なんらかの発信者は批判にさらされる覚悟が必要
リアルな世界の表現者、発信者など目立つ方は、ファンがついた数だけ、アンチがいるものです。
もちろん、発信している内容が不確かであったり、事実を捻じ曲げていれば、批判を受けるのは仕方ありません。
今まで、アンチの声がダイレクトに届くことはありませんでした。
あなたのこと大嫌いです!
などと面と向かって言ってくる人なんて、ほとんどいないので。
インターネットの時代になってから、情報を発信する個人が圧倒的に増えたことと、その言葉や内容に対して批判する人が増えて、お互いの距離が近くなりました。
しかも、オブラートに包まずに、ダイレクトに反論してくるので、感情的な対立になりがちです。
発信者になった以上、自分の考え方や意見と対立する人がいても当たり前だと認識しなければなりません。
見ず知らずの人が自分の言いたいことを理解していないと、その相手に腹が立ちます。
さらに、その反論や、反論への反論などが出てくると、周りが神輿を担ぐように盛り上げていきます。
かつてであれば「祭り」とか、今ならば「炎上」と言われる世界です。
傍観者ですら、その姿を目の当たりにすると、参加者の一人になったような錯覚をえます。
そもそも、自分と他人が100%同じ主張をするはずがないとわかっているはずなのに、他人に対して感情をむき出しにすると、醜い戦いになります。
批判にさらされる覚悟は誰もが持たなければならない時代になり、その批判を第三者も冷静な目で見るリテラシーが求められるようになっています。
信じる、信じないじゃない!アンチもあなたに興味を持ったファンの一部だから
私は、この意見の対立、批判や反論のやり取りを見ていて、1つの事実に気づきました。
もし、相手に興味関心がなければ、何もしないはず。
相手の信者とか熱烈なファンじゃなくても、自分に意見を言ってくれる人、アンチな存在も大事なファンの一部と考えてみたらどうでしょうか。
人生の貴重な時間を割いて、あなたに対峙してくれているなんて、ありがたい存在のはずです。
謝ってしまえばいいとか、論破すればいいという話ではありません。
意見に反応をして、コメントや感想を伝えてくれた相手に感謝してみましょう。
もしかしたら、自分が知らない、気づかない、忘れていたことを丁寧に教えてくれているのかもしれません。
一番もったいないのは傍観者として、振り回されるだけの立場になること
意見、反論、加担する参戦、などと登場人物が増えて燃え盛っている中で、無視をするのでもなく、傍観者になっている方も多いと思います。
どちらの意見に同調することもなく、ただ、生ぬるく様子を伺っている立場。
痛みも、苦しみも、情熱もなく、なとなく世の中の流れに振り回されるだけの立場。
ムードに乗っかり、好き勝手なことをする輩も問題ですが、この何もしないで、流れの中で右左に漂うだけの存在こそが、一番もったいない傍観者なのです。
中立だから、冷静に物事を見ているとおっしゃる方もいますが、本当でしょうか。
真ん中にいるようで、実は、やじろべえのように右往左往しているに過ぎないからです。
いっそのこと、完全にその情報を切り捨てて、別のことに意識を向ける人の方が立派です。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。