「マルチタスク」を今すぐやめよう!1点集中で素早く片付けるべし

タスクが多すぎて、同時並行に処理をしないと困る状況に追い込まれていませんか?

マルチタスクといえば聞こえはいいですが、結果的に非効率になるという報告や記事、レポートが増えています。

なぜ、マルチタスクがダメなのか。1点集中で素早く片付けるほうが良いのかを調べてみました。

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「マルチタスク」を今すぐやめよう!1点集中で素早く片付ける

同時並行に仕事をこなす、マルチタスクワーカーって、以前は、とても優秀な人という印象がありました。

外資系金融機関のアシスタント職などは、まさに「マルチタスク」ができるかどうかが、優劣の分かれ目と言われていました。

あれこれを同時にこなせるって人は、スーパーマンのように勘違いしていませんでしたか?

ところが、最近、目にする記事や情報は、マルチタスクのマイナス面を語ることが増えています。

人間は本質的に”マルチタスク”はできない(PRESIDENT 2019年2月18日号 

こちらの記事を読んでも、マルチタスクのデメリット部分が取り上げられて、一点集中で素早く片付けていくことの重要性が語られています。

脳への負担を考えても、シングルタスクでスピードアップしたほうが最適な結果が得られると言われています。

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そもそも、マルチタスクって何?

そもそも、マルチタスクって何なのでしょうか?

1960年代以来、心理学者は人間のマルチタスクに関する実験や研究を行ってきた。

スタンフォード大学の研究者 クリフォード・ナスは、マルチタスクの習慣を頻繁に継続すると能力が向上するのではないかと考えた

研究の結果、人間がマルチタスクをするとき、脳の中の別々の領域で処理を行っており、同時に並行処理しているわけではなく、それを短時間で頻繁に切り替えを行っていることがわかった。そして、それぞれの処理に関して集中して行うことができなくなっていることがわかった。たとえば2つの作業をマルチタスキングした場合、それぞれ50%の処理能力を維持するわけではなく、80~95%も低下する傾向となる。マルチタスクは明らかに生産性を低下させていることを示した。(Wikipedia 「マルチタスク」より引用)

同時並行に思考や作業をすると結果として非効率になるとしても、やらなければいけないことが複数ある状態。

あっちをやったり、こっちをやったり、どちらも完結しないまま、ずるずると時間が奪われていく姿。

私の場合、最近、本の併読をやっていますが、結果として1冊を読み上げる、理解度という点ではパフォーマンスが落ちています。

読みたい本がたくさんあるから、かいつまんで、あちらの本を数ページ、こちらの本をしばらく読んでみると、やっていると、読書に割いている時間は多いのに、インプットの量も精度も落ちていることに気がつきました。

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学生の頃、ラジオを聴きながら勉強をしても、集中できなかったのと同じことが目の前で起きています。

「ながら勉強」

親から怒られた、記憶がよみがえりました。

あれこれ作業途中で入れ替えを頻繁に行いながら同時並行しようとすると、「ながら勉強」と同じように、やっているわりには、実になりません。

脳の中身がグルグルするほど並行思考すると疲弊する!

並行思考を続けて、マルチタスクをやっていると、脳をフル活用したような錯覚が芽生えます。

ところが、脳の中身がグルグルしているだけで、中途半端な状況が続いて、結果として疲弊するだけなのです。

同時並行に思考や作業をすると結果として非効率になります。

必死に頑張っているのに、うまくいかないという人は、マルチタスクに無理やり自分を追い込んでいるのではないでしょうか?

まずは、マルチタスクなやり方をやめて、1点に集中しましょう!

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1点集中でスピードアップすると、生産性が格段に上がる

やはり、シングルタスクを積み上げていったほうが、結果としては生産性が上がります。

もちろん、完璧に終わることはないとしても、今、目の前のことに全力を傾けて、余計なことはすべて無視するというスタイルです。

あなたが、1点に集中することで、スピードが上がってきます。

そして、一程度まで仕上げたら、完全に切り替えて他のことに集中するのです。

脳の疲れ方が違うので、結果として、生産性の向上につながります。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。