ツイてる人って、何が普通の人と違うんでしょうか?
「僕はいつもツイている」
そんな言葉を口にする人をどう思いますか?
うさん臭い?
勘違い人間?
楽観主義者?
人生生きていれば良いことも、良くないことも繰り返されます。
特に、流れが良くないと、あれもこれもうまくいかずに、心が折れそうになることは誰にだってあるでしょう。
でも、書道家の竹田双雲さんは、いつもラッキーだと言いきります。
「僕はいつもツイている」
ものすごくポジティブで、でも冷静にラッキーを感じているようなのです。
『ラッキーになれる習慣 僕がいつも〝ツイてる〟理由
世の中にいろいろな習慣本がありますが、どれにも共通しているのは、
「良くない自分の習慣を、何らかの方法で変えることで良くなるんだ!!」
という、お説教的な印象を受けかねない、当たり前だけど、できないことで苦しんでいる人に、希望と感じられないものが大半です。
もちろん、当たり前のことができないから、苦しんでいるのは私も一緒です。
良い習慣に変えて定着させるまでの方法論は多岐に渡りますが、根本は変わりません。自分で悪い習慣を辞めると決め、次に、良い習慣を始めて、淡々と日々繰り返すという鉄板なアプローチは誰もが理解できます。課題は、実践できるか、できないか。
まずはとにかく、毎日、少なくとも一日一度は、何も考えずに「僕はラッキーだ」「私は運がいい」と口に出していってみましょう。コツは、ちゃんと自分に聞こえるように言葉にして発すること。そこからスタートです!
周りで、ニコニコと幸せそうな顔をしている人は、「ラッキーだ!」と「運がいい!」と口にしています。
「いいタイミングでいい波に乗れただけ」と感じている人は、「おかげさま」という感謝の気持ちをすごくもっています。そしてがんばって運をつかんだとか、計算してこうなったとは思っていないから、エゴの気持ちが少ない。
感謝の気持ちをもって、「おかげさま」や「ありがとう」をちゃんと言葉にして相手(人に限らず)に伝えているでしょうか。この気持ちをもてるかどうかは、最近、幸せにワクワク生きていくには、とても重要なポイントだと私は考えています。
幸せな気分、出来事は、他人にお裾分けをする、シェアの気持ちをもてるかどうか。良いモノは独り占めしたいという欲望が出てくると、本当の意味でラッキーは続かないと、竹田双雲さんは、この一冊の中で繰り返しています。
一歩間違えると、押しつけに嫌がられる可能性はありますが、おせっかいぐらいなアプローチがあってこそ、生まれてくる幸運はあると思っています。そこで、私は、ギバーの精神を持って、望みたいと考えています。
「ラッキー習慣」の身につけた方
☆「○○だからこそ△△できる」でネガポジ変換
☆一日一度は「自分は運がいい」と口に出してみる
☆自分の感情は外部の出来事と切り離したうえで、自分で決める
☆敵やライバルをつくらなければ「無敵」状態になる
☆人間関係は親しい間柄こそ、距離感を大事にする
☆人の評価に縛られず、自分の基準をもつ
☆同じ出来事・物事にもラッキー、アンラッキーの側面がある
☆仕事を楽しめると人生はラッキーだらけになる
☆ラッキーなことを書き出すようになる
☆夜、一日一つでも、「今日のラッキー」を振り返る
☆少し大げさなくらいに身の回りのことに感動する
☆朝を気分よく迎え、過ごす工夫をする
☆感動したら感謝する(見返りは期待しない)
☆先に「自分はラッキーだ」「自分は幸せだ」と決めつける
☆先に「ありがとう」と相手に感謝の気持ちを伝える
ラッキーなことを書き出す、口にするって大事だと思うので、実践しようと思います。
私の悪い癖で、敵やライバルを作るのは辞めることにしました。誰もが自分の大事な仲間、支援者だと考えるようにしようと決めました。
ラッキーだ!幸せだ!と意識して言葉に出していけば、自分がワクワクしてくるのは間違いないと思います。加えて、相手への感謝の気持ちを伝えることを怠らないことでしょう。
「ラッキーな人」のお金との付き合い方
☆「お金=不浄」などの、ネガティブイメージを捨てる
☆節約はダイエットと同じ。無理に続けると必ずリバウンドする
☆お金を貯めるには、節約術や投資術だけに集中せず、いまに満足する心の豊かさをキープする
☆お金そのものに対して「ありがたい」と感謝の気持ちをもってみる
☆自分のためだけではなく、人のために使う
☆しぶしぶ使うのではなく、ワクワクしながら使う
☆お金の多寡とリッチさは比例しない
☆お金とはつかず離れず、ゆるゆるの関係(執着を捨てる)で付き合う
☆自分の仕事の価値を見直す
☆お金のために働くのではなく、楽しい仕事をしたうえにお金をもらっていると考えを切り替える
お金とラッキーに付き合うのもワクワク感と執着を捨てたゆるゆるな関係だという点は面白いと思いませんか。
この本を全体を通して、ワクワクしてくるのは、竹田双雲さんのキャラクター、考え方が全面に出ているからで、気持ちが盛り上がって読み終えられる一冊は、珍しいです。皆さんにオススメできます。一度、目次や流し読みでも良いので、読んでみてください。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。