あなたやあなたの周りで、たった一言をきっかけに関係性が壊れるシーンはありませんか?
最近、気が短くなった、短気になったと言われることが増えています。
駅構内で「ぶっちゃだめ!」なんてポスターがあるくらいですから、誰もがイライラしているのかもしれません。
ヘソを曲げると、タチの悪いことで近親者には有名な、サードプレイスを広げていきたい私が、家庭内で起こる一言から相手を傷つける、心理的暴力の話を考えていきます。
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家庭内の会話の中で思わず吐いた一言で、相手を傷つけているなら、すぐに謝ろう
会話の中で思わず吐いた一言で、相手が激怒するという場面が増えています。
やり取りの中で、あなたが相手へ伝えた一言、もしくは、相手があなたへ伝えた一言。
たった一言。
このたった一言で始まる家庭内不和、夫婦喧嘩や親子ゲンカ、もDVの1つと考えられます。
ドメスティック・バイオレンス(略称:DV)とは、同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力(身体的暴力lだけでなく、心理的暴力、経済的暴力、性的暴力も含む)のことである(Wikipediaの記載を一部抜粋)
近親者、家族だからこそ言える本音というのはあります。
他人とは言えない関係だからこそ、はっきりと伝えなければいけない場面が日常的に起こるでしょう。
この時、相手へ伝える一言の中に、さりげなく伝えてしまうフレーズ。
相手にそのフレーズが刺さると、一気に相手を怒らせます。
怒らせるだけではなく、傷つけてしまうのです。
これを繰り返すと、心理的暴力としてのDVだけではなく、親子間であれば虐待にもなりえます。
聖人君主、仏様のように家庭内で生きられる人は少ないと思いますので、相手を傷つける、尊厳を壊すような発言をしてしまうことはあるでしょう。
家庭内だからこそ、表立って見えることはありませんが、実はたくさんあるのではないでしょうか。(統計が取れないデータです)
相手を傷つける発言をしてしまった、相手を激怒させたり、傷つけたならば、早めに謝ることで関係性を破綻させない道を選びましょう。
たった一言でも相手の人生を左右するのは名言と問題発言は一緒だから
家庭内会話の中で、ヒートアップすると、思わず相手の良くないところ、ダメに見える部分に対して、暴言に近い言葉を投げかけてしまう。
これは相手への信頼というよりは油断が原因だと考えています。
職場や友人関係の中では、よほどのことがない限り、相手へ傷つける暴言は吐きません。
政治家であったり、有名人の行為に対して、Tweetでディスるのとはわけが違います。(この行為が健全だとは思いませんが)
たった一言だから寛容に許してあげればいい。
いちいちイライラ怒ってもキリがない。
その通りです。
誰だって、スイッチが入ってしまう瞬間はあるのです。
ある名言を知って、自分の座右の銘として記憶するように、暴言だって相手の胸に深く突き刺さるのです。
ダメージが発生するだけに、相手が怒ってしまったと思ったら、まずは、すぐに謝らないと関係性は悪化します。
家庭内不和なんて、こんな小さなことから始まるものです。
あなたは下手くそだからと言われてヘソを曲げた私
私自身が、この家庭内不和につながる暴言と感じた例を取り上げます。
ある日、身体的に疲れていた妻が、洗濯物を畳まずに積み上げたままでした。
私 「ねえ、洗濯物を畳んでくれないかな。クシャクシャになってしまうよ。」
妻 「どうせ、干してる段階で下手くそなの!いつもクシャクシャだから関係ないでしょ!」
私 カチーン! (言葉や行動の描写などは省略しますが、ご想像ください)
この前後の会話はありますが省略します。
我が家では、朝、洗濯物を干すのが私の家事の1つ。
仕事に行く前の忙しい時間帯なので、眠かったり、コンディションが良くなくても干しています。
結果として、シワを伸ばしきれないまま、干すこともあります。
ええ、乾燥機付きの全自動洗濯機があれば、この手間は不要なのはわかっています。
しっかり干す洗濯の習慣を続けています。
妻は、朝食を作るなど忙しい時間帯なので、私が比較的簡単に手伝えるのが洗濯物を干すという行為です。
畳むのは夕方以降の妻の役割という分担。
畳む人の立場で考えると、クシャクシャな状態の洗濯物を見かけるとイラっとするのでしょう。(冷静になると、反省はします)
ただ、いつもクシャクシャ、と言われると、日々の朝の家事を全否定された感じで受け止めました。
もし、「クシャクシャな洗濯物があるのでちゃんと干すように注意してね」であれば、私は素直に聞き入れて、今後、気を使っていくでしょう。
ただ、いつもクシャクシャ、と言われた途端、私のスイッチが入り
今後、俺は洗濯物を干さないと決めたから!!
とキレたわけです。(大人気ないとも言いますが、前後の会話の文脈を超えて、いつもクシャクシャ、と言われると全否定と受け取ってしまったのです)
この時、怒った私に対して、すぐに妻が謝ってくれれば、私の感情が傷つくことはないのでしょう。
ヘソを曲げた私は、干すことをボイコットして、自分の洗濯物を畳むだけの毎日です。
相手は感情を持っている人間だから一言の重みを忘れずに
職場や世間の中では、どんな言葉として伝えればいいのか、慎重になります。
忖度するとは言わないまでも配慮をしているはずです。
家庭内だと手加減なく、辛辣な言葉・フレーズを相手に伝える傾向があります。
大事なのは、相手も感情を持っている人間なので、さりげない一言でも傷つけてしまうという理解力です。
口にした言葉は、取り戻したり、消すことはできませんが、早々に丁重に謝ることはできます。
もちろん、言葉を受け流す気持ちのゆとりがあれば、ガチンコでぶつかることはないのですが、お互い人間ですから。
家族も他人と捉えて、最低限、節度を持ったコミュニケーションを心がけていきましょう。
暴言に関する本
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。