脳科学者の友田明美さんが伝える「マルトリートメント」を知ると養育が楽になる!

しつけのつもりで叱っていたことが、子どもの脳を気づけているとしたら・・・

子育てに悩まない親はいないと思いますが、自分の接し方が「マルトリートメント」でないかどうか、一度考えてみませんか?

脳科学者の友田明美さんの本を読んで考えてみました。

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子供の虐待って、こんなに種類があるなんて!

定期的に児童虐待に関わるニュースが入ってくる度に、心が痛みます。

児童虐待の種類が性的虐待や体罰(暴力)やネグレストばかりに誰もが注目しがちです。

この虐待の種類に、暴言虐待というものがあるのを初めて知りました。

しかも虐待の種類によって、被虐待児童の脳が萎縮するようなことが起きているというのが脳科学者、友田明美さんの研究から発表されています。

親ならば、子供に厳しい言葉で叱る、怒ると言うのは日常茶飯事の出来事。

これが暴言虐待になると言う認識は、世間的には理解されていないのではないでしょうか。

我が子なのに、言うこと聞かないし、ワガママだし、ほんと困ると言う親の気持ち

子育てというものは、自分が子供の時には自らの親がやってくれたことなので、誰もが人の親になれば簡単にできるというものではありません。

子供は、親の理想や希望通りに動くわけではなく、自分の意思を持ちながら、勝手な行動をするものです。

そこで、親は、子供に怒鳴る、叱る、場合によっては、叩く、などの「しつけ」という名の行為に及びます。相手が思い通りにならない、イライラをストレートにぶつけています。

実は、こういう親の行動が子供の脳を傷つけているという事実を伝える、脳科学者がいます。福井大学の友田明美さんです。

子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)』友田明美

不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる。脳科学が明らかにした驚くべき事実

「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されました。

傷ついた親子に幸せを~小児神経科医・友田明美(2018年11月5日放送) http://www4.nhk.or.jp/professional/x/2018-11-05/21/25501/1669512/

私は引き寄せられるように番組を見ました。

「マルトリートメント」って何?不適切なかかわりとは?

「マルトリートメント」とは、子どもに対する大人の不適切なかかわり全般を意味する言葉です。

明らかな暴力や虐待はもちろんですが、日常の中に潜んでいる行動、夫婦喧嘩、心ない言葉、スマホ・ネグレクト、兄弟間の差別なども、大人の側に加害の意図があるか否かにかかわらず、行為そのものが不適切であれば、それはマルトリートメントと見なされます。

脳が変形してしまうほどの影響が親の言葉から発せられた結果だとしたら、本当に恐ろしい事実だと感じます。

親であれば、自分の都合、世間体など色々な観点から、自らの子供を普通のレベル以上の存在になってほしいと求めます。

ただ、子供自身は、何を考えてどう生きているのか、何を望むのか、しっかりと話し合うことが必要です。親子というよりも、1人の人間同士というスタンスであれば、暴言などの不適切な関わりになることはありえません。

人の親として、日常、どのような言葉を投げかけているのか、見直してみようと思える一冊でした。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。