【開催レポート】女性管理職の本音とは?(サードプレイス・ラボ 第78回)

男女平等参画社会、女性活躍社会と言われて久しいですが、あなたの周りに女性の管理職の方はいますか?

女性のライフスタイルと管理職ってマッチしにくいのでは?と思われている若手ビジネスウーマンはいませんか?

女性上司の下で色々な思いを抱えて働いている、ビジネスパーソン(男女不問)って、あなたのことじゃないですか?

女性管理職として長年に渡り、活躍されてきた、いくみさんが『女性管理職が悩んだ時に読む本』を出版されました。

ヒット本なので、既に読まれた方も多いと思いますが、本の内容だけにとどまらず、いくみさんの本音を探るために、今まで、女性管理職3名の下で働いたことがある、サードプレイス・ラボ主宰の安斎輝夫が、対談形式でお話を伺うスタイルの企画として開催しました。

(2023年6月28日開催)

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初出版の「いくみさん」のお祝いをしたい!

私が、サードプレイス・ラボの登壇者を選ぶ基準としては、何かしら、私と接点がある方にお声がけとお願いをしています。

登壇をお願いをするタイミングは相手の状況や、話してもらえそうなテーマが私に浮かびつつ、他でも話をする練習台になればと思って、「ラボ」=「実験室」という名称で続けています。

今回は、以前、ブログのセッションで半年ご一緒したことがある、いくみさんの初出版女性管理職が悩んだ時に読む本 ワーママ30年&女性管理職18年の人気ブロガーが語るを記念して、お願いすることになりました。

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女性管理職の自然体な話を正直に聞こう!

▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。

いくみさんは、樺沢紫苑さんのWEB心理塾に入り、世の中の役に立ちたいと思って、情報発信者になろうとして、ブログ:ねーさんらいふを2000記事も書かれています。

女性管理職の悩みは、仕事だけでなく、家庭(妻や母として)での役割も含めて、多岐にわたることは、この本で改めて実感しました。

女性の管理職という役割に、憧れを持っていたという部分から、私は質問を投げかけて対談ををスタートさせました。

男女雇用機会均等法が施行される前の時期に、ハイヒールを履いて、バリバリ働きたいというイメージを持っていたそうです。

新卒で就職した小さな会社で、女性の課長が二人いたことで、憧れを抱いたそうです。

いくみさんにとって、自分が目指すロールモデルが近くにいらっしゃったというのは奇跡的な幸運をお持ちだと思います。

ここから始まる対談のトークも自然体で、自分の女性管理職のキャリアについて自然体で話をしていただけました。

本の中で「部下さん」を連呼する理由は

どうしても聞きたかったのは、本の中で「部下さん」という言葉が気になって仕方なかったので、早々に質問をしました。

「部下はリスペクトすべき存在だと思っている」

上から目線に自分がならないために、自分が愛すべき尊敬すべき存在だということを大事にしているというのが、いくみさんの職場の関係性のポイントだと感じました。

出版社の校正担当から、「部下さん」を修正依頼があったそうですが、編集者さんが、この本の大事なところだという点で妥協をせず、「部下さん」を何度も繰り返す本として成り立っています。

この違和感こそが、いくみさんの大事な思いが伝わるフレーズだと理解しました。

いくみさんは部下からどんな女性管理職として思われてる?

自分のキャラクターは天然で、ポジティブシンキングな人間なので、ありのままで部下と接しているという話を伺いました。

直接、部下から聞き出す機会はないものの、部署異動の際に、壮行会の場で伝えられた言葉も様々だったようですが、話しやすい存在でありたいと考えているそうです。

まだ、女性管理職が少ない日本社会に対する、いくみさんが、個人ごとだけでなく、マクロな調査結果からも、難しさを感じている方が多いことを、自分のことで話してもらえると安心感が得られました。

自分らしいスタイルを大事にしながら、女性管理職として頑張ってきたエピソードは、とても親近感が湧きました。

今、ここでやれることを取捨選択をする

家事育児をしながら、女性管理職として過ごしてきた、いくみさん自身が、大事にしているのは、「今、ここでやれることに集中する」という考え方を素晴らしいと感じました。

完璧主義ではなく、取捨選択をすることに腹を括っている姿を聞いているだけで爽快でした。

定年退職に危機感を感じた時、自分が長年関わった事業がなくなり、ネガティブなインパクトのつらさを味わった時期には、家族にも問題が発生して、四苦八苦した時に、精神科医の樺沢紫苑に出会えたそうです。

いくみさんのポジティブさがあっても、乗り越えるのが大変な時に、師匠に会えたのは、大事な分岐点だったのが伝わってきました。

いくみさんにとってサードプレイスとは?

いくみさんは、人生のどん底の時に、第3の場所を探したわけではなく、偶然出会えた師匠との出会い。

樺沢先生の元で学びたいという気持ち、情報発信の大切さを学び、ブログを始めます。

今までの人生で出会うことがなかった方々と、役割としての自分ではなく、田代いくみという個人として新しい関係性を作れるようになったそうです。

肩に力を入れて、無理矢理頑張るのではなくて、自然体に過ごせている、生き生き感が、いくみさんと一緒にいると笑顔になれる理由なのだと納得できました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。