【映画】「アイス・ロード」(2021年公開)は室温を下げて臨場感を味わって見よう!

映画「アイス・ロード」は大型トラックドライバーが危険な氷の道を走り、荷物を届けるだけのストーリーであれば、退屈な映画になりそうです。

リーアム・ニーソンを主役に持ってくる以上、アクションシーンのない作品に終始するわけはないのですが。

全くノーマークの映画でしたが、最後まで楽しめました。

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リーアム・ニーソンは派手さはないけど、アクションを着実に演じられるスター

1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではジェダイマスターのクワイ=ガン・ジンを演じた、リーアム・ニーソンについて、この数年、Amazonプライムのおすすめ洋画でよく見かけるようになりました。

年齢の割には、身体を動かしてアクションができるし、説得力のある表情も魅力的なスターだと、最近、わかってきました。

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氷の道を走るトラックドライバーのアクション映画

まず、氷の道(アイスロード)そのものが、大きな荷物を運ぶトラックドライバーにとって危険なものなのは言うまでもありません。

爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26 人の作業員の救出装置を運ぶために集められた4人。

ただの人命救助エピソードものかと思うと、思わぬ敵が現れて、アクションシーンが続きます。

タイムリミットもある中で、奮闘して、二転三転するハラハラした展開は、最後まで飽きがきませんでした。

日本人で、同じような作品の主役を任せられるのは、阿部寛ぐらいしか浮かびません。

空輸できないなら、大型トラックしかないけども

今回の背景にある、鉱山での事故のエピソードを見ていると、危機管理のない現場で働くのは命を危険に晒してしまうものだと実感しました。

重たい救命装置を鉱山側がリスクを考えて用意しておらず、空輸ができないので、大型トラックという選択肢はわかるものの、無茶がありすぎます。

そんな危険な仕事も請けてしまうのが、彼らのようなキャラクターたちなのは納得。

それにしても、危険な氷の道を走るにしては、ギャラが安かったのではないかと感じました。

人命を救わなければいけない物語には危険は避けられない

映画「アイス・ロード」でなくても、人命を救わなければいけない物語は、フィクションな世界でも、現実でも起こりえます。

そんな時は、誰かが命を危険を顧みずに動かなければいけません。

東日本大震災の福島原発放射能事故で、東京消防庁のハイパーレスキュー隊は巨大な放水能力をもつ消防車(スーパーポンパー)で原子炉への連続放水を行なったことを覚えています。

原子炉が高熱にならないために、冷やさなければいけないと言う緊急事態に、彼らは命を張って放水作業に取り組んでくれました。

あのような危険な状況に身を置いたのは、職務への使命感だけではなく、放射能事故を拡大させるわけにはいかないという究極のシチュエーションだったと言わざるえません。

ハイパーレスキュー隊員は、一歩間違えば、死んでしまうかもしれない危険な場にいたのは間違いありません。(当時の彼らが、今、どこで何をしているのでしょう)

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できれば、室温を下げて見たほうがいい!

4Dの映画館で見るわけでないとしても、映画「アイス・ロード」は、室温を少し下げて鑑賞したほうがいい作品です。

氷に覆われた世界観に没入するには、ポカポカと温かい部屋だと臨場感が近づきません。

雪山の中で見る必要はないですが、少しは、ストーリーとシンクロするためには、室温を下げるぐらいの工夫はやっておいて損はないです。

後半、ハラハラするシーンが増えてくると、体温は上がってくるので大丈夫です。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。