱小=弱者じゃないという証明をするのは間違いないです。

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作り手と伝え手が一体化して走るって、すごいエネルギーが必要

私が、今回の映画「えんとつ町のプペル」に、貢献しているとは言えない、一人の観客にすぎません。

ただ、オンラインサロンを通して、彼が何を作り、伝える役割に全力投球を仕掛けてきたのは知っています。

参考サイト

◆ 西野亮廣エンタメ研究所(オンラインサロンの詳細と入会はこちらから)

本来、作り手と伝え手は別物になっています。

作り手は、クリエイターであり、脚本家などの表には目立たない存在になるケースが多いです。(原作者が著名人ということは除くと)

伝え手は、役者(演者)であったり、PR担当者や広告展開に委ねているので、作り手側ならば監督ぐらいが語っている程度です。

つまり、作り手と伝え手の役割分担が明確になっている世界が、映画やエンタメなのです。

今回、完全に西野亮廣さんは、自ら原作・総指揮、脚本を担当し、クリエイティブをリードしながら走り抜き、同時に、伝え手の役割も果たして、発信を続けているのです。

役割のオーバーラップというか、統合という展開です。

ブレないので素晴らしいのですが、完全にオーバーワークになるのは明らかです。

作り手の時間も必要で、伝え手の時間も必要になる。

歌の世界で、作詞・作曲、歌も歌い、自分でPRも一人で担当するような場合に近いですが、映画となるとスケール感が違います。

ぐったりとした顔を見せないものの、やつれながら、睡眠時間を削り、食事も削りながら、圧倒的にエネルギーを注ぎ込んできた男だとわかっているから、誰もが応援したくなるのです。

ここを勘違いして、オンラインサロンをやればいいとか、クラウドファンディングをやって資金を集めればいい、とだけ単純な模倣をする人たちとはレベルが違うのです。

私もサードプレイス・フェスで、企画を立てて走りながら、伝え手になり、人を巻き込み、全てのオンラインイベントに際して、演者と主催者の責任を果たしながら、駆け抜けました。

予算もスケールも違うけど、作り手と伝え手をどちらもカバーする負担は、ものすごい熱量・エネルギーやパワーがないと実現できないものです。

だからこそ、絶対に、映画「えんとつ町のプペル」は成功して欲しいし、成功するはずだと信じています。

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エンドロール後に拍手に包まれる映画館の雰囲気を味わって!

映画の内容のネタバレはしたくないので、詳細は割愛しますが、本当によくできた映画で、子どもでも大人でも、お年寄りでも楽しめる作品です。

試写会上映前から、エンドロール後に、スタンディングオベーションや拍手があったら嬉しいと語っていた、西野亮廣さん。

普通の映画なら、エンドロール途中で席を立つ人も多いものです。

今回、どの映画館の会場でも、エンドロール後に、一人が拍手をすると、拍手の輪が広がっていると聞きました。

もちろん、私が見に行った、初日の舞台挨拶中継の映画上映後のエンドロールが流れ、「おしまい」と表示され、館内が明るくなる前のタイミングから、拍手が起こりました。

奇跡は近づいている。

私は、映画公開初日に、この映画や主題歌の歌詞に込められている言葉の世界を体験しました。

そうです。

奇跡は近づいている。

是非、あなたも、一人でも、家族や恋人と一緒でも構いません。

映画館で、映画「えんとつ町のプペル」を見てください!

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。