不要論も吹っ飛ばせる「メンタルモンスター」長友佑都(サッカー日本代表)を知る

スポーツの世界では、ベテランが以前よりもプレーの質が落ちたと思われたり、大きなミスを犯すと、必ず出てくる不要論です。

長友佑都の『[メンタルモンスター]になる。』は、サッカーW杯カタール大会に向けて、選手としてラストチャレンジをしている最中に書かれた一冊です。

彼の強さの片鱗が垣間見れます。

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完璧にこなしてきた男が語る本音

メンタルの強さで戦い抜いた長友佑都というプレーヤー。

世界一のサイドバックになるんだ!と語っていた長友佑都選手は、4大会連続、サッカーW杯の日本代表に選ばれている。

世界最高峰の舞台で戦い続けるプレッシャーを感じながらも、多くの声援を受けてきました。

フィジカルもプレーも完璧にこなせるように実践してきた男が語る本音には深いものがありました。

メンタルモンスターにならなければ、ここまでこれなかった!

長友佑都は、すでにピークを超えている選手なのかもしれません。

年齢を考えても若手が活躍するチームの中ではベテランですし、彼のミスと言われるプレーで負けたとすると、不要論が出てくる始末。

順風満帆ではなく、這い上がってきた彼だからこそ、鍛えられた身体とメンタル。

叩かれても、めげないメンタルの強さがあって、ポジティブさと相まったからこそ、プレーヤーとしての存在感があります。

当然ながら、Jリーガーになり、海外チームに移籍して活躍してきた実績ばかりが注目されますが、実際は、チームの戦略の中で、試合に使ってもらえない時についても、[メンタルモンスター]になる。』で語られています。

批判に晒されても、めげることなく、ポジティブに受け止めて進めるメンタルの強さは、日本でもトップクラスなのは言うまでもありません。

自分に対する厳しい言葉に対しても、真摯に受け入れて、場合によっては反論し、受け流しながらも、ポジティブに進んでいける芯の強さを感じます。

逆を言えば、メンタルモンスターでなければ、長友佑都と言うサッカー選手は、世間から忘れられている存在になっているとも言えます。

チームプレーで相手もいるのだから、是々非々になる

完全なる個人スポーツであれば、自分のパフォーマンス次第で結果が出ます。

ただ、サッカーのようなチームプレーで戦うスポーツだと、一人の判断、行為だけが全てを決するのではなく、その前後の動き、バランス、相手の状態など、トータルで見ないといけません。

もちろん、些細なミスが敗戦の原因になることもあるでしょう。

仲間との意思疎通やタイミングがズレてしまうと、ミスを生むのも事実。

完璧主義者に近いぐらい自分を追い込んでいるはずの長友さんは、結果を受け止めつつ、どこまでもめげずにアグレッシブにチャレンジを続け、ポジティブに考えています。

誰かを非難したいせずに、自らのこととして受け止めて、耐えながら、次に向かっていける強さが、群を抜いています。

今の時代、SNSなどで脚光を浴びたり、突然スターのように躍り出ることはあるものの、その反動として、人はアラを探したり、失敗を叩くことを容赦せずに行っています。

人格否定に近い言葉を投げかけられることも1度や2度ではないはずです。

全てを受け止めつつ、自らの軸をブレずに、前を向いて進んでいける強さは、簡単に手に入れられないものだけに、誰もが欲しているメンタルなのだと思います。

叩かれても、エネルギーにできるかどうか

自分自身が有頂天になっているときは、周りが見えていません。

結果として万能感的なものを感じ取ると、驕り高ぶることは誰にだってあります。

その反動として、何か穴が見つかれば、メディアもSNSも足元をすくてきます。

プライベートな問題、過去の話などを掘り上げて、事実無根なことを声高に騒ぎ、勝手に拡散されていくと、事実ではない話が、現実のことのように認識されていきます。

みんなで叩いている時は、自分も叩いていいという、いじめ体制でありながら、多数派に痛がる人々は、昨日までの英雄だって容赦はしません。

この時に、この苦しい状況をどう受け止められるのか。

長友さんの場合、エネルギーに変換できるメンタルを持っていることが秀逸なのです。

誰もができることではないのですが、少しでも近い感覚になれば、あなたも、私も強くなれるのは確実です。

自分だけのメンタルの強さに拘らないで生きる

メンタルの強さは、時に、わがままで傲慢な人物という見え方になりかねません。

[メンタルモンスター]になる。』を読んでいて、彼は、光を周りに与える存在でありたいというメッセージが響きます。

自分だけが強ければいいのではなく、周りの人も輝かせたいという思い。

だからこそ、その強さに惹かれる人に支えられながら、めげずにどこまでも進んでいけるのだと思います。

サッカーW杯カタール大会で、長友選手はフルタイム出場はしないのだと予想しますが、彼の存在こそがチーム全体を鼓舞するために必要だと、森安監督も認めているのだと理解します。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。