男性が女性を「ブス」と呼ぶと失礼な発言と受け止められます。
女性自身が自らを「ブス」と呼ぶと、印象はどうなるでしょうか。
謙虚な自己認識として認められるというよりは、痛いと感じるのが普通かもしれません。
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ブスのマーケティングという切り口を女性が書くって
女性に向かって「ブス」という言葉は、失礼なフレーズなことぐらいは誰にだってわかるもの。
田村麻美(著)『ブスのマーケティング戦略』というユニークな一冊があることは、私のメンターである、徳本昌大さんから教えてもらいました。
徳本さんのブログ:田村麻美氏のブスのマーケティング戦略の書評
この本は、著者自身が自ら「ブス」というカテゴリーの存在であることを素直に語っている点が秀逸すぎます。
なぜ、田村麻美さんは、この本を書いたんだろうと思いながら読み進めました。
自分が「ブス」であると認めて、戦略を持って生きる
自らの半生を振り返りながら、どうやって生きてきたのか。
生き残り戦略を丁寧にまとめています。
本の中盤は、あまりにも性欲満載な部分があり、人前では読めない、ここでは書けない表現が続きます。
ブスだからこそ、自分がどういう生き方をすればいいのか。
彼氏に選ぶターゲットはどんな相手が良いのか。
どんな合コンをすればいのか。
既婚者男性の私ならば、落ち着いた心境で読めますが、ど真ん中のターゲットであれば、読むことに躊躇してしまうかもしれない内容。
引け目を感じるのではなく、生き残るため、自分が勝つための戦略を積み上げるプロセスを、リアルなマーケティング用語を駆使して書いています。
どこに行けばブスは戦えるのかという、ブルーオーシャン戦略の話などは実に奥が深いものに感じられました。
結局、ブスの勝ち組になれたから本に仕上がったのは間違いない
税理士として働いているのに、仕事がそこまで好きではない田村さん。
それでも、彼女は自分のキャラクターを確立しながら、結婚をして、出産をしてママになって働く人生を歩んでいます。
結局、ブスの勝ち組になれたからこそ、書けた一冊。
この本を書けないような世の中、大半のブスたちに向けて、彼女は上からモノを語っているわけではありません。
男性ではなく、同性で彼女に近い「ブス」とカテゴライズされる女性は、この本をどのような気持ちで読むのか、その感想を知りたくなりました。
※ 私自身は容姿だけでは異性を判断しませんので、誤解をなされませんように。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。