近年、私が好きだったドラマといえば、「TOKYO MER〜走る緊急救命室」でした。
元々、戦隊モノが大好きだった私は、大ピンチを救ってくれるヒーローが大好き。
医療従事者が病院で待つのではなく、現場に駆けつけて人の命を救ってくれる姿に感動して、毎週ワクワクした気持ちで見ていたし、その後のスペシャルドラマも、前作の映画「劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室」も大興奮で見ました。
それだけに、2025年8月公開と聞いていた、今回の「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」も楽しみでたまりませんでした。
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鈴木亮平がカッコ良すぎるが、今回は南海MERメンバーもいい!
TOKYO MERの象徴といえば、危険な現場に飛び込んでいく医師、喜多見幸太(鈴木亮平)がメインなのは当然のこと。
彼を支えるサポートドクター、麻酔科医、看護師などのメンバーがいてチームとして成り立つのは、鉄板の展開。
一方、今回の南海MERは、救命医療の経験がない、牧志秀実(江口洋介)というチームドクター候補、常盤拓(高杉真宙)という看護師・ME・操舵士・機関士、知花青空(生見愛瑠)という看護師・ME・機関士、加えて、麻酔科医の武美幸(宮澤エマ)がベースとなる組織。
ここにTOKYO MERから出向という形で、喜多見医師、看護師の蔵前夏梅(菜々緒)が加わっているという編成。
何がすごいって、船を操縦できる看護師がいるってことではないでしょうか。
一人何役もこなさないと海上を利用するMERは機能しないという難しさを感じます。
離島で噴火が起きたら、命は助けられるのか?
どう考えても、鹿児島と沖縄を結ぶ列島・離島医療のために、MERを作るのは採算を考えたら、明らかに赤字なのは言うまでもない。
本来は、ヘリなどの輸送で医療環境の整った病院に早く運ぶのが正しいってことは、誰だってわかっているはず。
今回、噴火という状況では、ヘリなどの空の輸送機関が使えず、海上保安庁などの力を借りたくても、物理的に厳しい場面にあって、南海MERのような、船とERカーを持つ医療体制が役立つことが理解できました。
もちろん、島民たちのお互いの協力がなければ助けられないし、情報も限られた中で、正確な判断をできる人物が不可欠。
明らかに機転が効いて(ご都合主義とも言われそうだけど)、島民もMERのメンバーも奇跡的な行動を行なっています。
中央からの指令もなければ、今までのようにレスキューや警察、自衛隊などの協力は得られません。
過酷すぎる現場で戦う彼らの凄さと、噴火という自然現象をVFX(Visual Effects:ビジュアルエフェクト)技術で画面上に展開する見事さで、見ているものに興奮と緊張を与えます。
今回、プロモーションに全力を注いでいるのは、今年のヒット映画を目指しているから
今回、人気作の最新モノとはいえ、ここまでプロモーションに気合いが入っているのは、少し前に公開された話題の「国宝」への対抗心だという話も耳にします。
映画館に観客を呼ぶために、色々な展開を行うのは、作品そのものに自信があること。
そして、出演者たちも映画に関するプロモーションへの露出量が多いこと。
XやInstagramなどのSNSアカウントも駆使しながら、全力を注いでいます。
おそらく、制作費もそれなりにかかっているだけに外すわけには行かない事情があるのは十分に理解できますが、やりすぎとまで言えるほどの力の入れよう。
映画をヒットさせるには、一人でも多くの人が映画館に行くこと、話題になって、2度目、3度目という形で足を運んでもらうことは絶対に必要な話。
TOKYO MERの場合、ERカーというわかりやすい、アイコンもあるので、各地に出向いて、アピールもしやすいのは事実。
絶対にヒット作にしてやろう!という関係者の熱い想いは、作品の質とシンクロしていれば、俄然、火がついて、多くの人に届くはずです。
人の命を救うことにだけ全力を注げる医師って
テレビシリーズでも、研修医の弦巻比奈(中條あやみ)を、メンバーに選んだ理由を、人の命を救いたいという純粋な理由がポイントだったというシーンがあります。
医師になるには、頭が良いことは当然として、地道な経験を積み上げて、自らの知見を高めて、技術を積み上げて、というステップが必要。
当然、得られるステータス・収入などに目が行くのも間違いではない。
それだけに、無難な医療行為で患者に接したくなるのもわからなくはない。
まして、自分の命を晒すようなMERの医師の行為は、当然ながら野蛮で危険なものと受け止めるのは正しい。
ただ、目の前の命を救うことに全力で、諦めない面々が戦う姿は、こちらの胸に突き刺さる。
もちろん、救えなければ、この作品のコンセプトが成り立たないのだけれども。
どこまでもMERはヒーローの活躍に酔いしれたい作品
TOKYO MERは非現実的だ、とか、ご都合的な展開だと揶揄する声もないわけではない。
それは間違いない。
だって、実際に医師が、こんな危険な現場に入り込んで医療行為をするにはリスクが高いのだから、この意見は正しい。
でも、MERは、戦隊モノのヒーローなんだというコンセプトを制作側が大切にしているという意図は、見るものに感動を与えたい、医療従事者へのリスクペクトを持ちたいと考えて、誕生したのだから、彼らの非現実的なまでの姿、その活躍に酔いしれていいのだと思う。
◆「待っているだけじゃ、救えない命がある。」【映画】「劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室」(2023年公開)必ず、守るという強いヒーローが命を救う
◆ 【名言】「俺たちは応援をされるためにやってるわけじゃない。どんな批判をされても構いません。だけど、命を救うことには手を貸してほしい」by喜多見幸太
◆ 「TOKYO MER」の喜多見幸太医師を鈴木亮平が演じる上で参考にした1冊『世界で一番いのちの短い国』山本敏晴
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。