満員電車の立ち位置を考えながら、働き方の未来を想像してみる

満員電車って、人の流れに身をまかせつつ、自分の立ち位置を確保しないといけません。

ものすごい混雑でストレスを感じて険しい顔で、お互いの距離が近くなっています。

本当に、このライフスタイルで幸せになるのでしょうか。

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「バッグが挟まったんですけど!」

満員電車で、目の前の電車のドアが半開きな状態になりました。

「ドア故障?」

という疑問が湧いたのですが、数秒後

「バッグが挟まったんですけど!」と女性の大きな声が聞こえてきました

駅員が飛んできて、ドアに引っかかっていたバッグの紐を引っ張り、ドアが普通に開きました。

ドア付近で大渋滞気味になっていた乗客はお互いを押し合い、圧し合いしながら、動き出しました。

その一部始終を見ていた当事者としての私の感想としては、2つ。

この場面でバッグ挟みをした為に、多くの人に乗降に迷惑をかけた本人は、恥ずかしい気持ちと困った表情を示しただけでした。

お気持ちはわかりますが、そもそも、ドア側に立っている時点で、ドアに巻き込まれないようにするぐらいの感覚はなかったのか、ということです。

「皆さん、ご迷惑をおかけしました」

この一言を、その女性に言ってほしいというのが本音でした。

電車遅延の原因は色々だけれども

純粋な混雑もあれば、機械の故障、急病人の対応、人的トラブル、など多岐に渡ります。

今回の女性もバッグを抱えるとか、ドアから少し離れた位置に立つという配慮があれば、済んでいた話です。

混雑しているので余裕がない、ハプニングなのではありますが。

ポイントは、自分の立ち位置や状況を予測できていなかったことは問題なのです。

もちろん、満員電車というのは、不可抗力的な形で、自分の立ち位置は思わぬ方向に動いてしまいがち。

しかも、社内ではスマホをいじったり、別のことを考えていたりすると、心ここにあらずな人も多いですよね。

彼女はバックが挟まれた被害者なのかもしれませんが、他の乗客にしてみれば、電車遅延の原因をつくる、迷惑をかけた加害者にもなります。

最近、些細な被害を被ると必死なアピールする人を見かけませんか?

その結果として、相手や第三者にかなり迷惑をかけている事実。

相手や周囲への理解不足を感じます。

自己主張をしなければ負けと感じる人が増えてますが、相手のことを考える冷静さと思いやりも必要です。

東京や都市で働くことは幸せなの?

もう1つは、ここまで混雑した電車に乗らなければいけない、東京で働く人(自分も含めて)は幸せなのか、という思いでした。

時差通勤として、フレックスにより、早出勤、遅出勤などと構成を変えたり、在宅勤務やサテライト環境で仕事ができる人が増えれば、大きなビル群に飲みこまれるように通勤する必要はなくなるのではないかという思いが残りました。

都内及び周辺には住宅が増え続けて、都心に通勤・通学に向かう人は増えています。各鉄道会社などの交通機関も、さまざまな工夫をしています。

ただ、物理的に移動する人の時間を計算してみると、恐ろしいことになります。

通勤往復2時間×都心で働く人数×1人の労働単価

これを計算したら、とてつもないコストがかかっており、非生産的な時間であるという認識につながるでしょう。

在宅勤務ではなくても、サテライトなコワーキングスペースをベースにしながら、必要に応じて、都心のオフィスに出勤するような形態になれば、彼女もバックが挟まるようなことはなかったはずです。

オフピーク通勤ができる、都心から下る通勤ができるような働き方が理想ですよね。

ここまで書いていて、イケダハヤトさんの『まだ東京で消耗してるの?』を思い出しました。

限界集落に住んでも、仕事も生活もできるのだから、東京(都市部)にしがみついて生きるのは、本当に幸せなの?という問題提起の一冊。

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価値観は、人それぞれですし、産業構造的にも、東京や都市部に暮らすメリットは十分にあります、

せめて、あの誰もが不愉快に感じる満員電車に揺られる時間がなくなれば、ストレスや疲労の一部は減るのではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。