“小さな町をアピールするにはツアー企画が一番” 群馬県邑楽郡千代田町「みどりちゃん」

ツアー旅行の魅力はパッケージ力

先日、家族で、水と緑の発信基地 千代田町ツアー!サントリー利根川ビール工場見学といちご狩り、東武トップツアーズ社主催の春の日帰りツアーに参加してきました。

このツアーを選んだ理由は、「いちご狩り」という家族全員が楽しめるメインイベントが含まれている点、ビール工場見学という社会科見学的な内容がある点、日帰りで鉄道とバスで移動が楽な点がポイントでした。

やはり、ツアー旅行というのは、旅行専業の代理店が企画しているだけに、トータルとして質が落ちることはありません。

自由行動が少ないなどの制限はありますが、残念な結果に終わるケースはとても少ないと感じます。

個人で旅行を計画する場合、内容やタイムスケジュールを組み手て手、宿を取ったり、1つ1つを自分でやっていく楽しさはあります。

その分、些細な不手際やミスがあるとカバーができないのは致し方ありません。

また、個人でうまく設計できれば、パック旅行よりも安く済ませることも可能です。

トータルでのパッケージ力と集客力、企画力に関しては、営利を目的とする企業の力は偉大で、魅力的なものを作り上げます。(お土産店コースの制約などもありますが)

今回の裏テーマは、「千代田町」のアピールだった!!

東武線・北千住駅より「特急りょうもう号」に乗り込み、快適なスタート。

到着した館林駅で周辺駅長さんも含めたお出迎えです。ここまで歓迎されるのは、正直驚きました。バス一台分の参加ツアーなので、オーバーすぎる企画の展開に感じました。

バスに乗り込み、群馬県邑楽郡千代田町へ向かいました。町の公民館に到着すると、町長、町議会議員複数名によるお出迎えを受けました。

なかなか、ツアーで行政のトップが迎え入れるというのは珍しいです。

視察や企業誘致の目的ではない、観光客がターゲットなので、不思議な印象も残りました。

そして、群馬県と言えば、「ぐんまちゃん」というゆるキャラが有名ですが、千代田町には「みどりちゃん」という名前のゆるキャラが存在していることを初めて知りました。(パンフレットに記載されていましたが、当日まで意識せず)

千代田町は、群馬県南東部の人口約1万1千の町。

利根川を挟んで埼玉県との県境に位置するものの、鉄道の駅がないこともあり、どちらかと言えば、無名な町です。

今回のイベントは、千代田町が地方創生推進交付金を使って、1人あたり1,500円の助成をしてもらえているツアー企画なので、町ぐるみで力が入っているのは当然です。

さっそく、野菜収穫体験として、キャベツの収穫。

1人2個までですが、都会の人間からするとスーパーや八百屋に並ぶ前のキャベツに触れる機会はないので、その大きさに驚きました。

帰宅時まで、かなり重い荷物となりました。

次に、眺めるだけで癒される「緑の苔玉作り体験」です。

苔玉作りの方法は、植物(今回の場合、サザンカ)の根を用土(泥)で球状に包み、そのまわりに苔植物を張り付け糸で固定するものです。

初めての経験だったので、地元の造園業の方に教わりながら作りました。

今後、枯らさないように、しっかりとお世話したいと思います。

その後、地元の地域の方々の交流として、ささやかなお買い物ができました。

普通、お土産物屋さんへ、となるのですが、今回は、地元の有志が、ハチミツであったり、ドーナツであったりを手作りしたものを販売するスタイル。

ほんわかした雰囲気が伝わりました。

なまずの天ぷらを食べる!

バスで移動して、割烹旅館「新田屋」で昼食をいただきました。

店名 新田屋
住所 群馬県邑楽郡千代田町舞木70-1
電話番号 0276-86-2008
営業時間 月~日 10:00~14:00
特徴 ランチあり
カテゴリ 日本料理

創業160年の老舗のうなぎ料理屋さんです。田山花袋の小説の舞台にもなっており、貴重な掛け軸も見ることができました。

今回のお昼の食材としては、“なまずの天ぷら”が目玉でした。淡白な味でしたが、とても美味しかったです。

楽しくいちご狩り 「やよいひめ」を初めて味わう

次は、当日のメインイベントのいちご狩りでした。

斉藤いちご園さんは、通常、いちご狩りを行っていないそうで、特別の計らいで、ビニールハウスに入らせてもらいました。

農園名 斉藤いちご園
住所 群馬県邑楽郡千代田町大字新福寺417−1
電話 0276-86-3110

群馬県産の「やよいひめ」という品種のいちごを30分食べ放題でいただきまいた。

今まで食べたことのない品種のいちごでしたが、本当に甘くて時間制限内で誰もが満足して、お腹いっぱいになりました。

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齋藤いちご園さんでも、当日収穫された野菜のお買い物をしようかと悩んでいたのですが、既に、先ほどのキャベツ(1人2玉)があるので、躊躇して帰ろうとバスに乗り込みました。

すると、サプライズとして、人参を袋一杯につめたものをプレゼントしてくました。大きな人参をたくさんもらえて、ツアー参加者は大喜び。もちろん、帰りの荷物は重くなりましたが。

サントリー利根川ビール工場見学・ビール試飲

次に、もう一つの目玉、サントリー利根川ビール工場見学・ビール試飲にバスで向かいました。

こちらも、通常は見学を行うことはないそうで、他の見学者は誰もいません。大きなビール工場内をアテンドしてもらいながら、ビールへのこだわり、特に水や工程について教えてもらいました。

残念ながら、当日、工場自身は稼働していなかったのですが、映像を見ながら、ワクワクさせられました。

最後に待っているのは、お決まりの新鮮なビールの試飲。

今回は、ビール職人たちのこだわりの「マスターズドリーム」をいただきました。

丁寧な作りを感じる、美味しいビールで、特別な時に、大切な人と飲みたいビールという印象が残りました。

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お見送りも地元の方々のあたたかい気持ちが伝わりました

ここまでで、満足感いっぱいなところですが、最後が、利根川を赤岩渡船に乗っておよそ5分で対岸の埼玉県へ渡るという企画。

県道扱いの船のため、無料サービスになっているとのこと。

ここで、地元の和太鼓演奏とみどりちゃんのお見送りです。

子供たちは、再登場のみどりちゃんに大興奮。

みどりちゃんもメジャーなゆるキャラに負けないサービス精神旺盛な動きを見せてくれました。

埼玉県羽生までバスで移動し、東武鉄道の特急「特急りょうもう号」に乗って、帰宅へ向かうツアーでした。

お決まりのお土産・プレゼントは、東銀座「ぐんまちゃん家」(アンテナショップ)で使えるお買いの10%割引券と、ぐんまちゃんタオルとぐんまちゃんボールペンです。

このプレゼントこそが、このツアーの企画に関わるポイントでした。千代田町の職員が、現在、東銀座のアンテナショップへ出向しており、その方とツアー会社が共同で地元ツアーを企画した手作り感です。

1つ1つは、有名な観光地のようなものはなくても、地元の良さを伝えたいという思いと、久保田町の皆さんの優しい思いが伝わるツアーでした。

東京オリンピックに向けて、各観光地がインバウンドを強化したいと考える傾向は高まると思います。

ポイントは、特色をどこまで伝えるか、その地域や町を気に入ってもらえるかだと考えます。

今回のツアーを通して、千代田町の良さは十分に伝わり、もしかすると、ふるさと納税を考える方が出てくるかもしれません。

さらに、将来、移住してみたいと思える家族がいたら、大成功のツアーイベントだったと言えるでしょう。

是非、色々な地域へ足を運ぶ旅行として、ツアーを利用してみましょう。

マイカーや自分のオリジナルなプランでないですが、楽しめるものはいっぱいあります。

もちろん、国内旅行に限らず、海外旅行などでもオススメです。

昔の日本人のように首からカメラをぶら下げる人はいなくなりました。

スマホやデジカメをさりげなく出すので自然に振る舞えてます。(笑)

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。