あなたはどっち?巻き込まれる多忙とセルフな多動

多忙と多動の違いを知ってますか

多動という言葉を聞いて何を感じますか?

小児の行動異常の一。落ち着きがなく動き回る症状。多くは注意の持続困難や衝動性を伴い、学習障害をきたす。(大辞林 第三版)

子供のADHDなどが思い浮かび、落ち着きのない姿をイメージしていますよね。

最近は、大人でもこの症状と診断される方が増えているようでさはさ。

一方で、堀江貴文さんの著書『多動力』以降、好きなことをどんどんやる自由な生き方みたいな印象も高まってます。

実際には、忙しい毎日を過ごす現代人は、本人の意思や希望ではなく、巻き込まれる多忙も存在しているのをご存知ですか?

巻き込まれる多忙には疲弊が伴う

最近、私自身、仕事上で多忙に追い込まれています。

予測できるものならばスケジュールに組み込んでおけるはず。

降って湧いた仕事、プロジェクトやワーキンググループにどんどん巻き込まれています。

結果として、マルチタスクになり、疲労が積み重なっています。

多忙な状態が、自発的ではない点に不満もたまります。

もちろん、予定通りのブレない日なんて少ないので、余白や余裕などを用意しています。

ところが、どの案件も途中から巻き込まれてくるものが増えると、優先順位のコントロールがなくなります。

どれもが急ぎ、早く成果を出したい。

要望はわかるものの、私個人の能力と時間は有限。

休憩やプライベートの領域を削りとることになり、疲労感が増すばかり。

働き方改革の真逆な展開に、心が拒否反応を示しつつ、脳はこなそうとする。

多忙な受け身タイプの多忙は、長期的には身がもたないので良くありません。

大事なポイントは3つあります。

・自発的にやりたいことではない。(仕方なく巻き込まれる)

・ゴールが見えない、もしくは、無駄に感じることにやらされ感が伴う(逃げられないケースが多い)

・達成感を得られない。(自分がやりたいことではないので当然の感情です)

セルフな多動を目指すには、断る勇気が必要

私は、超多動な人間ではありませんが、本来は、仕事以外の時間を有効に使い、楽しい人生を歩むという意味で、サードプレイス を提唱して、拡張する人生を送ろうと訴えています。

人生を拡張するためには、今までの自分が経験していないこと、知らない世界を知るために、一歩ずつ踏み出す行動が必要になります。

好きになりそうなこと、興味が人に会おう、など考えれば時間が必要になります。結果として多動になります。

1つ1つは短時間のアクションだとしても、数をこなせば、それなりになってきます。

仕事などを受け身でやる多忙ではなく、自分が望んであれこれ動き回る、多動は人生を変えていくきっかけになります。

私自身は、現在の多忙に偏った状況を立て直すプランを立てています。

前もって、仕事以外の時間を自分のやりたいことに振り分けて確保してしまう。

また、無理を言われた場合、断る勇気をしっかりと持つことです。

「予定があって無理です」

「納期として受けられません」

「Amazonプライムじゃないので、急ぎの対応はできません」

「もっと時間をコンパクトにしてもらえませんか」

「その会議に私は必要ですか」

単純に断るのではなく、アンサーのバリエーションがあればステキなコミュニケーションに感じさせられます。

同じようにバタバタしていても、心地よく何かを感じられる多動と、嫌々な気持ちを引きずりながら巻き込まれる(受け身)多忙では、疲労感も満足度も違ってきます。

最後に、なんでも大至急で依頼する人へ

無理ハラ(無理を押し通そうと圧力をかけるハラスメント)

って言葉を作りましょうか?

<「多忙」(忙しい)と「多動」(行動力)に関する本>

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。