本音ストレートなタイトルの本を読みながら「価格」と「価値」を考えてみた

日本人は、本音を隠して建前で話をすると言われていますが、「働きたくないけどお金は欲しい」と大きな声で叫べる人は少ないでしょう。

不真面目や不謹慎だと思われるからでしょうか?

一度、冷静になって「価格」と「価値」という観点から考えてみましょう!

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働かないでお金を得る方法を信じられますか?

最近、街中の飲食店、工場、など色々な場所で外国人労働者が働く姿を見かけます。

一方で、日本人の働き手の数が減っている。

若者が溌剌として働いている現場を見かけなくなった気がしませんか?

仮説ですが、一部の若者たちは「働かないでお金を得る方法」を身につけている(実態としては一時的なもので、反永久的に成功するかはわかりません)のが、世間的に見えていないからかもしれません。

実際に働かないでお金を稼ぐ方法はあるのでしょうか?

ズバリ、あるのだと断言しておきます。

今回、このことを学ぶために、投資家・遠藤洋さんの著書『働きたくないけどお金は欲しい』をベースにしながら考えてみます。

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誰かを喜ばせて対価としてお金をもらえてますか?

給料をもらう、収入を得る、いずれの場合も、自分の何かを提供して、誰かを喜ばせた対価としてお金を得ています。

相手が顧客なのか、上司なのか、状況は個人によりますが、結局は、相手を喜ばせなければお金にはならない。

その結果、仕事として収入を得ているというベースを忘れてはいけません。

お金持ちだけが知っている資産形成の方程式

投資で資産を増やして行けば、収入がゼロになっても大丈夫という理屈はわかります。

資産形成に関しては鉄板の公式があるのは有名です。

【公式】資産形成=収入ー支出+資産×利回り

1.収入を増やす

2.支出を減らす

3.資産の利回りを高くする

簡単にできそうなのは、支出を減らすことだと誰もが考えがち。

ただ、実際は、収入を増やそうと足掻いて、転職や出世、独立起業や副業を目指す方が多いものです。

簡単に収入を増やせる人も、実は少ないもの。(労働として稼ぐ場合は特に厳しい)

そこで、資産の利回りを考えなければいけません。

このあたりの基本から述べているのが、投資家・遠藤洋さんの著書『働きたくないけどお金は欲しい』です。

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お金から自由になるための3つのステップ

1.資産を増やす

浪費の支出をなくし、浮いたお金は資産に追加して運用に回す

2.利回りを増やす

投資の知識をしっかり身につけ自分で資産運用する

3.不労所得を増やす

労働所得だけでなく、不労所得(セミ不労所得)を増やすために働く

投資家・遠藤洋さんの『働きたくないけどお金は欲しい』で書かれている基本部分は、誰もがしっかりと考えれば理解できるもの。

収入・支出・運用の3本柱をしっかりと考えてやりきることで、お金に働いてもらうことを目指すのは、かつてブームになった、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん貧乏父さん』を読まれた方たちからすれば、普通の考え方として定着しています。

実践できる、できないは別問題ですが、方法論のベースは頭にあるのですから、実践あるのみ、と捉えるのが正しいでしょう。

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価値と価格は違うもの!

投資家・遠藤洋さんの『働きたくないけどお金は欲しい』の中で、私が一番、ヒットしたのはこの部分でした。

価格:何かを買う時に支払うもの

価値:何かを買う時に手に入れるもの

私たちは、日常、目に見える価格で何かを判断しています。

例えば、旅行や宿泊料金を、1万円だから安い。10万円だから高い、などと価格で判断します。

しかし、その体験が二度と味わえない特別なものという価値があれば、10万円でも安いという考え方ができるのです。

逆に、1万円で安いと思ったものの、宿泊施設のサービスなどが酷過ぎれば、価値が低かったものになるはず。

価値と価格の意識をしっかり持たないと、目先の金額という価格だけに縛られると損得感情を間違えてしまうものなのです。

お財布や銀行口座などの預金から、いくら所有している、もしくは、いくらまで使えるから、買う、買わないではなく、その対価の価値があるのか、ないのかを冷静に判断できなければ本当の幸せは得られないとしたら、日々の考え方や行動が変わってきます。

最後は、投資していこうぜ!になってる本ですが

投資家の遠藤洋さんが書いた本ですから、後半に進めば、投資の考え方、方法論などにまで至ります。

ここまでいく前段階の考え方が、この本のタイトル通り『働きたくないけどお金は欲しい』という本音ベースから考えても良いのかどうか、ということです。

個人的には、自分が楽しい、適性がある、社会に価値を提供できていると感じられる仕事を通してお金を稼げることが前提であって欲しいとは考えます。

ただ、そのために人生の大半の時間を使い果たして、本来、やりたいことができないならば、お金を楽に得る方法を盛り込んだ生き方を考えるのが妥当だと思っています。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。